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【🇮🇩 ジョグジャカルタ#6】プランバナン遺跡群はヒンドゥー教と仏教の融合だった!

インドネシア旅の大きな目的だった世界三大仏教寺院のひとつボロブドゥール寺院を、わずか一泊二日という短い滞在で訪れ、サクッとジョグジャカルタ市街に戻ってきました。ここでも一泊二日という短い滞在です(苦笑

移動途中の Grab タクシーでもろもろトラブルに見舞われながらも、14時過ぎくらいにはタマン・サリへ到着し、ジョグジャ市街の観光をスタートするところまでが前回の旅行記で、クラトン(王宮)の観光は断念してホテルに移動しチェックイン。ホテルは翌日空港へ電車で向かうつもりだったので、ジョグジャカルタ駅からも、目貫き通りのマリオボロ通りからも徒歩圏のエリアを押さえました。

インドネシアは 9割近くがイスラム教徒という国なので、何処でお酒(ビール)にありつけるかについては、渡航前から入念に調査をしていました(笑
ボロブドゥールでは、寺院内のマノハラリゾートのレストランでビールを飲むことが出来たのですが、サンライズツアー前夜だったのであまり飲めなかったんですよね。

さて、ジョグジャカルタ市街からの観光初日はタマン・サリとビールを求めての市街散策。二日目は早朝からGrabを呼んで車で30分少々、世界遺産にも登録されているヒンドゥー教寺院のプランバナン寺院群へ。ここはヒンドゥー教寺院と仏教寺院がすぐ近くに残されていることから、古くから二つの宗教が平和的に存在していたことが判ります。

そしてヒンドゥー教寺院であるプランバナン寺院を訪れたことで、何でもアリ的な多神教宗教だと思い、あまり関心を寄せることが無かったヒンドゥー教に俄然興味が沸いてしまいした(汗


Jalan Malioboro

タマン・サリから市街中心部のホテルへチェックイン。荷物を置いてからの一時休息もそこそこに、ホテルから徒歩10分ほどのジョグジャカルタの目抜き通りであるマリオボロ通りへ。

ショッピングも目的の一つではあったのですが、まずは事前に調べていたビールが購入できるというショッピングセンターを探します(苦笑

Janur Restaurant & Bar

Malioboro Mall 内の地下にあるスーパーでビールが購入できるという情報を頼りに、暑い中を歩いたのですがショッピングセンターは見つけられず。どうやら近年閉店してしまったそうです。

ちがうモールでビールを販売しているスーパーを見つけたのですが、ここはイスラム圏、屋外はもちろんモール内でもビールを飲んではいけないとの注意書き。自宅やホテルの一室などで飲まなければいけません。

さすがに喉がカラカラですぐにでも飲みたかったことや、お昼ご飯もきちんと食べていなかったのでお腹も空いていました。もうお酒が飲める飲食店で早めの夕食にしようということになり、Malioboro Mall からすぐのこちらのお店でお疲れさんの乾杯です。

Janur Restaurant & Bar

暑い中かなり歩き回ったこともあり、この BINTANG ビールの看板を見かけた時は、そこが砂漠のオアシスに見えました(苦笑

価格は観光客向けのようでしたが、もうビールを飲まずにはホテルに戻れません。ビールを何種かとここでもナシゴレンをいただきました。

Malyabhara Hotel 併設のレストランでしょうか、オープンテラスの席なので、夕刻以降の涼しくなってから訪れるのが良さそうですね。


Prambanan Temple

翌朝、ジョグジャカルタ最終日は朝6時にホテルで Grab を呼んで、プランバナン寺院群を訪れました。

ホテルを出発したのが 6時15分ほどで、車を走らせること30分少々。開門時間の7時くらいには駐車場入口で降ろしてもらえました。

チケットは事前に Klook で購入していたので、メールに届いていたQRコードで引き換えます。350ml のお水もいただけました(嬉

ちなみにこの記事を書いている時点での klook でのプランバナン寺院群入場チケットは3,446円でした

チケットセンターから入場ゲートまでの途中にある写真スポット

Prambanan Temple

入場ゲートの開門は朝6時30分。

我々が到着したのが 7時くらいだったので、朝一番で来られた観光客が何組か入っておられましたが、やはり人気のスポットは朝早い時間が良さそうですね。ボロブドゥール寺院も圧巻でしたが、プランバナン寺院のスケール感にも圧倒されますよ。

Prambanan Temple

プランバナン寺院は8~10世紀頃にヒンドゥー教寺院として建立されましたが、16世紀の大地震でその多くが崩壊。18世紀のオランダ統治時代にその存在が国際的に報告され、20世紀に入ってから修復に着手。

1990年代に入り主要な祠堂は復元されるが、2006年のジャワ島中部地震で再び甚大な被害を受ける。インドネシア政府の要請により、地震発生から2か月後には日本の調査団も現地入りし修復作業を開始したんだとか。

周辺の小祠堂を含め、修復作業は現在も続いているようですね。

Siwa Mahadewa

プランバナン寺院はヒンドゥー教寺院。そう、主要な三つの祠堂はヒンドゥー教の三大神(シヴァ・ブラフマー・ヴィシュヌ)に捧げられたもので、最も大きく神聖な場所とされる中央の祠堂の主室には破壊の神シヴァ」が安置されていました。

Agastya

シヴァ堂の3つの側室の南側には聖者アガスティア」が安置されています。Agastyaはシヴァ神の師とされていて、南インドに学問や宗教を伝えたという重要な聖者なんだとか。

Ganesha

同じくシヴァ堂の西側にはシヴァの息子ガネーシャ」が。こちらは日本にも良く知られている、身体は人間で頭が象の神様ですね。

頭が象になった背景にはちょっと悲しい?神話があるので、詳しくはこちらをご覧ください。

Durga(Roro Jonggrang)

プランバナン寺院群は、ロロ・ジョングランの有名な伝説にちなんで名付けられたロロ・ジョングラン複合体としても知られているらしく、プランバナンは地域の名称でもあることから、寺院の名称としてはどちらも正しいのかもしれない。

ロロ・ジョングランというのは「細身の乙女」という意味らしい。かつてボコ王国の王女だったロロ・ジョングラン姫が巨人(バンドゥン・ボンドウォソ)から求婚された際に、結婚に乗り気でない姫は、一晩で1,000体の寺院を建てることを結婚の条件として示します。

巨人は偉大な魔力により999基まで完成させたが、危機感を感じたロロ・ジョングラン姫は期限とした夜明けが来たかのように巨人を騙して諦めさせようとするのですが、怒りを買ってしまった姫は石にされてしまいます。その石がシヴァの妻の像とされるドゥルガー像なんだとか。

ロロジョングランの伝説についても以下をご覧いただければと。
私はネット上にあった様々な情報を読み漁った時点で、ちょっと不思議なヒンドゥー教の世界に興味深々でした。

Nandi

3基の主要祠堂(シヴァ堂、ブラフマー堂、ビシュヌ堂)それぞれの前にある、少し小さめの3基の祠堂は三大神のヴァーハナ(乗り物)が。

実際に像が残っているのは、シヴァ堂向かいのナンディ祠堂に収められている牡牛の像「ナンディ」のみである。

ヒンドゥー教において牛は神聖な動物で、シヴァの乗り物であり冨や豊穣の神「クリシュナ」の化身として崇拝されるともに、人間を育むミルクを与えてくれることから慈愛の象徴「ゴー・マーター」として敬愛されています。

Brahma

シヴァ堂の南側の祠堂(ブラフマー堂)には創造の神ブラフマー」が安置されています。

またブラフマー堂の向かいにはハンサ(Ansa?)堂があり、ガチョウ<白鳥>の像があったとされていたんだとか。

Wisnu

シヴァ堂の北側の祠堂(ヴィシュヌ堂)には維持の神ヴィシュヌ」が安置されています。

ヴィシュヌ堂の向かいにはガルーダ(Garuda)堂があり、の像があったとされています。ちなみにガルーダはインドネシアを保護する神鳥として重んじられており、インドネシアの国章やガルーダ・インドネシア航空の名称にも用いられていますね。

主要3祠堂をぐるっと見回してみた…


Candi Lumbung

決して手を抜いたわけではないのですが、プランバナン寺院を出て、北側にある3つの仏教寺院群を、レンタル電動バイクでサクッと周ってみたので、記録に残せそうな写真がありませんでした(泣

こちらはルンブン寺院…の看板(汗

ちなみにレンタル電動バイク、いいお値段する上、借りられる時間も15分とめちゃくちゃ短い(苦笑 いちおう自転車もあります。

Candi Bubrah

こちらはブブラ寺院…の看板とちょっとだけ祠堂も

Candi Sewu

最後はセウ寺院…の看板

セウ寺院の敷地はかなり広く、240基以上もの小さな小堂(プルワラ)が幾重にも配置され、巨大な曼荼羅(マンダラ)を表現しています。

プランバナン寺院群はヒンドゥー教寺院と仏教寺院が隣接するように残されており、二つの宗教がそれぞれを尊重し懇意にしていたことを伺わせる空間でした。

プランバナン遺跡群、ボロブドゥール寺院と共に是非訪れて欲しい場所ですね。


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