人生のロスタイム。3度死にかけた私が、安定ではなくストックマークで「熱狂」することを選んだ理由。
はじめに:なぜ、私はここで「狂う」のか
こんにちは。
PaaS事業部の大木です。
突然ですが、皆さんの「座右の銘」は何ですか?
私の座右の銘は、少し変わっているかもしれませんが、下記です。
「痛みは解釈」
大丈夫です、気持ち悪くないです。
少し根が暗いだけで、普通の人間です。
ただ、これは単なる精神論ではありません。
文字通り、死の縁を何度も彷徨い、
物理的な激痛の中で私が手に入れた
私の「生存戦略」であり、
ビジネスにおける私のコアコンピタンスでもあります。
今日はアドベントカレンダーという場を借りて、
私がなぜストックマークにいるのか、
そして「負けないチーム」を作るために何を目論んでいるのか。
少しディープな話をさせてください。
1. 「死」が日常だった青春時代
私のルーツを語る上で、避けて通れない事実があります。
こちらは先日リーダー会という場で、
自己紹介させていただいた人生前半のスライドです
(後半キャリアの話をすると長くなるので今回は、割愛します)

スライドを見て「盛ってるだろ?」と思った人もいるかもしれませんが、
20歳までに起きた事柄について、全て事実で、本当にいろいろありました。
幼少時代:
両親が芸能関係で、父親とは疎遠。目の前にはケインコスギ。
中学時代:
先天性心臓病が急遽発症、急遽心臓の手術。
高校時代:
完治したはずの心臓病が再発し、再手術。
さらに高校時代:
大会前に交通事故、顔面〜頭部50箇所を骨折。
幼少期は家庭環境も不安定で、京都の太秦映画村で育ち、両親が芸能系だったことで、仕事の都合で身近に父はおらず、日々地上波でフィクションな父親の姿を見続けるという、なかなか一般的ではない境遇の中で人生を送ってきました。
特に高校時代の交通事故による骨折は、一歩間違えたら脳挫傷・通常なら助からないレベルで、とても衝撃的な事件でした。当時の親の気持ちを思うと生きた心地がしなかったと思います。
そんな出来事を経験する中で、
人間というのは不思議なもので、
極限状態を超えると「痛み」を客観視できるようになります。
渦中の私はとても冷静な思考でその時を過ごしており、
「痛み」や「恐怖」という事実は変えられないが、
「それをどう受け取るか」は自分の意識次第で変えられる、
という”「哲学的な何か」を、その時に会得したような気がします。
「痛みは解釈」
そんな人生を歩みつつ、心臓の手術や交通事故などの体験を経て、社会人になって出会った恩師の影響から、この私の哲学のコアとなるなにかが完成しました。
ふと気づいたら、私はビジネスにおける困難や修羅場も「成長痛」あるいは「単なる事象」として捉えることができるようになってしまいました。
交通事故後に、骨折したままゴールキーパーとして大会に挑んでいた高校時代のように、逆境で戦うことこそが私のホームグラウンドのように思います。
2. 「狂気」という名の熱量
私の仕事のスタンスを表すもう一つの言葉があります。
私が師と仰ぐ吉田松陰先輩の言葉です。
「諸君、狂いたまえ」
今の時代、コンプライアンスや効率性が重視されるあまり、
私たちは「正気」でいすぎるのかもしれません。
しかし、松陰は言いました。
「狂っているように見えるほどの情熱で突き進む人間こそ愛すべき存在であり、理屈ばかりで行動しない人間は恐ろしい」と。

サイバーエージェント、Baseconnect、リチカと渡り歩いてきた私のキャリアは、常にこの「熱狂」と共にありました。
サイバーエージェント時代の見城徹氏・藤田晋氏の「絶望し、きわめ、熱狂して生きろ」という教えや、電通鬼十則の「取り組んだら放すな、殺されても放すな」という精神。



これらは今の時代、「ブラックだ」「古い」と笑われるかもしれません。
でも、私は 世界を変えるのは、いつだって
「正気のエリート」ではなく「情熱的な狂人」だったと思っています。
ストックマークには本当に優秀で、
魅力的な人が多いと思っています。
だからこそ、そこに「狂気」という名の
圧倒的な当事者意識と熱量が加われば、
最強になれると確信しています。
3. ストックマークで「戦わずして勝つ」ために

では、そんな私がなぜ今、ストックマークを戦いの場として選んだのか。
それは、ここで「負けない会社・チーム」を作りたいと思ったからです。
私のやりたいこと・実現したいことは明確です。
ストッカブルな投資資産の獲得
フローで終わらない、データ・技術・ナレッジが資産として積み上がる仕組みを作る(データ投資×技術投資)。
戦わずして勝つ成長戦略
独自のポジションを確立し、競合が追随できない領域(Moat)を築く。
これまで所属した企業の中で
本当に大事なことを経験させていただきました。
メガベンチャーでの経験
資本と技術とマーケティングの勝ち抜き方
中小企業での経験
制約の中で再現性のある組織の作り方
シード期のスタートアップでの経験
ビジョンを掲げて仲間とお金を集める組織の育て方
ミドル期のスタートアップでの経験
経営の難しさ、企業は「人」であるという本質
企業におけるハードシングスと言われるものは
ほぼ経験させていただいた気がします。
(上場後のハードシングスはこれからですが)
具体的に、現在私は「非製造業」領域への展開に注力しています。
製造業というストックマークがこれまで10年かけて培ってきた製造業というフィールドから金融、不動産、観光といった巨大産業において、ストックマークの武器である「構造化データ」と「AI」をどう価値提供していくのか。
各業界に展開していくということは、実績もゼロだし、
レッドオーシャンだ!と思われる方もいるかと思いますが、
「解像度の高いユースケース」と「最速のMVP提供」ができれば、
十分にポジションを奪取できます。
単なる受託開発やツール提供で終わらせず、「業界ごとのインサイトを構造化し、ナレッジやデータをストックする」こと。
これこそが、私たちが目指すべき「勝ち筋」だと思っています。
4. 背中で語れる男になる
色々と戦略めいたことなども書きましたが、
結局のところ、私が人生を通して達成したいことは、
これもまたシンプルです。
「背中で語れる男になる」
言葉で戦略を語るのも大事ですが、
泥臭く現場で顧客と向き合い、MVPを最速でデリバリーし、
売上という結果で示す。
かつて、死線から復活した時のように、
どんなに困難な状況でも「解釈」を変えて突破口を開く。
しっかりと自分やチームを鼓舞して歩みを進める。
そんな私の姿を見て、
「あ、このチームなら勝てるかも」
「もう少し狂ってみてもいいかも」と
そんなことを思ってくれる仲間が増えたら、
これほど嬉しいことはありません。
そんな周囲の人生に影響を与える男に、
人生を通してなりたいと思って毎日を生きています。
最後に
私たちは今、生成AIという大きな波の中にいます。
『ONE PIECE』のレイリーの言葉を借りるなら、

この激動の時代に、ストックマークという船で
皆さんと一緒に挑戦できることに、心から感謝しています。
さあ、理屈はほどほどに、
一緒に行動して、勝ちにいきましょう。
そして、「ともに、狂いましょう」。
