見出し画像

【工場見学】アルビオン白神研究所に行ってきました。

アルビオンって知ってますか?

デパートか、
一部の専門店でしか購入できない、
とっても高級なお化粧品のブランドです。

アルビオンの本社は銀座にあるんですけど、
化粧品づくりを支える重要な研究・生産拠点のひとつが秋田県藤里町にあります。

大館能代空港から藤里町までは、車で30分ほど。
毎年、全国の美容部員さんたちが多数研修に訪れるものの、
一般公開はされておらず、普段なかなか入る機会のない施設です。

今回、その白神研究所を特別に見学させていただきました。

では、行ってみましょう。


まるで美術館のような外観

建物の中も、とってもおしゃれです。

どこからか、心地よい水の音が聞こえてきます。
壁に水が流れています。ここはGACKTの家ですか?


化粧品とハーブの展示も美術館のよう。
畑に行くときは、麦わら帽子と長靴を貸してくれます。

見学スタートは午前10時。まずは畑へ。

本日の案内役、研究所所長の小平(こだいら)さんです。

お花畑に来ました。
このピンク色のお花は、シャクヤクの新品種「夢彩花(ゆめさいか)」
「エクラフチュール」という美容液に配合されています。

化粧品に使う花は、咲いたばかりの色の濃い花で、畑に残っているこの花たちはもう化粧品には使われないそうです。
「見学者が来るので、花を多めに残しました」って小平さん。見学受入れを楽しみにしていただいて、うれしいです。

花言葉は「はじめに夢ありき」

黄色いお花は「トウキンセンカ」。
「イグニス テンダーピュア」というクリームに使われています。

トウキンセンカの説明をする小平さん。黄色い花はまだ咲き始めたばかりです。

こちらは「タイム」。和名を「タチジャコウソウ」といいます。
小平さん「ちぎって匂いを嗅いでみて」
参加者のみなさん「いい匂い!」

「フローラドリップ」という化粧液の匂いがします。本当にいい匂い。

青い花は、ヤグルマギク。
「フローラドリップs」に入っているそうです。

ゼニアオイ

ヤマヨモギ


この植物は・・・?

ここはなにも植えてなくて、畑を休ませている状態だそうです。「緑肥」となる植物の種を蒔いていて、草がもりもりになったころ、土に漉き込みます。

わたしのお気に入り「ウイキョウ」

別名「フェンネル」。食用としても有名なハーブです。
「ちょっとちぎって食べてみて」と言われて、食べてみました。

とっても甘くておいしかったです。このままサラダにして食べたい。

こちらは「ヒキオコシ」という植物。別名「エンメイソウ(延命草)」。
なんかすごい薬効があるらしいのですが、めっちゃ苦いんだって。

若返るなら苦くてもいいから食べたいですけど、他の見学者さんの目を気にして食べませんでした。うーん、食べればよかったな。

秋田蕗もありました。大きく育てるのはむずかしいよう。

ブドウ畑。
植えられているブドウは「ヤマ・ソービニオン」という品種です。

外国生まれのブドウは乾燥を好むため、日本では栽培がむずかしく、もともと山に自生しているヤマブドウと掛け合わせることによって、日本で栽培しやすいブドウが山梨で生まれました。そのうちの一つが、ヤマ・ソービニオンです。化粧品に使われるのは、種の部分。種を絞ってグレープシードオイルを取り出す、と説明されるとイメージしやすいです。

今はまだ、実のつき始め。

午前中の見学を終えて、お昼ごはん。

お弁当は「ゆとりあ藤里」さんから。

昼食後、座学。

おなかがいっぱいになると寝てしまうわたしですが、小平所長のお話が面白くて、ほとんど眠くなりませんでした🔥

午後からは、研究所内を見学。まずは乾燥室へ。

ゼニアオイです。
夢彩花です。
乾燥した植物がたくさん保管されています。ウーロン茶みたいな匂いがします。

その後、研究棟へ。

研究棟は、閉園した保育園の建物をそのまま使っています。外観がかわいい。
中に入ると、しっかり研究所ってかんじ。
種からではなく、細胞から植物を育てる研究をしています。
植物の細胞を培養中。
小平さんが説明でずっと「この子たち」って言っているのがじ〜んとしました。
培養された植物がお花にまで育ったら、ぜひ見てみたいです。

最後は、ワインの製造工場を見学します。

左の丸いところでブドウの実を房からはずします。
房から外された実がコンベアの途中で選果され、コンベアの先でつぶされます。化粧品に使いたいのは「葡萄のタネ」なので、化粧品には使わない実と皮をワインとして利用しているのです。
タンクです。つぶした葡萄を入れておくと、3週間でワインができるそうです。熟成しないままで出荷するのが「ヌーヴォー」
こちらは熟成室。熟成期間は約2年。
ワインは樽ごとに味がちがうので、いったん樽から大きなタンクに移し、混ぜ合わせて味を均一にします。
ワイン造りの最終行程はこのお部屋。大きなタンクから流れてきたワインは、ここで瓶詰めされ、コルク栓でふたをします。


(おまけ)ワイナリーとほぼ同じ敷地内に、「エスポワール」というお菓子屋さんがあります。

ワインの製造過程で残るブドウの皮を使った「白神山地ワインパイ」を製造されています。大館能代空港でも販売されていますが、大人気ですぐ売り切れてしまいます。


見学終了時刻は、15:00

10:00から15:00まで、ずっとお話してくれた小平所長のお話は、笑うところがたくさんあってとても面白かったです。ありがとうございました。

小平所長「見学のリクエストはたくさん来ましてね。『30分でいいから見学させてくれ』っておっしゃるんですけど。わたし、全部断ってるんです。」

見学している私たち「ほぉ~ぅ」

小平所長「30分ではダメです。最低でも1時間はしゃべらせろ!ってね。」

一同「(笑)」

地域の宝、アルビオン白神研究所。
いつか、お客様をお連れして、見学ツアーができたらいいな、と思いました。