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仕事中なんです

インターホンが鳴るので出てみると、NTTのほうから来ましたみたいな営業だった。
「仕事中なので申し訳ありません」と対応をお断りした。

少し前には家の電話に「お宅の近くを不用品の回収にまわっています」とかかってきたので、仕事中を理由にお断りした。

実は頭が痛くて寝ていたんだけれど、「片頭痛で」と言うのも相手には関係ないことだし…と、そう言ったのだった。

元来ウソのつけない性分で、もしウソをついたとしても顔に出る、挙動が怪しくなるなど、バレやすい。
と思っている。

言ったことがウソにならないよう(バカ正直に)「仕事」をせねば!と、遅めのお昼を食べ頭痛薬を飲んだら、幾分楽になった。

さあ、仕事だ(笑)。

今朝、夫が出勤前に、私の座る辺りにA4の紙1枚を置いたのを見つけた。

「これなに?」と言ったが、聞くまでもなく校正してほしいということだ。

「あのさ、AIにやらせればこんなの一発だよ?」と言ったのだが、「いやいやこれは育さんの校正でお願いしたい」と、はぁっ?なことを言う。

夫が出勤したので、原稿を一読した。
そして、写真を撮ってChatGPTに送る。

予想したとおり、主語があいまいなところや、一文二意を指摘してくる。
(だから、いっつも言ってるやん!と心で吠える。自分も偉そうなことは言えないのだが)

誰かの書いた原稿を直すのは、結構勉強になる。
さらに身内となると遠慮がなくなるので、ズケズケ言えるのがいい。

と言いつつ、今やこういう仕事はAIにやらせることなんだよと、本当に思う。
ただAIも思ったとおりにはいかず、あーだこーだやりとりするなら、エーイもう自分でやった方が早い!となる。
指示下手なのを棚に上げて。

ChatGPT 見てきたように嘘を言い

見たかどうか、食べたかどうか、どう感じたか、それがないのだ。
だからといって、金魚のフンで付いてっただけの私にレポートを書けと言われても…。

というわけで、書斎(ジョイフル)にこもり、ドリンクバー(だけの注文よりお得なティラミスのセット)を注文して、「仕事」をしている。

無給どころか持ち出しだ。

業界誌のコラムに急に穴があき、誰かいませんかー?の呼びかけに「書けますよ」と手を挙げたと言う。

それで今ここ、私…。

街路樹のヒトツバタゴが満開
花も私も、なんじゃもんじゃなのだ

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御手洗 育/暮らしのエッセイスト もしもあなたの心が動いたら、サポートいただけると嬉しいです。 書き手よし、読み手よし、noteよし、そんな三方よしのために使わせていただきます。