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わたなれのアニメ・映画・原作を全部見たので感想(ネタバレまみれ)

ちなみに原作読み終わったのは今年の2月なのでマジで今更すぎる記事。原作ストックあるんで2期とっととお願いします。

昨日で1話放送から1年経ったらしい。時の流れに置いてかれている。
もうわたなれを原作まで読んだ方、もしくはネタバレを許せる方、わたなれとか知らんけどキモい感想を読みたい人はどうぞ。

そもそも見始めたきっかけ

TwitterのTLにいかがわしい切り抜きがたくさん流れてきたため。
マジでこんだけ。


百合ものってかGL(ガールズラブ)作品に関しては桜Trick以外は見たことがない。※投稿前に読み返してて気づいたけど安達としまむらは見てた。正直あんまり刺さらんかったが。てか物語が大きく動く前に終わった感がある。

きらら系とかのかわいい女の子しか出てこない系の作品はそこそこ見てきたけど女の子同士で告白とか付き合うみたいな作品は見たことなかった。
有名どころだとcitrusとかやが君がそれに当たるらしいけど作品名しか知らないのでマジでエアプ。百合姫で連載されてたわたてん(私に天使が舞い降りた!)見てたけど個人的には日常ギャグアニメの範疇。

会社の同期の家でdアニメストアの今期(2025夏)アニメ一覧を物色中
「このアニメTLに切り抜き流れてきてエロかったわ」
「じゃあ見ようぜ」
となり視聴開始。

●1話~4話 王塚真衣編



高校デビューした元陰キャの主人公「甘織れな子」に学園一の美女でスパダリの「王塚真衣」がいきなり告白してくるとこから始まる。
このあらすじだけ見ると量産型なろうとか悪役令嬢ものみたいだなと感じるがあんまり不快感は無かった。というのもこのアニメめちゃくちゃテンポがいい。設定を一気にドーンと説明してあとはキャラ描写に尺を使う。キャラがめちゃくちゃ早口でれな子の心理描写も多くて話が入ってきやすい。1話後半からもうイチャイチャが始まる。あ^~

基本的にグイグイ来る真衣に対してれな子は恋人ではなく友達の関係でいたい。女の子同士でそういう関係になることに終始戸惑っている。NL作品しか見たことなかったのでこの同性同士で恋愛関係になることに悩むキャラってのは新鮮で楽しめた。友達と恋人の境目とかもラブコメ作品にありがちなテーマとかだけどれな子のコメディ色あるモノローグ多めで進んでくれるので飽きずに見れた。

お風呂シーンとかは普通にえっちだった。アラサーのキモオタ2人が黙って見てた。視聴後に同期が「やはり中村カンナ(れな子役の声優)は受け役が合うね」とか言っててキモかった。

●5話~8話 琴紗月編



クール系黒髪ロングの紗月さんの回。自分がクーデレに弱すぎるのでこのキャラはマジで刺さった(言うほどデレてないが)。
クール完璧っぽいキャラが不器用な恋愛する感じすごいすき(語彙力なし)。この辺からギャグとしても結構おもしろい。基本誰に対してもへりくだるれな子が紗月にだけ舐めた態度を取ってるのがイイ。

笑顔が良すぎる

恒例のお風呂シーン(わたなれはれな子が各ヒロインとお風呂に入るシーンが必ずある なんでやねん)だが作品とキャラへの好感度が上がってきてもうエロく感じなくなってきた。別に濡れ場が嫌いなわけではなく好きなカプのイチャイチャが見れてあ^~って感じ。昔から好きな作品はそういう目で見れない。知らん作品の方がなんとやらって奴だ。


●9話~12話 瀬名紫陽花編

癒し系いい子の紫陽花さん編 

全編通して聖人ムーブしているのだがそういう子が恋愛に関して自我を出したり、我が儘を言うのっていいよね。
祭りの花火のシーンに合わせて紫陽花さんが自分の気持ちに気付くシーンは演出が綺麗で良い。

キャラ数が少ない&モノローグ多めなおかげで感情移入しやすい。おかげで各キャラクターに不快感がない。アニメ最終回はこれからどないすんねーんというところで終わり続きは劇場で!のパターン。秋からクソ田舎に転勤となり案の定近所の劇場では上映されなかった。かなしい::

●映画 ネクストシャイン 小柳果穂編


全国上映(一部地域)


百合映画を見るのに新幹線が必要な人間
上映館少ない&1日の上映本数も少ないとのことで自分が見に行った時はほぼ満員だった。

「大量の百合豚が集まってきている!」


観客動員数とか円盤売り上げ枚数で作品を語るのは好きではないがせっかくなら売れてくれる方がうれしいのは本音。

映画はもちろんアニメ本編の続きから始まり、れな子が2人からの告白の重圧に耐えられずウジウジするシーンから始まる。
しかしこのウジウジパート、アニメでいうところのAパートくらいまでで妹の遥奈に強制的に打ち切られる。
ラブコメによくあるキャラの病みパートあんまり好きではないのでこの展開の早さはマジで評価したい。やっぱアニメはテンポよくてなんぼよ(ドパおじ)。

本編はアニメではあまり描写されなかった果穂ちゃんをメインに展開されていく。幼なじみ設定とかコンタクトの設定とかご都合展開もあるがまあ許容範囲。ストーリーは友情・努力・勝利の王道展開(勝利せず終わるけど)。
序盤に果穂ちゃんがれな子に喝を入れるシーン、終盤にれな子が果穂ちゃんに喝を入れるシーンの対比が素晴らしかった。
アニメの各ヒロインとれな子は恋愛関係絡みって感じだけど、果穂ちゃんとはザ・友情って感じがする。

果穂ちゃんとのストーリーだけでも結構高得点なのだがクライマックスは真衣・紫陽花さんからの告白にれな子がどんなアンサーを返すかである。
れな子は悩んだ末にめちゃくちゃ頑張って絶対に幸せにするから二股させてほしいという驚異の返答。三角関係をこんな方法で解決(?)するラブコメは初めて見た。
一夫多妻のハーレム作品は探せばそこそこあるだろうけどこの場合はなんて形容するんだろう。一婦二妻?ただの三妻か?
劇場ではそこそこ笑いが起きていた。俺も笑った。

ストーリーの話ばっかりしてしまって言及してなかったけどOP「ムリムリ進化論」がめちゃくちゃ良い。作画が良いうえにキャラの性格がOP見ただけでだいたいわかる。あとかわいい。劇場のでっかい画面でOP見れたのうれしい。
ナナヲアカリが原作読んだうえで作詞してるので当然歌詞の内容も本編とバッチリ嚙み合っている。

EDの「迷っちゃうわ」も毎話イントロの入り方が良いし、サビ部分のメロディーの聞き心地が良いね。良いしか言ってねえなこいつ。

劇場版EDの全員キャラソンはなんか解釈違いであんま刺さらんかった。やっぱキャラソンやるなら初手からやってくれた方がええんかな。琴紗月はそんな歌い方しない(厄介オタク)。

●原作 5巻


あまりにもかませ犬な他クラスの女性グループにれな子たちがクラスマッチで勝利する話。

最近の作品、かませ犬キャラの描写が適当すぎやしないだろうかと思わなくもない。リコリコとかなろう系とか。リコリコは最近というには古いか…
メイン5人のキャラが立ってるので他にあまり描写を割きたくないんだろうな~とは感じる。

リコリコのかませ キャラデザの気合の入れ方がメインと違いすぎる

ストーリー自体に大きな起伏はなく各ヒロインとのイチャイチャがメインという感じ。作者のあとがき曰く今まで読んでくれた読者へのボーナストラック。

れな子は上位カーストグループに高校デビューで無理して入っている感じだったが、この辺から内面的にも成長してつよつよ高校生になってる。作品が進むにつれて主人公がちゃんと成長してるのいいよね。ラブコメは主人公が魅力あるキャラじゃないと批判が出やすいと思っている。ニセコイ、かのかりなど

●原作 6,7巻 甘織遥奈編


中学で引きこもり不登校だったれな子の過去を姉妹関係ギクシャクしながらも清算する回。
個人的にはわたなれ全体で見て一番いい話かもしれない。まあ他が1冊で終わるなか2冊割いてんだからそりゃそうか。

どうも百合界隈では姉妹百合は王道ものらしい。(作者あとがきより)
読んでるとき個人的には恋愛ってより家族愛のエピソードと捉えていた。こういうのも百合の範疇なんすね。ジジイだから家族愛エピによわい。

普段頼りないのに妹のためには頑張れる姉と、優等生なのに姉のためにはグレることも厭わない妹。
れな子の引きこもり脱却シーンのとこは普通に感動してしまった。アニメ化はよ

なんか二次創作のイラストも妹とのカプ絵が多い気がする

毎度のことながら遥奈視点でのモノローグ・情景描写も多めなので感情移入しやすくて良いね。

アニメの方の感想でも感情移入しやすいという表現を使ってしまったが、これはそのキャラクターの意思決定・行動原理に自分が納得できるかどうかで判断している。各キャラのその時その時での心情がちゃんと描写されているのでストーリー展開に疑問が浮かばず読みやすい。
迂遠な言い回し多めで行間を読むことを強いられる作品もそれはそれで好きだけどね。ラノベは気負わずサクッと読めるのが利点。

●原作 8巻 琴紗月編?


真衣の幼馴染みのリュシーちゃん(許嫁だったのに勝手に破談にされる。かわいそう。てか普通に女×女の許嫁が成立してんの文化進みすぎだろ)と風呂入ったりキャバクラいったりれな子がどんどん悪い子になってる。最終的には真衣のお付きである花取さんに4股がバレるのでトントンと言ったところか。
百合百合餃子パーティーでのイチャイチャなど色々あったがこの巻は最後の琴皐月が全て持って行ってしまった。

紗月さんは女手一つで自分を育ててくれた母を表面上は冷たくあしらいながらも溺愛している。そしてその母が恋愛に人生を振り回される様を幼い頃から見てきた。
紗月さんにとっては恋愛はくだらないものでしかない。なのにライバルの真衣、敬愛している紫陽花、友人(?)のれな子はどんどん恋とともに成長していく。

紗月視点では成長とは感じていないかもしれないが、少なくとも幼なじみの真衣が自分が抱いていた真衣像から変わっていくことに動揺していることが見て取れる。
自分の感情がわからなくなりぐちゃぐちゃの紗月さんをれな子は救えるのか!? 9巻はよ
クール完璧っぽいキャラが不器用な恋愛する感じすごいすき(2回目)。

●まとめ?

全体的にシリアスというよりコメディ色が強めなので気楽に楽しめた。ギャグ作品の体をなしているからこそたまに出すシリアスが印象に残りやすい。ラブコメは負けヒロインが発生する関係上見ててつらくなったりすることもあるのだが、二股することで無理やり解決したのでそういうこともない。

最近1クールに1,2作品くらいしかアニメを見ておらずキモオタからキモにな
りつつあるが、わたなれのおかげで久々にキモオタに戻れた感はある。
原作ラノベも買ったが、ラノベ買うなんてマジで何年ぶりだろうか。高校生以来かもしれない。

近頃は話題作を見ても「持ち上げすぎじゃね?」と冷めた視点で見てしまうことが多かったがそんな自分にもハマれる作品があってよかった。

アニメでは端折られたイチャイチャシーンには真衣がかわいいシーンが多かった。アニメの範囲だとスパダリ超人シーンばかりだったからギャップでめっちゃかわいく感じる。原作はページ数多めの分厚い巻もありアニメで多少端折られるのは仕方ない。小説は千円以下で数時間暇潰せてマンガよりお得だと金欠中学生のころから思っている。みんな活字読め。

あとれな子は受けオンリーじゃなくて攻めもできる女であることが原作読んでわかった。受けの真衣めっちゃかわいい。学園の王子様キャラがプライベートでは攻めにタジタジにされる展開はもはや王道。BL界隈だとリバとか地雷らしいが百合界隈だとあんまりみんな気にしてなさそう。

放送から1周年を迎えた作品の感想をいまさら投稿するの意味不明すぎるな。逆にちょうどいいのか?

やっぱアニメ放送から時間が経つとTL上にその作品の話題が流れる頻度も下がってくる。アニメ勢と原作勢でストーリー進行度にも差が出ちゃうので早く2期発表して欲しいところ。

壁打ちでもいいから感想を言語化するのは頭の体操になって結構いいかも。
やる気が出たら上伊那ぼたんの感想も書くかも。

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