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子育てにおける言葉の定義曖昧問題。「褒める」ってそもそも何?

こんにちは、この画像に惹かれすぎて、使わざるを得なかったsioです(笑)

子育てをしていると「叱らずに褒めましょう」という言葉は耳たこですよね。

わたしもせっせと「すごいねぇ」「えらいねぇ」と褒めていた時期がありました。

でもモンテッソーリ教育やアドラー心理学では「褒める」ことはあまり推奨されないとのこと。

それを知った時、
「褒めろって言ったじゃん。結局どっちだよ😂」
と思ったことをよく覚えています。


子育て業界、こういうのが多くないですか?

「怒らずに叱りましょう」「叱るより褒めましょう」「褒めるより認めましょう」

結局正解は何??
RADWIMPSの『正解』が流れちゃうよ。

あぁ 答えがある問いばかりを 教わってきたよ
そのせいだろうか
僕たちが知りたかったのは いつも正解などまだ銀河にもない

RADWIMPS『正解』


(ご存知ない方がいたら、ぜひ聞いてみてください!名曲です。)


そんなことを考えていたら、そもそもの「褒める」「叱る」「怒る」などの言葉が、使う人や文脈によってコロコロ変わっていたり、
言葉が一人歩きしている場面があるのではないか?と思うようになりました。

「言われたとおりやっていてもうまくいかないじゃん…」となるのは、ここにも問題がありそう。

ってことでまず言葉の意味を整理していきましょう!!



※あくまでも子育て・療育の文脈で考えています🙆🏻‍♀️


「褒める」


▶︎褒める
他者の行動・成果・特性に対して、評価者の主観的基準に基づいて行われる肯定的な評価の言語的表現。

例)「ちゃんとできてえらいね」「100点なんてすごい」「よく努力したね」

ポイントは「これは価値のある行動だよ」というメッセージを含んでいることですね。

そのため、「褒める」ことは望ましい行動の強化、社会的ルールの学習に効果的だとされています。
何が良くて、何が悪いのか分かりやすいというメリットがありますよね。

一方、行動の強化はあくまでも一時的になりやすい、外的動機づけ(褒められるからやる)を強化する可能性がある、能力主義・結果主義の価値観を強めることがある、条件つきの愛情だと受け取られやすい、などの注意点も指摘されています。

「褒める」ことが良いわけでも悪いわけでなく、状況や文脈、目的に合わせる必要があるよ、ということですね。


では、褒める以外にどんな反応があるか?
最近よく目にするのは「承認する」「認める」などの言葉です。

こっちも確認していきましょ〜。


▶︎承認する
人の存在や気持ち、価値を認めること。

例)「最後まで座ってたね」「片付けたね」

ポイントは良し悪しの評価を伴わず、ただ認める・受け入れることに重きをおいている点です。
ただ、事実を伝えているだけ…それなのに子どもって意外と満足そうな顔をします。

「見てみて〜!」という子どもの言葉は、必ずしも「すごいね」という褒め言葉が欲しいわけではなく、
文字どおりただ「見てるよ」という反応が欲しいだけかもしれませんね。

「承認する」ことで自律性・有能感・関係性を満たすことができれば、自己決定理論上は内的動機づけ(やりたいからやる)を促し、長期的に行動を強化する、感情を安定させる、などの効果があるとされています。

注意点としては即効性のある行動の強化には向かないかもしれません。


例えば「靴を脱いだら揃える」という習慣をつけたいときは「褒める」を使った方が効果的な可能性があるし、
本人が好きで絵を描いている、好きで勉強しているというときにそのまま続けて欲しい時は「褒める」よりも「承認」を使う方が合っているかもしれません。

効果や目的が違うんですね。
お子さんのタイプや、年齢によっても変わってきそうです。



たとえば私は…


私はどうしているかというと、咄嗟の時には普通にわが子にも、児発・放デイのお子さんにも、
「え?!100点やん!すごい!」
「逆上がりうまっ!天才??」

と言っちゃいます。

褒めるというより、「驚き」の表現に近いかも(笑)

一時期は私も「あ、しまった!褒めちゃった。いかんいかん」なんて思っていましたが、
決して「褒めてはいけない」わけじゃないんですね。

もし過去の私のような方がいたら、一緒に肩の荷を下ろしましょ〜。


「成果や能力をほめる『だけ』になってしまうと、子どもの価値観や考えを固定化してしまう『可能性がある』」というだけなので、褒めてはいけないわけじゃありません。

ただし、「すごい」「えらい」「頑張っている」「天才」などのワードは子どもも嬉しいからこそ、
多用すると頭に残りやすいんだろうなぁと感じる場面が多いです。



できる時は承認の視点で声をかけてみたり、
「ありがとう」という感謝を伝える声かけにする、など大人の反応にバリエーションがあるといいよね〜っていう理解が1番バランスが良いかな?と私は感じます。

毎回頭を使うのも大変なので、私は「👍🏻」「👌🏻」とジェスチャーで反応したり、
「見て!恐竜作ったよ」と言われたらおうむ返しで「本当だ、恐竜作ったね」と返したり、
英語で「ナイスー」と言ったりしてます(笑)


「〇〇ができるなんて僕って天才でしょ」「私〇〇したよ、えらい?」なんて子ども自身が能力や結果にフォーカスしている場合は、
その考えを必要以上に強化しないように
「〇〇が好きなんだね」「〇〇したほうがいいって気づいてくれたの?ありがとう」と視点をプロセスや感情に移すよう意識しています。




次の言葉…と思ったけど


次は「怒る」と「叱る」を整理しようと思いましたが…
これ、長くなっちゃう〜!

シリーズ化していこうかな。

皆さんも「この言葉ってよく分からない」「こっちとあっち、結局どっち?!」なんて言葉があったら、
教えてください〜!


「褒めないとダメらしい」「いやいや褒めたらダメらしい」「自己肯定感をあげないといけないから承認しなきゃ…」
など禁止やタスクを増やすんじゃなくて(私がしがちなんですが笑)、

褒めてもOK、褒めなくてもOK、おうむ返しでもOK、感謝の言葉でもOK!
「これが正解!」を探すより、選択肢が増えるきっかけになったら嬉しいです☺️♪




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