“ありがとう”は義務じゃない
世の中には、障害者に対してこう言う人がいる。
「せっかく助けてやったのに“ありがとう”も言わんのか」
「優先してもらえるだけでありがたいと思え」
「感謝が足りない」
でも、そもそもなんで「ありがとう」を言える前提なの?
障害者っていろいろやん。
表情を作れない障害
声を出せない障害
耳が聞こえない障害
知的障害や精神障害で反応が難しい人
そういう特性を知らない人は、「反応がない=感謝してない」と勝手に決めつける。
でもそれって健常者の価値観の押し付けや。
本当は「ありがとう」を言葉や笑顔で返せなくても、心の中で感じていることもある。
反応がない=気持ちがない、なんて短絡的すぎ。
そして、こういう時によく思うのが――
**健常者だって障害者の挨拶無視するやん?**ということ。
目が合ってるのに笑顔も返さない、会釈もしない。
なのに、障害者だけには“ありがとう”とかリアクションを義務のように求める。
それって単なる差別じゃない?
感謝は強制されるもんじゃないし、義務でもない。
本来は、お互いが「返ってきたら嬉しいけど、返ってこなくてもいい」というスタンスでやるもんだ。
「助けたのに感謝されない」という不満を持つ人は、助けること自体が見返り目的になってない、ちょっと立ち止まって考えてみた方がいい。
