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ランチは異業種交流。

おばあちゃまが
友人とランチする
おじいちゃまも
一緒のことが多い

しかし時には
おばあちゃまだけが
女子会のごとく出かける

今回は40歳代の
税理士さんとランチ
彼女が19歳の時からの
知り合いだ

おばあちゃまと
10歳ぐらいの
歳の差である

どうやら今回も
結婚について相談だ
彼女は美人で
「できる女」なので
暮らしにも困っていない
男子にもモテるので
恋人にも困らない

しかし結婚しない
理由は明白で
相手が生涯のパートナーに
なれないと感じるからだそうだ

例えば今までの4人の恋人は
それぞれ
個性も違い良い人だったが
皆プロポーズもされたが
家庭のありかたを聞くと
どの人も双方の親のことを
考えていない

結婚すると我が子が
何人欲しいとかよりも
互いの親の介護が
あると推測されるのに
誰も考えていない

子供は計画的に
出産や人数は決めれる
万が一はできない場合もある

しかし親はいま実際いるし
互いの親を考えると
4人いる
片親の場合は3人いる
寿命などの自然死なら
葬儀代金のみ
しかし
病気を患ったり痴呆になったり
世の中どうなるかわからない

自分自身は両親がいて
一人っ子だから
必ず2人の親を介護する

親は「大丈夫、いいよ」と云うが
状況はどうなるかわからない

同居はしないまでも
介護が可能な距離にいないと
大変だ

恋人の故郷はどこかも大切
遠いならどうするか

自分の親との距離もある
考えるなら

新婚のうちは親は若い
だから遠くに二人きりで過ごす

しかし自分たちの年齢考えて
どちらかの親と同居もしくは
歩ける距離に暮す

そして
相手の親のところに夫婦で
通うとかよく考えないと
親を支える金銭もかかるのだ

彼女は税理士だけあって
夫婦の暮らしのお金のことも
考えているようすだ

おばあちゃまがいう

まあ。プロポーズに対して
その返答じゃあイケナイわ
正しい考えだけど

若いからこそ
そんなことが見えないくなるくらい
情熱的な恋を楽しまなきゃ
相手は萎えちゃうわね

もちろん、あなたが話すことが
理解できないボンクラと
結婚することは無いけど
プロポーズに理詰めで応えたら
意気消沈よ

そう云う大切な話を
プロポーズの後にゆっくり2人で
考えたかったかもよ?

おばあちゃまが微笑むと
彼女が目を見開き言う

「そういうことかもしれません

わたしデリカシーなかったかも」

来週また元カレに会うので
話してみます

そうね、きっとうまくいくは
今度は若い気持ちはそのまま
ストレートに表現してみて

おばあちゃまが
ワインを飲み干した

2人は楽しく笑いながら
時間を過ごした

おばあちゃまは自身がいま
挑戦していることなどを話し

定期的な運動にジム通いは
どうなのかとか
そういう相談をした

お金はかかるけど
パーソナルトレーナーを
つけるほうが正しい運動を
永続的にできるから
せめて最初の一年はそのように
したほうがいいと
アドバイスももらった

1時間半のランチタイムは
アッというまだった

地下鉄の入り口まで歩いて
彼女を見送り

おばあちゃまはボクの
車椅子をおしながら
(もちろん電動だが)
散歩がてら
木々をみながら帰宅した

人と話すって
本当にいいなと感じる
彼女に会うのは何年ぶりとかで
おばあちゃまたちには
そういう友人が多い

せかせかした感じは一切ない
ゆったりと時間が流れ
なのに途切れない

すごいな。友情っていいな

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伊藤ぱこ 読了ありがとうございます 世界の片隅にいるキミに届くよう ボクの想いが次から次へと伝播していくこと願う 昨年のサポートは書籍と寄付に使用しています 心から感謝いたします たくさんのサポートありがとうございました