また怒ってしまった日、私が必ずやっていること|元小学校教員ママ
子どもが寝たあと、
今日怒りすぎたことを思い出して、
ひとりで落ち込む夜があります。
怒りたくはない。
笑顔でいたい。
穏やかでいたい。
でも現実は……
また怒ってしまう。
「なんであんな言い方してしまったんだろう」
「もっと違う言い方ができたはずなのに」
自己嫌悪でいっぱいになります。
きっと、同じ気持ちを感じたことがある方も
多いのではないでしょうか。
でも、私は
怒ってしまった後に、必ずやっていることがあります。
もう簡単すぎて、
見当がついている方も多いかもしれません。
それは――
謝ることです。
教員時代もそうでした。
自分が悪いと思ったときには、
「今のは先生が悪かった。ごめんなさい」
と、子どもたちに伝えていました。
夫に怒ってしまった後も、
「さっきは嫌な態度をとってごめん」
子どもに怒りすぎてしまったときも、
「怒りすぎて、嫌な言い方しちゃったね。ごめんね」
こんなふうに、
自分が怒りをぶつけた後には、必ず謝る。
これを続けています。
そうすると、どうなるか。
担任していた子どもたちは
「いいよ〜」
と、あっさり許してくれました。
夫も
「自分も悪かった」
と、謝ってくれます。
子どもも
「私もごめんね」
と、言ってくれることがあります。
そして何より――
自分の中に残っていた重たい気持ちが、
すっと軽くなるんです。
でも、正直に言うと。
謝るのって、勇気がいります。
「許してもらえなかったらどうしよう」
「どんな反応が返ってくるんだろう」
「そもそも、向こうが悪いのに」
そんな気持ちが頭をよぎることもあります。
それでも、そこをぐっとこらえて。
「ごめんね」
その一言を、先に口にしてみる。
すると、想像以上に
心が軽くなることが多いのです。
そしてもう一つ。
私が「謝ること」を大切にしている理由があります。
それは――
寝る前の記憶が、とても大切だからです。
人は、寝る前に感じたことや
最後に残った感情が、
眠っている間に整理されて、
記憶として定着しやすいと言われています。
もし、
怒られたまま
悲しいまま
モヤモヤしたまま
その日を終えてしまったら。
その「嫌な気持ち」が
そのまま記憶として残ってしまうかもしれません。
それは、子どもにとっても
きっと良いことではないはずです。
だからこそ私は、
できるだけその日のうちに、謝る。
できれば、
寝る前までに、関係を整える。
それを大切にしています。
最初は、謝ることは難しいです。
でも続けていくうちに、
少しずつ変化が起きてきます。
子どもが
自然に「ごめんね」と言えるようになったり。
夫の方から
「さっきはごめん」と
言ってくれることが増えたり。
謝ることは、
関係を壊すものではなくて、
関係を守るための言葉なんだ
と、感じるようになりました。
イライラしてしまうことを
ゼロにすることは、きっと難しい。
でも。
イライラしたあと、
どう立て直すかは選べる。
イライラする前に解決できる方が、
きっとみんな幸せです。
だから、できること。
まずは、自分が先に謝る。
それだけで、
少しずつ世界が変わっていく気がしています。
もし今日、
怒りすぎてしまった日だったとしても。
その日の終わりに、
「ごめんね」の一言を届けられたなら、
きっと明日は、少しやさしい一日になります。
そして私自身も、
イライラの回数を減らすために。
これからも、
自分から「ごめんね」を
続けていきたいと思っています。
ここでは、家庭で育つ「学ぶ土台」について綴っています。
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