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四つの「ちょきん」

8月になって今日で一週間。
毎月初に、定期購読している
月刊誌『致知』が届きます。
今月届いた9月号を、早速
パラパラと読み始めました。

JFEホールディングス名誉顧問の
數土すど文夫さん巻頭の言葉
述べていた中に、新渡戸稲造
『修養』の中で説かれていたおしえが
紹介されています。

彼が第一高等学校長のときに、
若者たちに、人生では常に
「四つの貯蓄」を忘れるべきで
ない
と訓辞を垂れたとのこと。

その四つとは、

「一に金銭、二に体力(健康)、三に知識(教養・技術)、四に徳」

であり、これらの継続的な実践が
必須
であると付言・強調している
ようです。

この「四つ」を眺めたときに、
一は金銭の貯蓄なので「貯金」だな、
二は体力の貯蓄ですが、筋肉をしっかり
蓄えるという解釈もできそう
なので
「貯筋」と言っても良さそうだな、
などと思い至りました。

となると、三と四も「ちょきん」と
読ませる適切な漢字があったら
面白いかもしれない!
そんな思い付きから、少しばかり
考えてみたのです。

まず、三は知識の貯蓄です。
「きん」
と読む漢字で、
「知識(教養・技術)」という意味合いを
持たせられそう
なものとして、
「謹」がありました

「貯謹」と書いて、つつしみ」すなわち
礼儀正しさに代表される「教養」を
貯めていく
、そんなイメージを
持たせることのできる言葉に
なりそうです。

最後に四、徳の貯蓄については
どうでしょうか?

「きん」と読む数ある漢字の中で、
「徳」を意味する言葉、あるいは
「徳」に最も近い言葉としては、
「欽」
がふさわしいのではないか、
と考えました。

「謹」も「欽」も、いずれも
「つつしみ」という意味合いを持ち、
かなり近しい存在ではありますが、
「欽定憲法」という言葉の通り、
天皇や天子に近しい言葉であるため、
「徳」にふさわしいのはこちらだろう
と考えたのです。

これで、四つの「ちょきん」が
揃い踏み
となりました。

貯金
貯筋
貯謹
貯欽

読み方は、

ちょきん
ちょきん
ちょきん
ちょきん

となるわけです。

だからどうということもない、
ただの言葉遊びなのですが、
口ずさむと耳に心地よく、
四つの「きん」が軽快に貯まって
いく感じがしませんか?

ということで、
自己修養には四つの「ちょきん」、
貯金、貯筋、貯謹、貯欽、
これらを毎日継続的に実践すべし

というお話でした。



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