朝7時30分に「学校に行きたくない」と言われたら【行動フロー画像付き】
こんにちは、sioです。
先日、小2の上の子が「学校に行きたくない」と言い出しました。
時刻は7時30分。
登校班の集合時間7時40分(笑)
思わず「え、なんで?!」と口からもれましたが、返ってきたのは「疲れたから」。
疲れたってあーた😂とは思いましたが、
本人はなんらかの理由で、心がいっぱいいっぱいだから「学校に行きたくない」と言っているわけで。
そんな状態で、うまく言葉にして説明できるはずもないですよね。
私の横で「なんで疲れたの?」「疲れても学校には行くんだよ」とかなんとか言ってる夫の横で、
「ついにきたかー」と妙に冷静な自分もいました。
記憶の中で「こういう時どうするんだったかなぁ」といくつかの選択肢を探しました。
ピコーン!
1つ目はきっとこれだ!!
「そっかぁ、疲れたから学校行きたくないんだね」
やっぱりいつものように気持ちの受容。
上の子は否定されずに気持ちを分かってもらえたことにホッとしたのか、涙を浮かべています。
うーんやっぱりこれはただ事じゃないなぁ。
横で「パパもママも仕事だから休めないよ!」「ほら、今なら登校班間に合うんじゃない?」とかなんとか言っている夫を制して、
「じゃあ8時ごろ車で送ってあげようか?」と言ってみました。
返事はNO。
「学校行きたくない。休みたい」と。
私は確かに仕事でしたが、その日は午前中の4時間だけ。
事情を話せば途中で中抜けして、様子を見に家に帰ることもできそうだと判断しました。
「じゃあ1日だけ休んで、元気になるかやってみる?
だけどYouTubeとゲームはできないよ。本当は学校に行ってる時間だからね。
それでも休む?」
と聞きました。
このYouTubeとゲームはしないという条件は、ABA(応用行動分析)の視点です。
「学校を休むことでYouTubeやゲームができる」
という構造にしてしまうと、学校を休むという行動を強化してしまうかも、と考えたんですね。
決して「学校に行かないなら、罰として楽しいことはしてはいけない」という理由ではありません。
また、単に「学校に行くより、家で好きなことをしたい」という理由だった場合
「じゃあやっぱり学校に行く」というきっかけになるかな?と思ったんです。
上の子の返事はこうでした。
「うん。LEGOしたりニューブロックする。
漢字のアプリと計算のアプリもする。」
うん、ここまで言うならやっぱり今日は本人にとって「休むほうがいい日」なんだな。
「今日だけだからね!明日は行くんよ!約束できる?」とかなんとか言ってる夫を無視して、
「分かった。じゃあ、今日一日休んでみて、疲れがとれるかやってみよ」
ということで、上の子初の「自主的な学校お休みデー」となりました。
結果、私が帰ると明らかに表情が明るい上の子が「おかえり!」と出迎えてくれました。
理由を聞くなら今かなー?と思い、2人でコタツに入って会話してみました。
「なんで行きたくなかったの?」「うーん疲れてた」
「何か困ったことがあった?」「ううん」
「お友だちと何かあった?」「ううん」
「学童で何かあった?」「ううん」
「先生に怒られたりした?」「ううん」
「何で疲れたんかなぁ?歩くの?」「ううん」
「体育?」「体育無かったもん」
「授業?」「…うん」
「あー授業かぁ。座っとくのがきつい?」「うん、座ってるのがきついし、することがたくさんあるし、疲れる」
そりゃそーだな😂
(会話がまわりくどいように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、上の子は言語による表出が苦手で。
オープンな質問(なぜ?とかどうだった?とか)では「分からない」「忘れた」と答えがちです。
なのでクローズドな質問(YESかNOで答えられるもの)で質問するようにしています。)
「明日は行ける!」と言い、実際この日以来学校には行けていますが、
月曜日は「行きたくないなぁ」と呟いたり、帰宅後「今日もすごく疲れた」と言っています。
担任の先生に相談すると、3学期になっての席替えで1番前の席になっているとのこと。
1番前なので、どーしても私からの圧を感じてしまっているのかも…とおっしゃっていました(笑)
また、今は全体的に復習をしているので、授業の展開が早く、それで疲れさせてしまったのかもしれない。
そろそろ席替えをしようと思っていたので、席を後ろにして少し気が抜けるようにすること、
あとは他の子も同じように感じている子がいるかもしれないので、授業のスピードや内容など考えてみます。
と言ってくれました。
ありがたい…😭
復習をしたり、よく子どもの様子をみてくださっていることは、親としてはありがたいです。
家でもできることをやってみます、と感謝を伝えました。
ってことで現在、上の子は省エネ期間中です。
疲労は「体の疲労」だけではなく、種類があります。
それぞれの分野によって、分け方は一貫してはいませんが、例えばこんな分け方があります。
①身体的疲労:筋肉活動を中心とした生理的な疲れ。一般的に休息や栄養、睡眠で回復することが多い。
②認知的疲労:持続的な注意・課題遂行・情報処理が続いた結果、脳の処理パフォーマンスが低下した状態。課題の量・構造を調整しないと、蓄積していく。
③情動的疲労:不安・緊張・我慢などの感情が続き、それを調整・抑制し続けることでコントロールする力が消耗した疲れ。不安や緊張が過度に高まらない状態をつくる必要がある。
わが子の場合、それぞれ重なる部分はあったとしても、大きいのは「認知的疲労」かなぁ?
まだここは時間をかけて検証、対応していく必要がありそうです。
宿題は現在あまりうるさく言わないようにして、できなくても仕方がないというふうにしています。
習い事(スイミング)も行きたくなければお休みで。
放課後ゲーセンに行ったり、普段買わないお菓子を買ったり、ちょっとだけ特別なことをしています。
当日、私に無視されまくってた夫も
「俺の言い方、良くなかったね😅」
と気づきがあったようでした。
うーん、まぁ…そうかな😂(笑)
でも心構えができてなかったら、親も不安になったり焦ったりしちゃいますよね。
子どもに朝急に「学校に行きたくない」と言われることは、もしかしたら今の時代避けては通れない「あるある」かもしれません。
そんな時にどうするか、事前に心構えと準備をしておくと、不安や焦りに支配されずに済むかもしれません。
1日2日は風邪だと思って休む心構えは必要だなぁ…。
今回の経験から、ちょっとした行動フロー画像を作ってみました。

それ以外の再配布はご遠慮下さい
決してこれが「正解」というわけじゃないです。
スマホにちょっと保存しておいたり、夫婦で確認しておいて、
いざお子さんに「学校行きたくない」と言われた時の「選択肢の一つ」になると嬉しいです。
また、今回はあくまで単発の「学校に行きたくない」への対応でしかありません。
じゃあこれが2、3日続いたら?
半年続いたら?
そして原因が「交友関係トラブル」だったら?「担任の先生の不適切な指導」だったら?本人の発達特性が関わっていたら?
うちの子だって今からまたガラッと状況が変わるかもしれません。
友人の家庭でも数ヶ月学校に行けていない、行けていなかったという子は2、3人います。
次のフェーズについては、また別の記事で書いていきたいと思っていますし、
私は今、子どもの居場所作りの地域の活動に参加しています。
そういうところからも、できることをコツコツやっていきたいと思っています☺️
▼過剰適応の視点はコチラの記事に
