これがもしや暗黒時代というやつなのかもしれない
スワローズはジェットコースターのようなチームだ。小川淳司GMすらそう言っている。
全く勝てない時期もあるが、突然覚醒して優勝したりする。基本的には2年弱くて1年まあまあというサイクルが多い。常勝ではないが暗黒時代もない。
なぜそんなバイオリズムになるのかは永遠の謎だけれど、これがスワローズだ。よって、弱い時があっても、そのうち勝ち始めるさと思っている。気長に応援していれば楽しいこともまたやって来る、そう思って来たのだ。ずっと。
ところが、現在スワローズは3年連続低迷の危機に陥っている。歴史を紐解けば、ノムさんの90年代黄金時代があり、若松さんがそれを引き継いだ。古田さん、高田さん、淳司さんがジェットコースターを繰り返し、真中さんが優勝した。そしてまた激烈な絶叫コースターが始まり96敗もしたけれど、髙津さんが2連覇を達成した。
ノムさん以降、3年連続の明確な低迷というのはない。
ノムさんから若松さんへの移行期に3年連続4位があるが、3年とも借金は3に収まっている。暗黒時代ではない。若松さん~古田さん~高田さんで5年連続勝率4割台があるが、順位的には3位もあったり、借金一桁のフィニッシュも多いので暗黒時代ではない。
つまり、私にとっては、そして多くのスワローズファンにとっても、スワローズ暗黒時代は経験にないのだ。
スワローズの暗黒時代と言えば、「歴史上のできごと」である「あの80年代」、そして「あの国鉄スワローズ」の時代である。そんな「歴史上のできごと」であった暗黒時代が、今まさに30年ぶりくらいで到来しているかもしれないのだ。
弱いけどたまに強いスワローズしか知らないファンは、この暗黒時代とどう向き合っていけばよいのだろうか。未知の領域である暗黒時代をどう乗り切ればよいのか。暗黒時代と自認するからには、3~4年で明けることを期待してはいけない。光が見えないのが暗黒時代なのだから。
スワローズが真に弱かった、あの80年代や国鉄時代を知るオールドファンの方々は、どのように暗黒時代と向き合っていたのだろうか。そして今どのようにスワローズを見ているのだろうか。
しかしスワローズファンであることは間違いなく続いていく。五十嵐さんにも青木さんにも、これからもスワローズをよろしくお願いしますと言われているし。強い時とはまた違う、貴重な1勝の重みを感じていこう。重たい重たい1勝を喜ぼう。そしていつか、暗黒時代を乗り切ったファンになろう。それがいつになるのか今はわからないけれど。
早く明けろ。早く明けろ。早く明けろ。
まあ、シーズン終わった時に、序盤の低迷は何だったんだろうねって言えるのが一番良いことではあるのですけれどね…。
