No.35 2014年~ ドジョウは好奇心がいっぱい?
我が家の3人の子どもたちが小さい頃には、家で小動物を飼うことはありました。犬や猫は飼えないので、カブトムシ、クワガタ、メダカ、ハムスターなどを飼いました。ハムスターは3匹の赤ちゃんが生まれ一番下の娘はよく育てていました。


ある時期メダカと一緒にシマドジョウと磯巻貝も入れて飼っていました。もう一度シマドジョウを飼おうと近所のペットやさんに行くと、シマドジョウは2011年3月に発生した東日本大震災の被災地で養殖していて手に入らないということでした。そこで、ふつうのドジョウを3匹飼うことにしました。それが、2014年8月のことでした。その3匹のドジョウが今でも生きているのです。8年が経過し9年目に入っています。ドジョウは10年生きると言われていますので、この3匹もそのくらい生きてくれれば嬉しいです。なんと体調は13㎝ぐらいありものすごく大きくなりました。
ところで、私は小学校の低学年ごろにドジョウが出てくる童謡を聞いていてドジョウは面白い生き物だと思っていました。
どんぐりころころ
どんぐり ころころ どんぶりこ
おいけにはまって さあたいへん
どじょうがでてきて こんにちは
ぼっちゃん いっしょに
あそびましょう
どんぐり ころころ よろこんで
しばらくいっしょに あそんだが
やっぱりおやまが こいしいと
ないては どじょうを
こまらせた
どんぐりと遊んだり、どんぐりに困らせられたりと歌われるドジョウはどんな生きものなのだろうと考えました。
どじょっこふなっこ
はるになれば しがこもとけて
どじょっこだの ふなっこだの
よるがあけたと おもうべな
なつになれば わらしこおよぎ
どじょっこだの ふなっこだの
おにっこきたなと おもうべな
※しがこ 東北地方の方言で氷のこと
春になると氷がとけて夜が明けたと考えたり、夏に子どもが泳ぐと鬼の子どもと考えたりとおもしろい生きものだと考えました。
私の子どもの時のことを思い出して、たまにですが水槽の中のドジョウをよく見てみることにしました。本来はそのために水槽をできるだけきれいにして観察することが条件でしたが、私が杜撰な飼育をしてしまい水槽の環境を丁寧に処理することを怠ってしまいました。土の上に藻やコケがたまっていて、それでもドジョウは元気に生きているので環境を変えない方がいいのではという勝手な論理で育てています。
私の観察から次のような考えを持つようになりました。それは「ドジョウは好奇心がいっぱい」ということです。
土の中でじっとしていることが多いのですが、泳ぐときは水面の近くまですごくダイナミックに泳いでいます。こんなに元気に泳ぐとは思っていませんでした。2匹または3匹で一緒に泳いでいることもよく見ます。
2022年3月16日23時34分ごろの福島県沖を震源地とする地震で、東京は震度4の揺れでした。私はすごく大きな地震だと感じました。その時水槽の水面近くを泳いでいた1匹のドジョウが水槽から1mぐらいの床まで飛んでしまいました。すぐ捕まえて水槽に戻しましたが、慌てて砂に潜っていました。ドジョウにはこの時の記憶があったらどう覚えているのか気になりました。
こんな面白い姿を見つけました。




その他にも、「チュチュと音を出すドジョウ」(腸管呼吸していることで鳴き声に似た音がでる)。「二匹か三匹で泳いでいる時お互い他のドジョウに触れ合っているドジョウ」「エサを食べる時他のドジョウに付いたエサを食べようと争っているドジョウ」「もぐっていたのに雷が鳴ると三匹とも砂から顔を出していたドジョウ」「おくびょうなのに最近水槽に顔を近づけても驚かないことがあるドジョウ」などなど好奇心がいっぱいのように感じました。
これから先、最後まで飼育して10年ぐらい生きる「ドジョウの生命力」とともに「ドジョウの好奇心?」を調べていくつもりです。
