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【アカバ編】最上級の公私混同

こんにちは。
この記事に出会ってくださりありがとうございます!
 
さて、前回から引き続き、2025年11月に行った旅行の話を書いていきます。
全体スケジュールは、↓こちら↓に記載しています。

今回は、ヨルダン唯一の港町「アカバ」についてです。


◇ワディラムで最後の寄り道

ワディラムからアカバへと車で走り始めてすぐ、進行方向に大きな機関車が見えた。
こんなところに列車?と相棒が食いつき、車を停めて見に行った。
 
立派な機関車で、貨物の部分と、旅客の部分があった。
今は廃線になってるみたいで、時間が止まったみたいに、砂漠の中にぽつんと佇んでいた。
 
旅客の車体を覗くと、木の椅子が並んでいて、カーテンやその他の内装もアンティークな雰囲気で、絵本の世界みたいだった。
 
我々が楽しんでいると、地元?のおじさんが話しかけてきて、
「君たちジャパニーズかい?この機関車は日本製だよ。立派だね~」と教えてくれた。
自分が何かしたわけじゃないけど、誇らしい気持ちになれる。
世界で活躍してくれた先人に感謝です。

◇Aqaba Fort

アカバに到着したはいいけど、無計画な我々。
とりあえず「アカバ 観光」で検索してヒットした、「Aqaba Fort」へ。
建物の裏に無料の駐車場があった。ありがたい。
 
ここは、入場料も無料。
中には、古い要塞が残っていて、迷路みたい。
歴史のことはよくわからないけど、高いところから見た湾の景色はキレイだった。

◇グラスボート

要塞からすぐの商業施設をふらふらしてると、「グラスボート」に乗らないかと、おじさんが声をかけてきた。
私はあまり乗り気ではなかった(船が苦手。あと、おじさん怪しい。)けど、相棒が、せっかくだし海に出てみようと言うので、渋々乗ってみることに。
 
屋根付きの小さな船で、足元の一部にガラスがはめ込んであって、海の中が見えるようになっていた。
出港して少しの間は、魚が見えたけど、すぐになーんにも見えなくなった。
これじゃグラスボートの意味ないじゃんと思いながら、海岸の景色を眺めていた。
この狭い湾の中で、ヨルダン、イスラエル、サウジアラビアの国境が接していると思うと、のどかな街並みとは裏腹に、各国にとって要衝なんだろうな~と思った。
 
この船には、我々2人の他に、運転手の怪しいおじさん(以下、おじA)と、小太りのお人よしそうなおじさん(以下、おじB)が乗っていた。
おじBは船が出てしばらくすると、発泡スチロールに巻き付けた糸の先を海の中に落として、船が進むのに合わせて、糸をどんどんほどいていっていた。
おじAとBは世間話をしてて、それを気に留める様子もなかったので、我々も特に気にしていなかったのだけど、船が折り返しに差し掛かったあたりで、突然おじBが騒ぎ出した。
 
B お!お!かかったぞ!
A なに!おい、ジャパニーズ、やってみるか?
相棒 ???
 
言われるがまま、発泡スチロールを渡される。
糸をぎゅっと握ったところで、ものすごい勢いでびゅーっと糸が海に吸い込まれていった。
強烈な摩擦で両手の指の内側の間接をやられた相棒。
ひどいところは一部ぱっくり。痛々しい。
 
そんなことどこ吹く風。おじ2人は言い争い。
A なにぼーっとしてんだ!逃すんじゃねえぞ!
B もっと(船を)寄せて!あと少し!届かん!
A 早く早く!大物だ!
 
とかなんとかぐちゃぐちゃ言いながら、やっとこさ糸を引き上げたら、なんと「カツオ」がかかってた。笑える。
今晩のおじたちの晩御飯になるらしい。
客である相棒はおじたちの晩御飯のために負傷したのか。いたたまれん。
 
結局、ガラス越しの魚はあまり見えなかったけど、大きな魚が釣れるという謎体験に変わったグラスボートだった。

◇中東の母の味

ボート後、なんだか疲れちゃって、一休みしようと、カフェを探した。
海辺から、道路に出て、大きな道を渡った先に「Abu Saleh, Shatt Al-Ghandour branch」というお店を発見。
メニューを見ると、「ウムアリ」という初耳のホットスイーツがあった。
これはなに?と相棒に聞くと、中東のスイーツでエジプトで食べたことがあるとのこと。
でもよく覚えてないし、せっかくだから食べてみようと、ひとつ注文。
 
注文が入ってから作ってくれるので、10分くらい待ったかな。
あつあつの陶器に入って提供。あまーいミルクの香り。
コーヒーも一緒に頼んで、テイクアウトし、海辺でいただく。
 
ぱくっとひとくち。優しい甘さ。中でパイやナッツが層になっていて、そこにミルクが染みてふにゃり。香ばしい香りと食感が楽しい。温かくて体にすーっと溶けていく。おいしくてスプーンが止まらない。
あっという間に食べちゃった。また食べたいな~

◇シーフードグルメ

昼ごはん抜きでボートに乗っていた我々。ウムアリだけで足りるはずもなく、次なるグルメを求めて散策。
アカバは港町ということで、シーフードが有名みたい。確かに、海鮮料理屋がたくさん。
 
駐車場からも近くて、カジュアルそうな「Al-Tazaj 1」というお店に入ることに。
メニューは文字だけで、さっぱり分からなかったので、とにかく魚料理をと、魚の半身?を使ってそうな料理を注文。なぜか、これを頼むとサラダも付くよと言われたので、トルコサラダ(辛め)を選択。
 
しばらくすると、ホブス、ピクルス、トルコサラダ、そしてフィッシュ&チップスみたいなものがどどーんとやってきた。
魚の半身揚げ的なものかと思っていたから、想像よりジャンクなものがきてびっくり。
 
食べてみると、衣が軽いのにザクザクで、魚はふわふわ。うまーい!
トルコサラダは、トウガラシの辛さが効いたトマトベースの食べ物で、サラダというより、ディップソースみたいな感じだった。中には、角切りの青唐辛子も入ってて、当たるとかなり辛いけど、癖になる味。
白身フライを浸けて食べると相乗効果。大正解の味。
 
2人で1つしか頼まなかったけど、大満足のボリューム。
ふらりと立ち寄った店だけど、とってもおいしくて大当たりでした。


グラスボート事件が印象的過ぎて、かなり長くなってしまった。
こんなに長い文章、最後まで読んでくださった方、ありがとうございます。
アカバで食べたグルメは、どちらもおいしくて、また食べたいと思えるもの。いい出会いがあって嬉しい。
 
今回はここまで。次回は、「死海」について書こうと思います。
次も見ていただけると嬉しいです🐕🐾

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