サファリゾーンにやってきた
おもいでの話
セキチクシティと言えばサファリゾーン。

ここは本当にいつ来てもワクワクする。ここでしか手に入らないポケモンってのが、なんともそそられる。
それに、ここではポケモン進化のBGMが流れるからね。あれを延々とループして聞くことができるのは、サファリゾーンだけの特権だ。
もう初プレイからほぼ30年も経ってるのに、いまだにときめくんだから不思議。
それだけこのゲームが偉大なのか、はたまたぼくの心の少年の部分が未だに衰えを知らないのか。
サファリゾーンといえばゲームはもちろんなんだけど、漫画作品もかなり思い出深い。
なんと言っても『ポケットモンスターSPECIAL』ね。
あれに出てくるサファリゾーンは、珍しいポケモンの生態系を観察するテーマパークみたいなもので、サファリボールによる捕獲は「非常事態の措置」みたいな扱いだったと思う。ゲーム本編の設定を、若干ひねったような感じ。
特にインパクトがあったのは、レッドがウツボットに食われそうになるシーン。「やっぱポケモンって、真面目に考えたら怖いよな」って強烈に感じた。
あとはちょっと変則だけど、小学館の学年誌で連載していた「ポケモンゲットだぜ!」って漫画の話。(相棒のピカチュウとインカムで会話できる、という設定の漫画)
この作品では、サファリゾーンそのものじゃないけど「ポケモンゲットの練習場」なるものが出てきた。そこで出会う少年が、ヨーヨー型のモンスターボールを使ってて、それがめちゃくちゃカッコよかった。
ぼくが初めて憧れたヨーヨー使いは、堂本瞬一でもキルアでもなくて、あの少年なの。名前も覚えてないけどさ。
それから忘れちゃいけないのが、穴久保幸作版。
穴久保版のサファリゾーンではっきり覚えてるのは、ポケモンに投げつける「えさ」がコロッケだったということ。
子どもながら、「いくらなんでもコロッケはねーだろ!」って笑った記憶がある。
確かに「えさ」の正体はゲームで説明されてない。でも、そこでコロッケをチョイスするんだから、穴久保幸作はほんとすげーわ。

こうやって思い返してみると、なんか昔のコミカライズって自由だったよなぁ。
やっぱあれかな、昔はゲーム本編から得られる情報が少なかったから、その分だけ描き方も自由だったのかな。
かまきりの話
で、なんでサファリゾーンに来たかというと、かまきりポケモンのストライクくんを仲間にするためだ。
ぼくはいま、ポケモン赤のむしタイプ縛りをやっていて、ストライクは、そのための重要なピースとなる。

ただ一つ懸念があって、ぼくはサファリゾーンでストライクを捕まえたことが、過去に一度もない。
ストライクだけじゃない。ガルーラもケンタロスもラッキーも。サファリゾーンのレアポケモンを軒並み捕まえたことがないのだ。
だって、どいつもこいつもすーぐ逃げるんだもん。
幼少期のぼくはホントに根気のない子供で、しんどい遊びからはあっさりと手を引くタイプだった。だからサファリゾーンのレアポケモンに関しても、「あ、逃げるんすか?ならもう良いっス」ってな感じだった。
でもね、今回の縛りプレイではどうしてもストライクを仲間にしたいの。どうしても欲しい。なんせ今回は、「赤版に出てくるむしポケモン全員の良いところを見つける」という裏の目標があるんだから。
ストライクくん不在で殿堂入りなんかしても、なんの意味もない。
大丈夫。ぼくはもう大人だ。あの頃よりも根気があるはず。ストライクを手に入れるまで、何時間でも粘る覚悟だ。

30分もかかりませんでした。
開始10分くらいでストライクが出て、そいつには逃げられたんだけど、また十数分後に2匹目と遭遇。出会い頭にボールを投げたら、そのまま収まってくれた。

ぼくはいったい何から逃げてたんだろう。
なんかあれだわ。ストライクを捕まえるだけの簡単なお仕事なのに、頭の中で事を大きくし過ぎてたみたいだ。
ほら、子どもの頃に苦手意識を持ったものって、大人になってもずーっとその感覚が抜けない、ってことあるじゃない。ね?
たぶん、サファリゾーンがそれだったんだ。
だから今回は、ちょっとそれを乗り越えた感あるね。うん。

というわけで、むしタイプ縛りの最終パーティが完成しました。
これだけむしが揃うと壮観だ。初代はアイコンも全員一緒だから、ぱっと見だと誰が誰だかわかんないけど、統一感があって案外悪くないかもね。
