ベトナム|フエ|夜の街も熱い|定番ローカルソウルフードを楽しむ‼️
フエと聞くと、多くの人は王宮や帝廟などの歴史遺産を思い浮かべるだろう。
しかし実際に滞在してみると、夜のフエもなかなか魅力的である。
ネオンが灯る繁華街。地元グルメを楽しめるレストラン。意外と穴場なナイトマーケット。そして幻想的にライトアップされるフォン川。
今回は2日間の滞在中に歩いた、フエ新市街地の夜の様子を紹介したい。
昼間とは違う表情を見せる古都フエを楽しむ街歩きである。
■フエ新市街地の夜を歩く
滞在した2日間でフエ新市街地を中心に夜の街を歩いてみた。昼間は比較的落ち着いた雰囲気だったが、夜になると飲食店やバーに灯りがともり、一気に活気が増してくる。

今回主に歩いたのはフォン川沿い、繁華街エリア、そしてナイトマーケット周辺である。
観光客向けの施設が集まっており、夜のフエを楽しむなら外せないエリアだ。
初日の夜の繁華街
繁華街エリアにはレストラン、バー、マッサージ店、土産物店などが集まっている。ダナンほど大規模ではないが、観光客が夜を楽しむには十分な賑わいがある。

夜が更けるにつれてネオンが輝き始め、人通りも徐々に増えていく。

まだ時間が早かったため空席も目立っていたが、こうしたテラス席で仲間と食事をすれば盛り上がることは間違いない。

私も一人で入りやすそうなレストランへ入った。本来は屋外席で食事を楽しむ予定だったが、ちょうど注文した直後に激しいスコールが降り始めた。急遽、店内へ避難することになった。

Bánh bèo
フエ名物の一つであるバインベオと、フエを代表するビールHUDAを注文。小皿に盛られたバインベオは見た目も美しく、軽く食べられるため酒のつまみにもぴったりだ。もちろんHUDAとの相性も抜群だった。

本来は軽く食べてから食べ歩きをする予定だった。しかし雨は一向に弱まる気配がない。
仕方なく店内で雨宿りを続けることにした。せっかくなので追加でバインセオも注文した。

CHE
店員さんに傘を借り、店の前で販売していたチェを購入した。チェはベトナムを代表するスイーツの一つであり、地域ごとに様々な種類が存在する。
レストランで郷土料理を食べ、その後チェを楽しむ。気付けばかなり満腹になっていた。
多少雨脚は弱くなったものの完全には止まず、その後は近くのマッサージ店でさらに時間を潰すことにした。

マッサージを終えても空はまだ不安定だった。最終的には多少濡れることを覚悟しながらホテルへ向かうことにした。

雨の影響もあってか、普段より客足は少なかったのかもしれない。

それでも店内では多くの人が食事や会話を楽しんでいた。こうした光景を見ると、旅先の夜らしさを感じる。翌日の夕食も同じ繁華街エリアで楽しむことにした。
二日目の夜の繁華街

伝統的な雰囲気のレストランを見つけたため入店。フエ名物が一度に楽しめるセットメニューを注文した。
しかし後になって、この判断を少し後悔することになる。想像以上に量が多かったのである。

繁華街には観光客向けのレストランが数多く並ぶ。ハノイやホーチミンとはまた違った落ち着いた雰囲気があり、古都らしさも感じられる。

この日は天気も良く、ライブ演奏が行われていた。通りを歩いているだけでも音楽が聞こえてきて賑やかだ。

夜が深まるにつれて席はほぼ満席になった。フエの夜は想像以上に活気がある。

カフェも多く、食後にゆっくり過ごせる場所には困らない。夜風を感じながらコーヒーを楽しむのも良さそうだ。
ナイトマーケット

繁華街から少し南へ歩くとナイトマーケットエリアがある。

歩行者天国になっているが、私が訪れた時間帯は比較的人が少なかった。露店は想像以上に多く、ゆっくり歩いて見て回ることができる。

フエ名物の調査を続けていると、Com Henの店を発見した。すでにかなり満腹だったが、ここまで来たら試さないわけにはいかない。

Com Hen
シジミを使ったフエの名物料理である。プラスチックテーブルと小さな椅子。いかにもローカルらしい雰囲気が良い。
ただ、満腹状態で食べたため、本来の美味しさを十分に味わえなかったかもしれない。

通りにはお馴染みのプラスチックチェアが並ぶ。こうした風景を見ると、「ベトナムに来ている」と実感する。

ホーチミンやダラットで食べて以来、すっかりお気に入りのスイーツになっている。お腹は空いていなかったが、結局また食べてしまった。

通りは長く歩きやすい。店もそれなりに多い。それにもかかわらず人が少ないことには少し驚いた。
有名なナイトマーケットほどの混雑がないため、むしろ落ち着いて散策できる穴場かもしれない。

ナイトマーケットを後にし、再び繁華街方面へ向かう。少しでもカロリーを消費しなければならない。

途中で別のナイトマーケットも発見した。先ほどのエリアよりもかなりローカル色が強く、照明も少ない。
派手さはないが、不思議と惹かれる雰囲気がある。残念ながら満腹だったため、食べ歩きは断念した。
フォン川沿い遊歩道

夜のクルーズに備えてドラゴンボートが待機していた。時間に余裕があれば乗船してみたかった。

旧市街と新市街を結ぶ橋がライトアップされる。昼間とは全く違う表情を見せる瞬間だ。


照明は色が変化し続ける。歩いているだけでも十分楽しめる演出である。写真映えも抜群だった。

夜風を感じながら川沿いを歩く。昼間とは違い、どこか幻想的な雰囲気が漂っている。

体全体をメタリックにして、微動だにしない芸を行っている姿をよくベトナムでは目にする。
大抵は、男の人が全身銀色に塗り立っている姿であるが、ここでは金色の女性が立っていた。
見ていると、女性であることから、どうしても品のない男性が体を触ろうとする。さすがに触られるとその女性は動いて拒否をしていた。やや残念な光景だ。
■総評
フエの夜は、ダナンやホーチミンのような派手さはない。しかし、その分だけ落ち着いており、ゆっくりと食事や街歩きを楽しめる魅力がある。
繁華街ではフエ名物を味わい、ナイトマーケットではローカルな空気を感じる。
そして最後はライトアップされたフォン川沿いを歩きながら、一日の旅を振り返る。
歴史の街として知られるフエだが、夜の街も十分に楽しめる。
もしフエに宿泊するのであれば、王宮や帝廟だけで終わらせるのは少しもったいない。
ぜひ夜の繁華街やナイトマーケット、そしてフォン川沿いの散歩も楽しみながら、古都フエのもう一つの表情を体験してみてほしい。
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