玉座に“HERO”EP2特殊能力の後遺症
「お前の命を、狩る!・・・変身」
この特撮は何10年とやっていた。
そして釘付けにされていた子供は徐々に減っていった。その子供はやがて大人となるはずである。
「これもオワコンか」
「そうだよなこの特撮で10代でデビューを務めた大江頼真が30歳で死んだ時、自殺として処理した後都市伝説まで囁かれ、一時期スポンサーも消えたからな」
そう噂されてた頃、子供の時の遊びで後遺症が残った男は、犯罪に手を染めていた。
「美将、お主どこに行くのだ」
「JKが来る場所ではない」
「悪いが前回みたいに終わるわけにはいかないヤマだ」
来た。寒気が走る。
「貴様らにはくたばっててもらう」
ホラグラムが現れた。
「俺と近い、“能力”か」
相手は後ろに回ってきた。
「おいJK避けろ」
「着装・・・“Galaxis”」
ホログラム同士の叩き合いは、彗星の脳を困惑させた。
「おい、JK変な顔すんな別次元がこの世界に混入しているだけだ、よくある落ち着け」
「は?」
あの日の会話を思い出す。
「なあ、東宮。たとえこの世界が滅びたとしてお前はだけは消えないだろ」
「死に際に言うことではない」
「事務所の奴には、言ってないがお前には言える」
「心臓と脳天やられてもまだ喋れるのかよ」
「大江頼真の本名は、中野寄師ではない・・・」
息が絶えた。
この日、日本を襲ったことは、別次元の侵攻による第三次世界大戦の勃発、南海トラフ、首都直下型地震、富士山噴火東北の地震などがあり、世界各地に異常がおき別次元の侵攻が最も酷かった日本で、最後まで戦っていたこの親友は命の灯火を消し世界は終幕の鐘が、イタリア首都ローマにて高く尊くなり響いた。
そしてこの男の彼女である、朝河夏輝は彼を庇いまた死んだ。
「来世は出会わなければ死なない?」
「そうだよ、って本当は言いたくないね」
その彼女と同じ匂いが、彗星からはするのである。
「悪いが頭痛がするもんでね名を教えてもらおうじゃないか」
「名はない。ガキ頃の遊びでこうなった」
「どうなったんだ、具体的に教えろ」
「結核が痛い。医者からは余命10年だと」
「その余命で犯罪を起こしていると」
「遊びは終わりだ、“殺し合い”の時間だ」
その宣言通り、相手が死に全てが終わった。
そして、美将は心臓に手を添え彗星の前に倒れ込んだ。そして顔色が急変しいつもの冷静な彼は消え感情が表に出ていた。
「吾が道を阻むな」
左眼は潰れ謎の紋様が現れていた。獅子丸はそれに怯え、大河鬼喜は慣れた目つきでみていた。
「どゆこと」
状況が飲み込めていないのか彗星はその眼に口付けをしていた。
「あ!?」
威圧感が高い。
記憶は血管という血管が流れ溢れ出た。
「玉座に近きこの尚巴志の妾となれたこと喜ぶが良い」
前世の記憶らしい。
この二人は世界の軸を狂わせていく。
