うんこを漏らした日、「うんこを漏らした人」を励ませる人になった
表題の通り、GW中の5月1日、記憶によれば5年以上ぶりにうんこを漏らしました。
年齢は今年30歳です。
もともと過敏性腸症候群で、お腹がゆるゆる激弱な私です。そんな私が、お昼に食べたステーキでガーリックオニオンをつけすぎてしまったことが、ことの発端でした。
その日は実家に帰省していて、自宅までは車で15分ほどの距離。
そこで急な腹痛に襲われました。
「まあ、なんとか我慢できるだろう」
そう思っていたのですが、バイパスを降り、残り5分というところで、さすがにダムが決壊。
お腹弱い民であればご用達の、駆け込み寺的存在があります。
そう、パチンコ屋です。
トイレの空室率が高く、しかも綺麗なトイレを配置してくれている。
お腹弱い民にとっては、まさに命を救う施設です。
私は”そこ”に逃げ込みました。
が、あと3秒のところで間に合わず、漏らしました。
母親に運転してもらい、私は10か月の娘と後部座席に座っていました。
娘には、
「え、お前が漏らす側なの?」
と言わんばかりの表情でにらまれました。
パチンコ屋にも申し訳ない気持ちになりました。
トイレを貸してもらう側なのに、うんこを漏らすなんて、申し訳なさすぎます。
30歳を迎える年に、ノロウイルスのような不慮の事故ではなく、自らの「オニオン食べすぎ」という失態で漏らしたうんこは、なかなかショックでした。
幸い、まだ言語が通じない娘にはあえて伝えず、いつも通り歌を歌ってあげました。
母親にはしっかりと、「いやー、厳しい戦いだったけど、さっき、うんこ漏らしたわ」と報告しました。
ここで報告できる強さは、思春期の私とは違います。
思い返せば、今回が3度目だった
思い起こすと、「ショッキングなうんこ漏らし」は今回が3度目にあたります。
1回目は17歳のとき。
実家近くを10キロ近くランニングしていたところ、汗が冷えてしまい、急な下痢に襲われました。
実家まで残り1キロを切ったところでしたが、限界がきたのです。
幸い、私の家の周りは田んぼ一色です。
誰にもバレないことを確信しながら、いわゆる野糞をしました。
すると、見たことのあるアルファードが、私の前に現れたのです。
「ああ、これは〇〇君のお母さんの車だ」
そう思ったときには、もう私の横を通り過ぎていました。
「頭隠して尻隠さず」を実践しないよう、なんとか尻を出していることだけは隠しましたが、ここはもう、バレていないことを祈るしかありません。
小学校の同級生のお母さんに野糞を見られたことがある人は、そう多くないでしょう。

2回目は、19歳のとき。
大学時代に、サンディエゴへ短期留学していたときのことです。高校時代の友人のアパートに泊めさせてもらい、1か月ほど、初の海外長期滞在をしました。
このときの私は、海外の勝手がまったくわかっていませんでした。
「どこにトイレがあって、どこにないのか」
「どこのトイレなら借りられて、どこはNGなのか」
そういう基本の“き”を理解せぬまま、アメリカで生活していたのです。
ある日、買い物帰りにハイウェイに乗っていました。
もう10年以上前のことですが、
「5車線もあんのに、こんな渋滞すんのかよ」
とキレかけたことを覚えています。
アメリカの食事は、ベースがハンバーガーです。
例のごとく、その日のお昼もハンバーガーでした。
おそらく、このハンバーガーが“当たっていた”のでしょう。
渋滞中から腹痛でうなっていましたが、なんとか渋滞は抜けました。
腹痛持ちであれば、よくご存じかと思います。
渋滞を抜けるような、「緊張から弛緩に変わるタイミング」こそ危険です。
ハイウェイからすぐに降り、急いで近くの銀行、バンク・オブ・アメリカに向かいました。
トイレットペーパーがないかもしれない、ということは何度か学んでいたので、ティッシュを片手に持ち、バンク・オブ・アメリカに駆け込みました。
「Can I use the restroom?」
拙い英語でスタッフに聞きました。
すると、満面の笑みで返ってきたのです。
「Sorry, we don’t have a public restroom.」
あのときの絶望を、今でも覚えています。
こんなに汗だくで、危機的状況であることが表情から伝わること間違いなしにもかかわらず、さわやかな笑顔でNGを食らいました。
今となっては仕方ないのですが、20歳手前の若気の至り。
普通にカチンときたことを覚えています。
もうトイレを探すことを諦めた私は、銀行入口の脇で、昼間に堂々と糞を残してきたのです。
横を通り過ぎる方々が不思議に思わないように、凛とした表情で野糞をしました。
勢いよく出してすっきりしたものの、
「もし野糞を誰かに見られていて、FBIが自分を捜索していたらどうしよう」
という不安に駆られました。
それからというもの、帰国までの2週間、毎日Twitterで、
「Japanese poop」
とエゴサーチし、バレていないかをチェックしました。

ミッション・インポッシブルのイーサン・ハントは、毎度こんなミッションをしているのかと、改めて惚れ直しました。帰国便では「我に似たり」と言わんばかりに、映画に浸りました
今回は、また少し違うショックがあった
そんなこんなで、振り返ると恥ずかしい脱糞はこれで3度目です。
ただ、これまでと今回で違うのは、「すべてを諦め、悟ったうえでの野糞」ではなかったことです。
今回は、間に合うと信じていた。
信じながら、あと3秒間に合わなかった。
諦めずに最後までボールを追いかけたのに、あと一歩及ばない。サッカー少年なら誰しもある経験です。
個室トイレに入室し、鍵までかけたのに、あと一歩及びませんでした。
家に帰ると、私はショックで落胆していました。
とりあえずパンツは処理し、着替えました。
でも、やる気がまったく出ません。
ああ、アラサーで、プライベートの何もないケの日にうんこを漏らすと、こんなに食らってしまうのか。
思い知らされました。
うんこを漏らした先人たちに救われた
そこでインターネットで、
「うんこ 漏らした」
と検索してみました。
すると、結構うんこを漏らしたエピソードが出てきたのです。
しかもめちゃくちゃ面白いw


これくらい強気にいきたいものです。
さて、先人たちの勇気に、私は救われました。
ああ、うんこを漏らしているのは私だけではないんだ、と。
なんなら、目の前にいる愛娘も、毎日うんこを漏らしています。
大人になったらうんこを漏らしちゃいけないなんて、誰が決めたのでしょうか。
もちろん、漏らさないに越したことはありません。
でも、完璧な人間はいません。
私のように、過敏性腸症候群で毎日腹痛に襲われている人間ですら、急なうんこ漏らしにはショックを受けるのです。
いわんや、普通の人をや。
もし、「絶対に自分はうんこを漏らさない」
と思っている人がうんこを漏らしたら、プライドが崩壊し、落胆し、自分を嫌いになってしまうかもしれません。
そんなときに、
「うんこを漏らすのは、あなただけじゃないよ」
と笑顔で駆け寄れる。
そんな人になりたいなと思い、このnoteを書きました。
そりゃあ、叶うことなら、もう漏らしたくありません。
でも、これから生を全うし、毎日必死に生きていれば、きっとまた、うんこを漏らす日があると思います。
そんな未来の自分を救えるのは、うんこを漏らした今日の自分です。
だから私は、うんこを漏らした人を励ましていきたい。
P.S.
過去にはこんなニュースもSNSで話題になりましたよね!
うんこを漏らした分、収入は上がりますよ!
