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No.2065 心の文化

こんな人が、しみじみとして好きなのです。
 
我が故郷、山香町には、1897年(明治30年)に竣工された石造りのアーチ橋(橋長47m、幅員5,9m、橋高3,7m)が健在です。赤松の眼鏡橋がそれですが、今は、新たな道路が出来てお役御免となりました。129歳にもなる石橋遺産です。画像は、1週間前に里帰りした日の「眼鏡橋」の1葉です。

もう10年も経つと思いますが、あるTV番組で、「一斗俵沈下橋」(国の登録有形文化財)というのがあるのを知りました。四万十川に架かる現存する最古の沈下橋で、今も現役だそうです。

1935年(昭和10年)の建造で、全長60.6m、幅員2.5m。四万十町の壱斗俵集落と米奥集落を結ぶ、住民にとって大切な足でもあるということでした。

その沈下橋を、長きに亘ってフィルムに収め続けている地元カメラマンが登場しました。彼は、四時刻々と表情や姿を変える沈下橋を撮り続けながら気付かされることがあるのだと言います。

「大雨や台風で川が増水して橋が沈むでしょ。あと2、3時間渡るのは待とうかな。」 
「向こうから車がやって来た時、先に渡ってもらおうと譲る気持ちになります。」
「豊かな心持ちにしてくれる沈下橋は、地域住民の心の文化になっているんです。」
という話をしてくれました。一見、不便さの中にある尊い宝を見出せる素敵な人でした。

不便そうに見えながら、その長所に気づく。地域の文化となるような、そんな豊かな心を持てる地域の人々がいる。なんて素敵な繋がりでしょう!心の弾む沈下橋でした。

話は、変わります。
今朝、0時30分頃、トイレに目覚めました。用を済まして枕に頭をつけると、聴覚検査のように、小さな小さな虫の声が聴こえます。
「ジッジッジッジッジッジ…」
と、ひと鳴き5回から10回ずつします。

夏の虫なのか、秋の訪れをしらせる虫の声なのかは分かりませんが、少し趣きを感じた次第です。

ネットで検索しましたが、それらしい虫の声(羽音?)にヒットしませんでした。どなたか、お教えいただければ幸甚です。よろしくお願い申し上げます!