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大学生の時にサボっていたリベラリズムを学びなおしてみた

 東京アンダーグラウンド。新宿の夜は8時。ちくま学芸文庫の『リベラリズムとは何か』を読了しました。大学の時にゼミで学んだんですけど、その時はあまり理解できなくて。ジョン・スチュアート・ミルなんて久しぶりに名前を読みましたね。俺、こういう本が大好きなんだ。

 「自由って大事だよね」

 たぶん、多くの人がそう答えると思う。好きなことを考えて、好きなことを話して、自分の人生を自分で決める。そんな当たり前に思えることを大切にしようというのが、リベラリズムという考え方だ。

 もっとも、自由という言葉は意外と難しい。自分が自由に振る舞いたいと思っても、そのせいで誰かが傷ついたり、不自由になったりすることもあるからだ。だからリベラリズムは、自由なら何でもありと言っているわけではない。みんなの自由が成り立つためのルールや仕組みも必要だと考える。

 面白いのは、リベラリズムが人間を信じているところだ。人は自分で考え、自分で選び、自分で生きる力を持っている。だから国家や権力が必要以上に口を出すべきではない。そんな発想が根っこにある。

 一方で、人は一人では生きられない。貧困や差別によって自由を失ってしまう人もいる。そこで現代のリベラリズムは、ただ放っておくだけでは本当の自由にならないと考えるようになった。誰もが自由を手にできるように、教育や福祉も大切だというわけだ。

 リベラリズムという言葉を聞くと、政治の話のように感じるかもしれない。でも実はもっと身近なものだと思う。自分とは違う考え方の人を認めること。相手に生き方を押しつけないこと。そして、自分自身も自由に生きようとすること。

 そんな日常の中に、リベラリズムは静かに息づいているのかもしれない。ちくま学芸文庫だからなんとか読めた。専門書にも挑戦するためにこれからも少しずつ学んでいきたい。諏訪くん、また本を無計画に買って散財しないようにね・・・。

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