見出し画像

カバンの重さは心の重さ

私のカバンは、とても重い。 仕事用のカバンも合わせると、腕にくっきり跡がつくほど。

もはや、毎朝の通勤は軽い筋トレ。 「これ、私の二の腕を鍛えるためのアイテムでは?」 と疑いたくなるレベルだ。

毎日必要じゃないものが入っているのは、分かっている。 でも、いざ取り出そうとすると、 「いや、これがないと不安かもしれない」 「今日は使わないけど、明日は使うかもしれない」 そんな“かもしれない軍団”が、カバンの中で幅をきかせている。

思い切って、小さいカバンに変えてみたことがある。 身軽で爽快、肩も軽い。 「これが自由か…!」と感動したのも束の間。

そういう日に限って、必要なものを忘れる。 しかも、よりによって“今日だけ必要なもの”を忘れる。 まるでカバンが私に向かって、 「ほらね、私がいないとダメでしょ」 とドヤ顔しているような気さえする。

そこで気づいた。 私のカバンには、モノだけじゃなくて、 不安材料がぎっしり詰まっているのかもしれない。

いつもの重さがないと、逆に落ち着かない。 軽いはずなのに、心がそわそわする。 まるで、重さそのものが“安心のお守り”になっているみたい。

でも、今日の重さも悪くない。 「まあ、これが今日の私なんだろうな」 そんなふうに思える日もある。

カバンの重さは、心の重さ。 でも、重い日があるから、軽い日がうれしい。 そんなふうに、ゆっくり心もカバンも身軽になっていけばいいのかも。

いいなと思ったら応援しよう!