トマトの神様とオムライス@高知県日高村
オムライスで大成功した村おこし!
シュガートマトの産地、高知県日高村。高知市から車で西に30分ほどにある人口5000人の小さな村です。この村が10年かけて取り組んできたのが「オムライス街道プロジェクト」。
日高村で育った甘いシュガートマトで作ったソースを使って、村内にある飲食店で、スタンプラリー形式でオムライスを楽しむ村おこしプロジェクト!トマト産業の活性、観光事業の活性、そしてふるさと教育として未来の子どもたちのための誇りある村づくりを、10年計画で進めてこられた戸梶元村長は、4期16年の任期を全うし、2024年5月31日付でご勇退(退任)されました。オムライス街道では10年間で累計約65万食ものオムライスを販売し、観光としても大きな成果を残しました。
オムライス街道との出会い
オムライス街道との出会いは、2015年にさかのぼります。まだプロジェクトがスタート間もないころ、さらに僕が会社員時代に高知県庁の観光事業の視察でたまたま訪ねたのが最初の出会いでした。お客さんも少なく、賑わいもほとんどない村内でしたが、このプロジェクトの企画の面白さに将来性を感じて取材をさせてもらいました。以来、僕自身がすっかり日高村のファンになってしまい、頻繁に村に遊びにいくようになりました。
取材で印象に残っていたのは、戸梶元村長の「子どもたちに誇りを持ってもらえる村にしたい」というもの。というのもオムライス街道をスタートする以前は日高村は水害の村としての認知の方が高かったそうで、暗いイメージがついて回っていたそう。「子どもたちがずっと日高村に住みたいと思ってもらえる明るい村づくりをしたい」、そんな願いをお聞きしましました。
当時、日高村をおとずれた時の動画が残っていました(2015年)。
僕にできることはないだろうか?「トマトの神様」をプレゼント!
2015年12月、僕は独立し、株式会社TAN-SUを立ち上げました。
会社を設立して一番最初にやりたいと思っていたのが、日高村の子どもたちに親しんでもらえる音楽を届けることでした。そのためのアーティストを探し、一緒に作ることを決めて今いた。そんな縁で出会ったのがリベットボタンです。
リベットボタンと一緒にオムライス街道のテーマソングを制作し、日高村の子どもたちにプレゼントするところから今のTAN-SUと日高村の物語がスタートしました。完成した曲が「トマトの神様」という曲です。
この曲をつくる前、僕はトマトの神様というオハナシを書き、それを元に曲作りをスタートしてもらいました。このオハナシはオムライス街道第4弾のパンフレット冒頭のポエムとして掲載してもらいました。
むかしむかし、日高村にはトマトの神様がいたそうな・・・
そんな書き出しだったと思います。
トマトの神様は子どもからお年寄りまで誰が聴いても親しみをもってもらえるようにメロディをシンプルにしました。そして晴れてオムライス街道の応援ソングに起用いただき、村中の人に楽しんでもらえる曲になりました。

日高村の保育園の先生に考えてもらった振付でミュージックビデオを作りました。なんと主演は戸梶村長!ここで作ったダンスは、今現在でも、学校やイベント、村の行事、施設での体操など、子どもからお年寄りまでみんなが親しんで踊ってくれています。
2017年、日本初のオムライス大使に就任!
トマトの神様をきっかけに、僕とリベットボタン、そして漫画家のくさか里樹先生の3名が、日本初のオムライス大使(観光大使)に就任しました。就任式にも招待いただき、とっても名誉で大役を拝命し、地元の新聞やテレビでも取り上げてもらって、一生の思い出と言っても過言ではありません。


オムライス大使就任の記事はこちら
たくさんの曲が生まれた日高村との交流の数々!
トマトの神様の制作以降、日高村からたくさんの曲が生まれました。
ケチャップの歌や卒業ソングなど、音楽を通してたくさんの子どもたちとも交流をさせてもらいました。




日高村の文化として根付いている「トマトの神様」
「トマトの神様」は、今では村のあちこちで曲を聴くことができます。村役場の電話の保留中のBGMにもなっていたり、イベントやキャンペーンなどでもたくさん聴いて踊っていただいています。
そして何よりうれしいのは、今でも村役場のみなさんと交流を続けさせてもらっていることです。お仕事はご一緒する機会は減ったけど、それぞれの近況報告を連絡取り合ったりして、連絡は定期的にとらせてもらっています。
ありがとう!オムライス街道!心のふるさと、大好きな日高村へ!



