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フジロック2026の2日目にツアーバスで初参加したよの記録

フジロック2026の2日目、ツアーバスで0泊3日してきました。初めてのフジロックです。
「いつか行ってみたいかも」と思っている方の参考にでもなればと、感想や反省などを雑多に書いていきます。
長いです、すみません。


総括―フジロック、行って良かったか?


めちゃめちゃ良かった。音楽好きだけが集まる超非日常異空間。大自然のなか、音楽という宝物を探し歩くオープンワールドアクションRPG。私有地の山奥でしかあり得ない、最高の音響と演出。フジロック以前と以降で、音楽の聴き方、聴こえ方が変わると思う。最高!!!!!

ツアーバス0泊3日について


1日券25,000円(前売)+深夜バス料金。安くはないけど、1日見回れば余裕で元が取れる。そして、先ほど書いたように最高の音響が何にも代えがたいので実質まる得。
深夜バスについては向き不向きがあるけれど、少なくともただ座っているだけで着く・帰れるというのは気楽。シャトルバスは長時間待ちらしいけど、こちらはそれほどでもなくスムーズに帰れた。あとは、4列シートの過酷な環境でちゃんと寝られるかどうかだけ。

山の天気


想像以上にころころ変わった。晴れると聞いていて、バスの到着直前に目を覚ましたら土砂降りだったときは絶望した。でも、ライブが始まるまでに一度止んだり、かと思えば午前中ずっと降り続いたり。それでもわたしの行った日は午後は比較的安定していたのでまだマシな方だったと思う。
暑さは、ほとんどの時間感じなかった。しっかり晴れていた正午〜15時くらいは日差しを感じた(30度くらい?)けれど、空気がさわやかで下界の夏とは全く違うと思った。
いずれにせよ、雨・日差し対策を怠ると、せっかくの一日を棒に振りかねないのでよくよく準備が必要。

会場


思っていたよりもめちゃめちゃ山。めちゃめちゃ歩く。わたしは一日で44,000歩だった。いくつもあるステージが、長い一本道でつながっているので、観たいアーティスト求めて右往左往することになる。体力やタイムテーブルによっては、涙をのんであきらめざるを得ないことも。しかし、道すがら偶然素晴らしい音楽にマッチングすることもあるので、それもまた一興。

食事


会場内各地に点在。飲み物は、ソフトドリンク(ペットボトル)300円、生ビール800円など統一的価格。ご飯は、1食分で最低限成り立つ量を食べようと思うと1,200〜2,000円くらい。よく食べる人やサイドメニュー、デザートを考慮するともっと膨らむ。ほぼキャッシュレスなので油断するとどんどんお金が消えていく。はっきり行ってコスパは悪い。お祭り価格として楽しむしかない。ここを気にしすぎると多分楽しさがどんどん減衰していくので。
とはいうものの、わたしはゼリー飲料をたくさん持っていたので、それで隙間を埋めるようにしたから、飲食費は6,7000円ほどしか使ってないと思う。アルコールもトイレが近くなるのが嫌でほとんど飲まなかった。

トイレ


仮設トイレが各地に思ったよりたーくさんあった。しかし、それでもめちゃくちゃ並ぶ。効率的なスケジュールを考えていても、トイレと食事の列で割と計画破綻する。これはそういうものと踏んで、ちょっとでも時間が空いたり、空いてそうなトイレがあったらとりあえず行くのがいい。
トイレの中は、汚い。汚物というより、泥。掃除やトイレットペーパー補充は結構頻繁にされていた印象。匂いは、うん、汲み取り式なので我慢。中でほっと一息は無理。荷物を引っ掛けるフックが無い、と聞いたけど、あった。
また、トイレの近くには必ず手洗い場がある。これは地味で当然かも知れないけど嬉しい。ありがとう。

持ち物


まずは、ネットの知識を頼りにわたしが持っていったものについての反省から。
あらためて、プランはツアーバス0泊3日。
当日の天気は午前中が大雨、午後は曇ったりぱらついたり、一番暑い時間帯は晴れ間で強い日差し、という感じ。
気温は、晴れてるときは30度前後ありそうだったけど、基本的には25度くらいの過ごしやすい環境だったと思う。
上記を踏まえての評価となる。ちなみに、おしゃれは完全度外視してるので宜しくお願いしたい。

帽子

MarmotのGORE-TEXのつばが大きなハットを買った。これは大正解。ちょっとした日差し、雨から頭部を守りつつ、しっかり視界を確保できる。特に、豪雨時にハットの上からレインパーカーを被ることで、ノンストレスでパフォーマンスに集中できる。一定の性能のハットは必須だと思う。キャップじゃ心もとない気がする。

サングラス

Colemanの軽い、顔によくフィットするやつ。わたしが行った日は割と曇り・雨の時間が長かったので、あまりありがたさを実感できなかったのだけど、他のお客の「サングラス持ってきたらよかった〜」という声が聞こえたので、たぶんあってよかった。日差しが強い日には、目が疲労、目から熱中症になると聞くので必須と思う。大して荷物にならないし。

Tシャツ

ユニクロのドライEX。何の不満もなかった。一回ビールこぼしたけどそれもすぐ乾いた。このシリーズ、何回も着てると化繊なので嫌なニオイが発生してくるのだけど、今回はおろしたてだったので気にならず。

アウター

アウターというか、紫外線対策の軽量アウター。mont-bellのUVテクトパーカー。いつも散歩や近所の買い物に着てるけど、今回も大活躍だった。これ、日差しの下だとほんとに着てるほうが涼しいんです。ハット+これで日差しは怖くなかった。
※ちなみに、フジロック会場は雨傘・日傘が完全禁止。

ボトムス

ユニクロのギアショーツ。その下に、アンダーアーマーのヒートギアという夏用レギンス(名前ややこしいね)
何の不満もなかった。本当に。レギンスが暑いとは全く思わなかったし、それ以上に山道の駆動を助けてくれている感覚があった。肌出すのはそもそも危ないと思うし。

靴下

インジンジのメリノウールの5本指ソックス。ドア・トゥ・ドアでずっと履いてたけど、不快感はまったくなかった。嫌なニオイもなし(たぶん)。靴下は山登り用のちゃんとしたのを絶対履いたほうがいい!

いつ買ったのか覚えてない、SolomonのGORE-TEXのスニーカー。あんまり履いてないのを履き捨てるつもりで久々に履いたら、ちょっぴり足に合ってない感じがあって、これが2日、3日と続くと死んでた。足にあった靴はマスト!
機能的には、レインパンツとのコンボにより大雨でも一度も浸水せず快適だった。地味に、Solomon独特の結ぶ必要のないシューレースが、レインパンツの脱ぎ着にめちゃくちゃ助かった。次もSolomon買うかも。
ちなみに、サンダル履いてる人が多いんだけど、どうなんだろう。個人的には、比較的疲れそうだし、雨や泥、砂が気持ち悪いだろうし、スニーカー一択な気がする(マウンテンブーツまでは不要と思うけど⋯どうだろう)。二足目としてはいいと思うけれど。川に入ってるのはちょっと羨ましかったな。

レインウェア

雨傘が禁止なので必須。わたしは傘以外の雨具を持っていなかったので、ワークマンのフューチャーテックレインスーツ(パーカー+パンツ)を買ってみた。耐水圧30,000mmに透湿度20,000なんちゃらというのは、雨に十分強いし暑くて蒸れないフェス向きのスペックという分析。
結果⋯⋯まぁなんとか耐えたという感じ。午前中に2〜3時間くらい割と強い雨に打たれていて、不快感はほとんどなかったのだけど、雨が上がってから確認すると、じんわり湿っていた。もう少し振り続くとびしょぬれになってたんではなかろうか。一日振り続く雨、あるいは2日、3日と想定すると到底耐えられなかった。危ねえー。一方で、防水性を重視すると、着心地や重量が犠牲になるため、なかなかワークマンでは気に入るのが見つけられそうになく、ここはお金をかけたほうがいいかもと反省。もしかしたら防水スプレーでしっかりケアすることでフォローできるのかもしれない。この点は買い替え前に要検証かも。
なお、会場は暑いときと寒いときで10度以上気温に差があるため、ちょっとしたアウターは必須。ちゃんとしたレインウェアはこのときにも役立つ。
ちなみに、会場見渡すと、KIUとかのポンチョの人が多かった。脱ぎ着はとてもしやすいと思うけれど、どうしても足を守りきれないのが気になるので、多少面倒でもわたしは上下セパレートタイプかなぁ。

完全防水が望ましい。常にレインウェアで完全に守れたり、あるいはバッグをビニール袋に突っ込んだり、中身を全部Ziplocで保護したり、運用を工夫すれば完全防水でなくてもなんとかなるかもしれないけれど、荷物が水没は最悪のケースの一つと思うので、重く見ることとし、ワークマンで20Lのバックパックに小さいショルダー(こっちも完全防水)が付録されたものを購入。
結果⋯⋯防水性能は完璧だけど、重い、重すぎる⋯。自分の荷物セレクトが悪いのもあるかもだけど、鞄自体が重い。午前中Bialystocksで踊って、午後イチのQuadecaでもう力尽きかけていた。
あと、バックパックの口が、くるくる巻いて縛るタイプのやつで、防水的には理に適ってるんだけど、いかんせん開閉が面倒くさい。バッグの中身が漆黒なのも、物を探しづらくて良くなかった。使ってみて色々なディテールの意味に気付くね。軽さを最優先に買い替えを検討。
ただ、後述するように、重さに関してはライブ観戦時の立ち回りでカバーできる面もあるのかも。でも、なあ、うーん。

着替え

Tシャツ、ショートパンツ、靴下、下着を一着分だけ持っていった。幸い使うことはなかった。当初、帰る前にどこかで着替えてさっぱりしようと思っていたけど、そこまで不快感がなかったので全く着替えずに帰った。これは本当に天気によるのだと思うけれど、アウターやレインウェアをしっかり用意して、インナー類などを快適な状況で守りきれば、荷物は少なく済むのだと思う。

折りたたみ椅子

会場内は組み立て式椅子(骨組みと座面が完全に解けてばらばらになるやつ)が禁止。Helinoxの良いの持ってるのに⋯
というわけで、今回超軽量の、背もたれの無い椅子を購入。Amazonで人気の安い怪しいやつ(失礼)
結果⋯まぁ全然OKかなという感じ。レジャーシートも組み合わせつつ、十分に休める。ただ、背もたれがある人々のリラックス感を見ると、ちょっと次元の違う楽しみ方ができてるように思えて羨ましかったので、ここは重さを取るか快適さを取るか、の選択だと思う。背もたれ無しが失敗、敗北ということはない。

飲食物ホルダー

公式でプレートとか出てる。わたしは、いつもライブに持っていってる首下げ型のドリンクホルダーを持参。これで十分だった。食べ物を買ったら、大体その近くで座って食べるので、持ち歩くということがほぼ無かった。

財布

100均で雨に強そうなのを購入して、保険証とカード、現金を入れた。ほぼキャッシュレスなので、会場では一回も使わなかった。

その他の主な荷物

役に立った〜立たなかったものを、◎、◯、△、×の4段階で示す。なお、何度も繰り返すが、たまたまその日のわたし・気候にとっての評価なのでご参考まで。

スマホ ◎(言うまでもない。ちなみにドコモ回線は、前情報通りあまり電波が良くなかった。でも、フジロックアプリは結構しっかりつながったな。どういう仕組みなんだろう)
モバイルバッテリー ◯(あんまりスマホ使わない方なので、たぶん無くても行けた。でも電池無くなると支払いも出来ないのであるに越したことないよね)
レジャーシート ◎(100均で買って、使って捨てた。地面に腰を据えたり靴を脱ぎたい時が必ず来る)
ウェットティッシュ ◎(食事前とか持ち物汚れたときとか色々使った)
ボディシート ◎(気持ちよくてリフレッシュできるので必須)
シャンプーシート ◯(使ったことなかったので無印で買ってみた。まぁ割と気持ちいい)
日焼け止め、スキンケア用品 ◎(必須)
虫除けスプレー、虫刺され薬、絆創膏 ◎(必須)
歯みがきセット ◎(必須)
深夜バス対策=耳栓・アイマスク・首枕 ◎(必須。そしてまだ準備が足りなかった⋯)

水、ポカリ ◯(会場でいくらでも買えるけど、初期装備として1本ずつ持参。3倍の値段がするので、持っていくメリットはある)
ゼリー飲料 ◎(アミノバイタルが良いと聞いて買った。よくよく調べたら、ゼリーじゃなくて粉末?が人気っぽかったけど、上述したように小腹も満たされるのでゼリーで正解と思った)
塩系キャンディ ◯(あって困ることはない)

ゴミ袋 △(ちょっとしたゴミとかの対策にポリ袋をいっぱい用意してて、いらなくはないけど、場内にめちゃめちゃゴミ箱がある。感謝。あと、入場時にでかい袋を1枚もらえました)
速乾タオル △(たまたま全く使わなかったけど×とするには忍びない。気候によっては使っただろうな。少なくとも、普通の綿タオルよりはかさばらなくて断然いい)
冷感タオル △(開封したら1時間くらいひんやりする使い捨てのやつ。いっぱい持っていったけど一つ試しに使っただけだった。うーん)
貼るカイロ △(気温が下振れした時用に一つだけ持っていった。使わなかった。でも半日くらい持つしお守りとしてあってもいいかなと)
ヘッドライト ×(あえて使うほど手が塞がって暗いという場所が無かった。スマホで事足りた)
ペットボトル保冷ホルダー ×(本当に一度も使わなかった。1,2時間のうちに飲み切るので、長い間保冷するニーズが無い。重いしかさばるので後悔)
着圧ソックス ×(帰りのバスで履くかなーと思ったけど面倒くさくて着替えなかった。家に帰ってから使いました)
イヤホン ×(生音を聴け!まぁ一瞬でも何か聴いてない時間があると落ち着かないなら)

あると良かったなというもの

深夜バス用の腰枕 (腰が痛くて⋯これがあったら眠りが断然違うのではないかと、さっそく物色してます)
ライブ用耳栓 (loop持ってたんだけど、失くした⋯わたしが観たライブは、耳が痛くなるような爆音はなかったんだけど、演者によっては持ってて損はないだろうなと)

その他いろいろ

ステージの巡り方について

正直、一日行ったくらいではコツも何も掴めていない。分かったのは、歩きにくい道や勾配があったり、人混みでなかなか進まなかったりとステージ間の実距離以上に道のりを感じるということ、また、トイレや食事の行列に時間をとられること、そして、体力の消耗などなどの諸理由によって全然思うようにはいかないということくらい。でも、その歯がゆさを織り込んで、その場でじゃあどうしようかと考えるのすら楽しかった。

動画・写真撮影について

原則として全アーティストNG、というのがルール。でも、みんなバンバン撮っているし、スタッフも全然注意しない。暗黙の了解という感じなんだろうか。
多少モヤッとするけれど、自分で動画撮ったとしてもあまり観ないので肉眼で観たほうがいいし、あとからXで他の人が上げた質がいいものを見られるので、まぁそういうことでいいか、という割り切り。

椅子での場所取りについて

原則NG。さらに、混雑が予想される一部ステージでは、特定時間の椅子使用自体が禁止される。
しかしながら、結構みんな椅子を置き、荷物を置いてスタンディングエリアに繰り出していく。大きなリュックを持っていても踊りまくれるのはそういうわけである。
いや、駄目なんじゃないの?と思うけれど、演者・運営側としても、大荷物でヨタヨタしてる観客よりよっぽど絵になるだろうしね⋯。今回わたしはほぼ荷物持参で動いてたけど、ちょっとしんどすぎるので、次回から立ち回りを考えたい。でも、ルールをさておいても、盗難は怖いよなあ⋯。装備全体を軽量化できればなあと思うけれど。

ぼっち参加について

全然良いんじゃないかと思う。自由、選択の連続なので、一人が一番身軽で楽しくて自己責任で最高。ただ、一人だと現地の感想を発散するすべがないので、Xに書き散らしてしまいましたが、それはもうどうか許してほしい。

無料で配信を観られるのになぜ行くの?について

これはもう全くの別物と考えていい。
無料配信は、もちろん素晴らしいサービスであり最高のエンターテインメント。お金を取らない意味がわからないくらい。
しかし、現地フジロック参加者が何か損をしているというわけではない。大自然、最高の音響、こだわりや温もりを感じるステージ・装飾、オーディエンスの熱狂⋯⋯配信には無い全く別物の体験に対して時間とお金をかけているのだと分かった。


えらく長くなってしまった。読んでくださった方、ありがとうございました。来年は2日以上参加して、深夜帯のアーティストもみたいな。はやくも楽しみだ。

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