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通さぬは通すがための道普請

マーケティング施策企画し、
上長あるいは会議体にて承認を
もらう
という機会は、
どの会社であっても必ず通るべき
道でした。

承認を得る上で、大抵の場合、
キーパーソンとなる人がいるもので、
時にそれは社長だったり、
本部長部長の職位にある人だったり、
会社によって様々です。

そのキーパーソンが、
承認する基準として何を大切にして
いるかを事前に掴んでおくことが、
企画のスムーズな進行に欠かせない
要素となります。

ここでよくある話が、
「売上>利益」タイプのキーパーソン
から、「売上<利益」タイプの人に
変わった(あるいはその逆)ことで、
承認されやすさ(されにくさ)が
ガラっと変わってしまうこと。

それまでは、いかに売上を上げるか、
ビジネス規模を大きくするかに注力し、
多少利益が削られても「未来への投資」
といった言葉で正当化し、企画を前に
進めていたとしましょう。

キーパーソンが変わったとたん、
「投資」ではなく「ギャンブル」だと
追い詰められ、利益をしっかり取れる
企画以外は許されなくなってしまう

そんなことが「あるある」だったり
するのです。

会社によって、事業によって、
内容は千差万別、状況は多種多様。
売上と利益のバランスについて
どのレベルが正解かというのは、
一概に決まるものではありません

ただ、やはり最低限の「利益」
確保するということは、
経営のかじ取りをする上では絶対に
外せない要件です。

顧客にいい顔をして損失を垂れ流し、
結果的に倒産して商品を市場に出す
ことすらままならなくなったならば、
周り回って顧客にも迷惑をかけますし、
そもそもの認識が甘すぎるとしか
言いようがないでしょう。

愛読誌『致知』7月号「私の座右銘」
というコーナーで、ダスキン社長
大久保裕行さんが、タイトルに掲げた
言葉を紹介していました。

通さぬは 通すがための道普請みちぶしん

2022年、彼が社長に選任された折に、
創業者の言葉や著書を読み返す中で
出会った言葉だったそうです。

道普請とは道路工事のこと。
目の前の道路工事、すなわち障害は、
自分を成長させ、道を切り拓く力を
与えてくれる
、そんな意味合いの
言葉なのですね。

この言葉を読んで、正に先程挙げた
ような事例が頭に浮かびました。

社内で企画を通すのが急に難しくなり、
それがあたかも目の前で道路工事
始まって先へ歩を進められないことの
ように感じられる、そんな場面に今後
出くわすかもしれません。

しかし、その道路工事があるからこそ、
自分を成長させることができる
し、
たとえ少し待たされたとしても、
でこぼこ道が整備されてストレスなく
先に進むことのできる環境が整う
かも
しれないのです。

逆境にめげずに、むしろ
逆境を楽しむくらいの気持ちで
ビジネスと対峙
していきましょう。


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ahiraga 己に磨きをかけるための投資に回させていただき、よりよい記事を創作し続けるべく精進致します。