またキヅールさんに会いに行く〜りんごとねぷたの津軽遠征記〜ラインメール青森戦 26.04.04-06
鶴とめぐる青森遠征記 〜りんごとねぷたと勝利の週末〜
サッカー遠征は試合だけじゃない。
スタジアムへ向かう道中も、その土地の景色や音、そこで出会う人や食べ物も全部ひっくるめて「遠征」だと思う。
今回の舞台は青森。
自分にとっては初めての青森だ。
いわてグルージャ盛岡のサポーターとして、ラインメール青森戦を中心に4月4日から6日にかけて3日間で金木、青森市、浅虫温泉、弘前へ。
心の恋人・キヅールさんを追いかけて、津軽の旅が始まった。
青森へ
早朝、伊丹空港へ向かうモノレールに揺られながら旅はスタート。
伊丹空港から青森空港へ。
機内では太宰治の「津軽」を読み、気持ちを盛り上げていく。
窓の外には岩木山。
空から見ても、その存在感は圧倒的だった。

青森空港へ降り立ち、レンタカーを借りる。
そしてまず向かったのはりんごの国らしい場所。
道の駅アップルヒルで食べたりんご&シナモンジェラートは、濃厚で甘い。思わず声が出るほどの美味しさだった。

岩木山に呼び止められる
車を走らせても、なかなか前に進まない。
岩木山が美しすぎる。
少し走っては停まり、
また少し走っては写真を撮る。
津軽平野のどこからでも見えるその姿は、まるで歓迎してくれているようだった。



そして鶴の舞橋
「キヅちゃん、あれが鶴の舞橋だよ」
そんな言葉をかけながら眺める日本一長い木造三連太鼓橋は、鶴サポなら一度は訪れたい場所だった。

太宰治の故郷へ
金木へ向かう途中、思わず車を停めた。
理由は――鶴サポなら素通りできない小学校。
遠くからでも目立つその姿に吸い寄せられてしまった。


金木では太宰治記念館・斜陽館を見学。
その前に腹ごしらえ。
十三湖しじみラーメンに、まさかのりんご餃子。
薄ピンクでほんのり甘い餃子は想像以上にクセになる味だった。

産直施設では「走れメロス」をもじった看板に笑い、
文学の町らしい空気をたっぷり味わった。







青森市内へ
青森市へ移動し、レンタカーを乗り捨て返却。
夜は前々から行ってみたかった
民謡酒処「りんご茶屋」さんを予約していた。
こちらでは津軽民謡と津軽三味線を生演奏で。
生音の三味線演奏と唄はカラダも心も震えた。
素晴らしい体験だった。
近くに住んでいたら行きつけになっていたに違いない…





4月5日 カクヒログループアスレチックスタジアムへ
そして遠征のクライマックス。
ラインメール青森との一戦。
グルージャの「ジョバンニ」や「雨ニモマケズ」はご当地チャントとして完成された素晴らしいチャントだけれど、
ねぶたを取り入れたラインメールのご当地チャントもとても良かった。

サッカー遠征の醍醐味が全部詰まっていた。
前半の連続得点には痺れた。
藤島樹騎也選手のゴール。
それを誰よりも喜ぶ仲間たち。
よく走り続ける秦心太朗選手。
闘う漢の顔つきになっていた柳世根選手。
選手たちそれぞれの表情を追いながら、勝利の喜びを味わった。






そして何よりキヅールさん。
震えたり、
つつこうとしたり、
しゃがんだり、
自由だった。
それでいて圧倒的にかわいかった。

試合後は浅虫温泉へ
カクヒロスタジアム最寄り駅の野内駅から一駅の浅虫温泉駅へ足を伸ばし、試合の汗を流しに。
道の駅隣接の展望浴場はだか湯から見る湯ノ島は本当に美しかった。


青森市内を散策






弘前では津軽藩ねぷた村へ
巨大なねぷたの迫力はもちろん、
横から見たねぷたの顔が意外なほど鼻筋の通った横顔だったことにも驚いた。


さらに下川原焼土人形の絵付け体験。
弘前のねぷた村で体験した下川原焼土人形の絵付け。
「このコをデザインしたいんですけど」
キヅールさんの画像を見せながら、スタッフさんと一緒に配色や模様を考える。
気がつけば夢中になっていた。
観光地での体験というより、推しグッズを自作している感覚に近い。
完成した鳩笛を机の上に置いた瞬間、思わず笑ってしまった。
鳩笛なのに、ちゃんとキヅールさんだ。
少し首をかしげた表情も、どこか不安そうな目つきも、なんだか御本人(本鶴?)に見えてくる。
世界に一つだけ。
青森でしか作れない、私だけのキヅール鳩笛。
完成した鳩笛は思わず息が止まりそうなくらい可愛かった。


青森で食べたもの
旅を振り返ると、とにかく食べていた。
しじみラーメン。
りんご餃子。
りんごジェラート。
生シードル。
ヒラメ漬け丼。
そして数々の青森土産。
なかでも大人気のチョコQ助は戦利品だった。


また来るための「さようなら」
帰りの飛行機は遅れ、
新幹線の乗り継ぎに慌てる場面もあった。
それでも無事に帰路へ。
岩手も大好きだけど、青森も本当に良かった。
りんごの国で出会った景色や人たち。
スタジアムで共有した歓声。
キヅールさんと過ごした時間。
また必ず来よう。
そう思いながら、青森をあとにした。
