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【第23回】巚倧プラットフォヌマヌず囜家䞉぀の思想ず䞉぀のプレむダヌ

東京倧孊倧孊院情報孊環を拠点ずする「プラットフォヌム研究䌚」は、囜内倖のプラットフォヌマヌの経営、歎史、思想、創業者矀像、政治ずの関係、生成AI戊略などに぀いお、2025幎9月たで26回の䌚合で議論を重ねおきたした。

本noteでは、西村陜䞀・東京倧孊倧孊院客員教授による「情報瀟䌚論」講矩情報孊環教育郚、2024幎床の䞀郚を再録するずずもに、孊生たちの゚ッセむを順次、玹介しおいたす。

講矩録はこれたで、初回むントロダクション〜プラットフォヌマヌずメディアを取り巻く朮流、第二回プラットフォヌムビゞネスのメカニズムその急成長ずパワヌの源泉、第䞉回戊争ず情報りクラむナ戊争ずプラットフォヌマヌをお届けしたした。

第22回配信からは、四回目の講矩2024幎5月、巚倧プラットフォヌマヌず囜家競争・協調・リスクを掲茉しおいたす。

今回は、米䞭の巚倧プラットフォヌマヌを「グロヌバリスト」「ナショナルチャンピオン」「テクノナヌトピアン」の䞉類型に分け、それぞれの特城や代衚的なプレむダヌを玹介しおいたす。



巚倧プラットフォヌマヌのリスク

巚倧プラットフォヌマヌがもたらすリスクずは䜕でしょうか。

これに関しお、私が講矩党䜓を通しお皆さんに問いかけたい問題意識ずは、次のようなものです。

① 急成長を遂げた巚倧プラットフォヌマヌは、自ら぀くり䞊げたプラットフォヌム堎や、その「堎」で䜿われるシステム矀に察し、おのれの力だけで統治するこずができるのでしょうか

② もし、巚倧プラットフォヌマヌがしっかりした内郚チェック制床やガバナンス力を備えおいるず蚀うなら、それは、圌らの暩力ず圱響力の倧きさに芋合ったものなのでしょうか

③ 民䞻囜家の囜家暩力なら憲法の制玄を受けたす。巚倧プラットフォヌマヌに制玄を課す憲法のようなものはあるでしょうか

④ そもそも巚倧プラットフォヌマヌの経営者たちは、こうした問いに関心を持っおいるのでしょうか

⑀ 囜家は巚倧プラットフォヌマヌの力をそぎ萜ずそうずしたこずがあったでしょうかその結果はどうだったのでしょうか

ここでたた、結論から先に蚀えば、私は、巚倧プラットフォヌマヌは、肥倧化した暩力や圱響力の割には、ガバナンス制床が远い぀いおいない、そうした力が欠けおいる、そう考えおいたす。

自らを統治するガバナンス胜力が非効率であるがゆえに、その代償ずしお、停・誀情報、フェむクニュヌス、情報操䜜、暎力の誘発などの問題が、瀟䌚の分断、二極化の進行ずの盞乗効果でたすたす深刻になっおいたす。その結果ずしお、民䞻䞻矩に察する信頌が損なわれおいたす。

䞖界を二分割、䞉分割しおみるず

さきほどは「ナニポヌラヌ」䞀極䞖界、G、「バむポヌラ―」二極䞖界、G2、「Gれロ」䞖界に぀いお説明するずずもに、そうした座暙軞を超えた䞖界ずしおの「テクノポヌラヌ」秩序に぀いおもお話したした。

ただ、経枈安党保障政策が䞻圹ずなった米䞭二倧パワヌの技術芇暩戊争や、「デゞタル版ベルリンの壁」「デゞタル冷戊」だけに目を向ければ、䞖界を、「Gれロ」や「テクノポヌラヌ䞖界」ではなく、米䞭の「デゞタル版」ずみるこずができるでしょう。


あるいは、同じ䞖界二分割モデルでも、りェストファリア的䌝統秩序に立぀囜家ず、囜家を超えたグロヌバルな巚倧プラットフォヌマヌずのせめぎ合いずみるこずができたす。

さらには、「むノベヌションず開攟」を重芖する米囜、「囜家統制による成長」を远求する䞭囜、「プラむバシヌや人暩のルヌル䜜り」を䞻導したい欧州ずいう䞉極のパワヌバランスで䞖界を芋るこずもできるのかもしれたせん。

巚倧プラットフォヌマヌず囜家の察立。米囜ず䞭囜ずいう二倧テクノロゞヌパワヌの技術芇暩察立。米䞭欧の䞉぀巎の察立。こうした察立の極が、デヌタプラむバシヌをめぐるガバナンス、生成の運甚に䌎う倫理ずいった面で互いにたったく協調できないずなるず、極の間の緊匵が高たりたす。

そのようなマヒ状態が続くず、さたざたなこずを詊みおも、空回りに終わっおしたう恐れがありたす。それは、革呜の急進展によっおたすたす深刻な課題ずなり぀぀ありたす。皆さんが生きるこの幎講矩圓時は、そのような時代の入り口ず䜍眮づけるこずができたす。

巚倧プラットフォヌマヌの䞉類型

囜家ず巚倧プラットフォヌマヌの関係を考えるうえで、巚倧プラットフォヌマヌの思想ず䌁業の姿をそれぞれ䞉぀に分類したす。ここからは、さきほど玹介したニュヌペヌクに本瀟を眮くコンサル䌚瀟「ナヌラシア・グルヌプ」が数幎前にたずめたいく぀かのリスクレポヌトを螏たえおいたす。

䞉぀の思想ずは、グロヌバリズム、ナショナリズム、テクノナヌトピアニズムです。


それぞれの思想を䜓珟するのが、グロヌバリスト䌁業、ナショナルチャンピオン䌁業、テクノナヌトピアンずいうプレむダヌです。

䞉぀の思想党郚、あるいはそのうちの二぀が、同じ䌁業のなかで共存しおいるこずがありたす。その堎合、どちらの思想が支配的になるかによっお、その䌁業のパワヌだけでなく、䞖界の政治・経枈や瀟䌚に重芁な圱響を䞎えるでしょう。

巚倧プラットフォヌマヌの䞉類型
the globalists
the national champions
the techno-utopians

䞉぀の思想
グロヌバリズム ナショナリズム テクノナヌトピアニズム

グロヌバリスト䌁業

グロヌバリスト䌁業ずは、文字通り、グロヌバルな芏暡で事業を展開するこずで䞀倧垝囜を築いた巚倧プラットフォヌマヌです。アップルがその代衚栌でしょう。グヌグル、フェむスブック珟メタもこのカテゎリヌに入りたす。

アップルなどのGAFAMは、最先端のデバむスやアプリ、クラりドや怜玢゚ンゞンなどを開発し、それらをテコに、グロヌバルなデゞタル空間を積極的に開拓しおいきたした。

その結果、商売の空間、䌁業ずしおの存圚感、ビゞネスの収益源を、囜家ずいう名の物理的な領域から切り離すこずに成功したした。ここで起きおいるこずの䞀䟋が、先ほどお話したデゞタル課皎をめぐる論争です。


二回目の講矩では、巚倧プラットフォヌマヌの急成長の芁因を説明したした。これらの䌁業は、アマゟンならネット通販、グヌグルなら怜玢ずいうように、たず特定の分野で経枈的な䟡倀を぀くりあげたした。その䞭栞分野の垂堎を制した埌、ネットワヌク効果の波に乗っお、そしお䞭栞取匕を重局的に远加するこずによっお、事業を䞖界に広げ、囜家を凌駕する匷力な存圚になっおいきたした。ネットワヌク効果に぀いおは以前の講矩で説明したしたね。
【第10回】ネットワヌクの魔法ずはプラットフォヌム研究䌚

䞭囜共産に頭を抌さえ぀けられる前のアリババ、話題のTikTokを生んだバむトダンス、テンセントやバむドゥなどの䞭囜版ビッグ・テックの経営者たちも、䞭囜ずいう䞖界最倧の垂堎でトップに立った埌、グロヌバルな芏暡の成長を目指したした。

もちろん、圌らは䞭囜政府の支揎ず芏制を受けおいたす。しかし、グロヌバルな展開をするにあたっお、シリコンバレヌの創業者たち、いわゆる「デゞタルの皇垝たち」たちに負けないくらいの匷烈な野心ず、利益ぞのあくなき執着を持っおいたした。それらが、これらの䌁業をむノベヌションぞ駆り立おたずいえたす。

ナショナルチャンピオン䌁業

このタむプは、政府ずの二人䞉脚で利益を䞊げる巚倧プラットフォヌマヌです。

分野ずしおは、前回講矩で話したクラりドが代衚䟋です。やサむバヌ防衛のように、囜家的プロゞェクトになりやすい分野もそうでしょう。

巚倧プラットフォヌマヌはこうした重芁な領域で政府ず手を組みたす。そしお、政府調達、぀たり自瀟補品を政府に売るこずで巚額の利益を手に入れたす。

出過ぎた杭が抜かれた䞭囜

䞭囜には前から、ナショナルチャンピオン䌁業がありたした。

通信機噚倧手の華為技術ファヌりェむはず半導䜓に関する䞭囜を代衚するナショナルチャンピオン䌁業です。

たた、幎には、習近平囜家䞻垭が、アリババ、テンセント、バむドゥ、音声認識䌁業アむフラむテックの「ナショナルチヌム」を指定し、䞭囜の囜家的戊略で䞻導的な圹割を果たすよう指瀺しおいたした。


しかし、出過ぎた杭は抜かれおしたいたす。

アリババは、䞭囜の囜有銀行を䞭心ずする金融システムや、䞭囜共産党宣䌝郚が神経をずがらす囜民䞖論圢成に、倧きな圱響を䞎える存圚に急成長したした。囜家をしのぐビッグデヌタの所有者にもなりたした。

絶頂期のなかで、アリババの創業者である銬雲ゞャック・マヌは蚀い攟ちたした。

「優れたむノベヌションは芏制を恐れない。しかし、叀くさい芏制は恐れる」「こんにちの銀行は質屋のようなメンタリティを持っおいる」。そんなカリスマ創業者に察しお、䞭囜共産党は譊戒ず反発を隠さず、アリババは匷い芏制の暙的ずなりたした。

アリババは倚額の眰金を科せられ、傘䞋の金融䌚瀟の䞊堎にも埅ったがかかり、マヌは倱脚したす。䞭囜を出た埌、ここ東倧にいたこずもありたした。

泚習近平䞻垭は本講矩翌幎の2025幎2月にも、ファヌりェむ創業者の任正非CEO、自動車のBYD王䌝犏董事長、スマホのシャオミの雷軍CEO、生成AIで䞀倧旋颚を起こしたディヌプシヌク創業者の梁文鋒氏、テンセントのポニヌ・マヌCEOらを招いお座談䌚を催しおいる。この皮の民間䌁業経営者座談䌚は玄幎ぶりずいう。ここにアリババのゞャック・マヌ氏が久しぶりに登堎したこずが䞖界に倧きく報じられた。

CCTV

䞊みの知芋を集めたマむクロ゜フト

アメリカの巚倧プラットフォヌマヌはグロヌバリズムを䜓珟しおきた存圚ですが、ナショナルチャンピオンの衣もたずっおいたす。

その代衚的な存圚がマむクロ゜フトです。

冒頭で玹介したAさんの質問にあったように、マむクロ゜フトのサむバヌ防衛力は米囜政府の意向に沿っおりクラむナのサむバヌ空間を守りたした。プラットフォヌマヌが専門知識ず技術を駆䜿しお囜家の政策を支揎した圢です。

マむクロ゜フトは、囜家のデゞタル空間の監芖者です。䞭囜やロシア、囜際的な犯眪組織が拡散する停情報や捜査情報を探知し分析するうえで、欠かせない存圚ずなっおいたす。

マむクロ゜フトの脅嚁情報センタヌには、さながら囜家安党保障局NSA䞊みの知芋が集たっおいる。そう語る専門家もいたす。

https://www.foreignaffairs.com/brazil/big-techs-coup

䞉回目の講矩で、りクラむナ戊争が、テクノロゞヌを競うアルゎリズム戊争の性栌を垯び、やビッグデヌタの戊争掻甚をめぐる「実隓堎」になっおいるずいうお話をしたした。その「実隓堎」で、シリコンバレヌの巚倧プラットフォヌマヌ、防衛テック䌁業、新興䌁業が掻発に動いおおり、䞀䟋ずしお、囜防総省や、を顧客にビッグデヌタ解析をしおいるパランティア・テクノロゞヌずいう䌚瀟を玹介したした。
【第15回】巚倧プラットフォヌマヌず戊争りクラむナのSNS戊争ずアルゎリズム戊争プラットフォヌム研究䌚

AI技術が軍事的な資産ずなっおきたのに䌎い、安党保障や諜報をはじめずする囜策ず巚倧プラットフォヌマヌずの距離はたすたす近くなり、時には䞀䜓ずなっおいきたす。

こうした偎面では、マむクロ゜フトは間違いなくナショナルチャンピオンモデルの衣をたずっおいたす。

泚本講矩翌幎の2025幎、英ガヌディアン玙などの調査報道で、むスラ゚ル軍がガザ地区䜏民の倧芏暡監芖デヌタの転送や保管、凊理に、マむクロ゜フトのクラりド「アゞュヌルAzureを䜿っおいたこずが明るみにでた。むスラ゚ル軍のガザ攻撃にマむクロ゜フトのクラりドやAI技術が䜿われおいたこずになる。同瀟は批刀を济び、むスラ゚ル軍監芖システムぞの協力を打ち切ったが、巚倧プラットフォヌマヌず囜家、戊争ずの関係を物語っおいる。

https://www.theguardian.com/world/2025/sep/25/microsoft-blocks-israels-use-of-its-technology-in-mass-surveillance-of-palestinians

政府調達でいえば、アマゟンずマむクロ゜フトは、囜防総省のクラりドプロゞェクトの入札で激しく競り合いたした。アマゟンの堎合、宇宙蚈画から情報機関のクラりドたで政府調達の契玄総額は数癟億ドルずいわれおいたす。

たた、アマゟンのクラりド事業統括者を経おになったアンディ・ゞャシヌ氏は、アメリカの「人工知胜に関する囜家安党保障委員䌚」のメンバヌでした。委員䌚は幎初めに詳现な報告曞を発衚し、圓時の政府の戊略に圱響を䞎えおいたす。

泚講矩翌幎の2025幎1月のトランプ第二次政暩発足にずもない、巚倧プラットフォヌマヌ経営者たちの姿勢ががらりず倉わった。圌らは、政府の蚱認可や芏制圧力をかわし、倧型の政府調達契玄を獲埗するずいったビゞネスの利益を最優先し、ホワむトハりスに急接近した。私はモスクワで新聞瀟の特掟員をしおいたころ、「オリガルヒ」ず呌ばれる、政治的に倧きな実暩を握ったロシアの新興財閥集団を取材したが、トランプず新たな「同盟関係」を結ぶ圌らを「テック・オリガルヒ」ず呌ぶこずもある。

https://www.whitehouse.gov/articles/2025/09/president-trump-tech-leaders-unite-american-ai-dominance/

テクノナヌトピアン

䞖界の匷倧なテクノロゞヌ䌁業のトップは、グロヌバルビゞネスの奜機はテクノロゞヌにあるず考えおいたす。しかし、それだけにはずどたらない、砎倩荒なカリスマ創業者の䞀矀がいたす。

圌らの信念ずは次のようなものです。

●テクノロゞヌは人類に革呜をもたらす
●テクノロゞヌの進歩は培底的に加速させなければならない
●その進歩の速床を最倧化するうえでのじゃたものは断固排陀する

シリコンバレヌしかり、シアトルしかり、深圳しかり。こうした地域からは、テクノナヌトピア的な衝動に突き動かされた起業家たちが次々ず生たれたした。

他の二぀のグルヌプ、グロヌバリストずナショナルチャンピオンずは違い、このタむプの経営者は、単に経営手腕が優れおいるだけではなく、テクノロゞヌに察する匷烈な信仰、突き抜けお倩才的な数孊の才胜、他を圧倒する個性がありたす。


テクノナヌトピアンずの比范を際立たせるために、ここで、先ほど説明したグロヌバリスト䌁業にずっお望たしい囜家ずはどういうものか、ちょっず考えおみたしょう。

それは、自分たちのビゞネスにあたり口を出さず、グロヌバル垂堎ぞのアクセスを保蚌しおくれる囜家、柔軟性ず䞀貫性をもっおその保蚌をずっず保っおくれる囜家です。

では、ナショナルチャンピオン䌁業にずっおありがたい囜家ずは䜕でしょうか。手を組むこずによっお、䞀攫千金のもうけ、䌁業芏暡ず垂堎の拡倧にたくさんの奜機を䞎えおくれる政府です。

これに察しお、テクノナヌトピアンは、地政孊的䞖界を支配しおきた囜民囜家のパラダむム、先ほど話したりェストファリア䜓制が、たったく別の䜕かに取っお代わられるような未来を倢芋おいたす。それが先ほどお話しした「テクノポヌラヌワヌルド」です。

むヌロン・マスクずは䜕者か

テスラ、スペヌス、X旧ツむッタヌなど六぀の䌁業を経営するむヌロン・マスクは、テクノナヌトピアンの代衚栌でしょう。

圌は䞍思議な倩才です。

テクノナヌトピアン、あるいは、培底した技術至䞊䞻矩者で、囜家のあらゆる干枉を嫌う「テクノリバタリアン」ずもいえたす。

圌には、囜家の芏制や介入のない、党く自由な環境こそがテクノロゞヌを進歩させるずいう匷烈な信念がありたす。あれこれ口を出したがる政治は効率性を阻害し、むノベヌションを窒息させるず考えおいたす。テクノロゞヌを歊噚に官僚機構ず察峙し、ずきにその解䜓を狙いたす。

同じ「自由」でも、珟代の政治における「リベラル」が、個人の自由に重きを眮き぀぀、囜家による介入、政府による再分配を重芖し、囜家予算で瀟䌚犏祉を充実させる倧きな政府を志向しおいるのずは真逆になりたす。


皆さんは、マスクによる旧ツむッタのヌ買収ずその埌の混乱、い぀も物議をかもす圌の蚀動に぀いおたくさんのニュヌスを読んできたず思いたす。

りクラむナ戊争においおも、圌のスタヌリンクがりクラむナ軍の䜜戊に欠かせない通信むンフラずなった䞀方で、別の局面では、ロシアに有利な圢でスタヌリンクを遮断しおいたしたね。たさに、戊争の垰趚を決定づける圱響力の持ち䞻ずなったわけです。
【第17回】巚倧プラットフォヌマヌず戊争むヌロン・マスクの垝囜ずスタヌリンクプラットフォヌム研究䌚


マスクは、コンピュヌタヌず人間の脳をリンクさせるニュヌラルリンクの開発、次のフロンティアずしおの火星ぞの移䜏によっお人類を「倚惑星皮」耇数の惑星に拠点を持぀皮族にする蚈画など、壮倧なビゞョンを公蚀しおいたす。

スタヌリンクにしおも、究極的には圌の宇宙蚈画においお䜎軌道を支配するこずを目指しおいたす。火星移䜏蚈画なんお倢物語ずいえばそれたでですが、ここでは、囜民囜家の抂念を超えた未来瀟䌚を芋おいるずもいえるでしょう。

https://www.businesstoday.in/technology/news/story/human-colony-on-mars-soon-elon-musk-unveils-timeline-of-bold-mars-mission-444980-2024-09-08

しかし、その圌も、巚倧な垝囜を築き䞊げるに぀れお、囜家ずの関係を無芖できなくなっおきたした。以前、スタヌリンクが台湟有事には䜿われないだろうず私が思う理由のひず぀に、圌の経営するテスラのギガファクトリヌが䞊海にあるずいう話をしたしたね。

ちょうど先週2024幎月、マスクが蚪䞭しお李匷銖盞ず䌚談し、䞭囜ずの協力関係に぀いお話し合ったずいうニュヌスが飛び蟌んできたした。

https://www.nytimes.com/2024/04/29/business/dealbook/musk-tesla-china-visit.html?searchResultPosition=2

泚マスクは最近たで、ワシントン政治に察しおは培底したアりトサむダヌだった。しかし、第二次トランプ政暩ではいっずき、究極のむンサむダヌに倉身した。圌は、トランプ倧統領の招きで、囜家暩力の奥深くに入り蟌み、財政赀字の倧幅削枛のかけ声のもず、官僚機構の解䜓に邁進した。

特集蚘事 むヌロン・マスクずトランプ政暩プラットフォヌム研究䌚

ブテリンのむヌサリアム

メタのザッカヌバヌグも、いっずきはテクノナヌトピアンの顔がありたした。いたでこそメタバヌスやにシフトしおいたすが、ちょっず前たでは独自のデゞタル通貚構想を持っおいたした。

これには、ドル秩序を維持したい米囜の金融圓局が怒り、構想は頓挫したした。囜家暩力の象城でもある通貚発行の䞖界に殎り蟌みをかけ、虎の尟を螏んでしたったわけです。

砎倩荒な蚀動で䞖間を隒がせるマスク、フェむスブックを成長させたザッカヌバヌグ。二人は確かにテクノナヌトピアンだったのですが、圌らよりテクノナヌトピアンの系譜にぎったりの人がいたす。


ロシア系カナダ人の若き倩才で、幎にブロックチェヌンのむヌサリアムを考えたノィタリック・ブテリンです。

Web3の鍵ずなるブロックチェヌン、コンピュヌタヌコヌドで曞かれたスマヌトコントラクト、分散型自立組織ずいったテクノロゞヌの力には未知数なずころもありたすし、ハッキング攻撃でむヌサリアムの評刀には傷も぀きたした。

ただ、ザッカヌバヌグが挫折したデゞタル通貚案より、圌の構想の方が、のちのち囜家にずっおは脅嚁ずなるかもしれたせん。

䞭囜のゞレンマ

䞭囜では圓面テクノナヌトピアンは登堎しないでしょう。

アリババ創蚭者ゞャック・マヌの粛枅は、技術氎準が非垞に高い、䞭囜におけるテクノナヌトピアン予備軍に察する戒めずなっおいるのかもしれたせん。

しかし、䞭囜億囜民の日垞生掻やビゞネスは、マヌのような突出した経営者が提䟛しおきたデゞタルむンフラに䟝存しおいたす。締め付けをあたり厳しくしすぎるず、䞭囜にもあったシリコンバレヌ型アニマルスピリッツの芜が摘たれ、むノベヌションが起きにくくなるでしょう。そうなるず囜自䜓にダメヌゞが及びたす。これが䞭囜の抱える倧きなゞレンマです。
第24回配信に続く

3回目の講矩テヌマ
「戊争ず情報りクラむナ戊争ずプラットフォヌマヌに぀いお」
【第15回】巚倧プラットフォヌマヌず戊争りクラむナのSNS戊争ずアルゎリズム戊争プラットフォヌム研究䌚
【第16回】巚倧プラットフォヌマヌず戊争りクラむナでの情報戊の嚁力、地䞊の冷酷な珟実プラットフォヌム研究䌚
【第17回】巚倧プラットフォヌマヌず戊争むヌロン・マスクの垝囜ずスタヌリンクプラットフォヌム研究䌚
【第18回】 巚倧プラットフォヌマヌず戊争プラットフォヌマヌの「参戊」プラットフォヌム研究䌚
【第19回】巚倧プラットフォヌマヌず戊争ディヌプフェむクず「軍拡」の競争プラットフォヌム研究䌚
【第20回】巚倧プラットフォヌマヌず戊争デゞタル分断の時代 プラットフォヌム研究䌚
【第2回】巚倧プラットフォヌマヌず戊争孊生たちの質問に答えるプラットフォヌム研究䌚
4回目の講矩テヌマ
「巚倧プラットフォヌマヌず囜家競争・協調・リスク」
【第22回】巚倧プラットフォヌマヌず囜家テクノポヌラヌ䞖界ずはプラットフォヌム研究䌚





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