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痩せるなら朝?午後? 最新研究が明かす「運動タイミング」の正解


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 体重を減らしたいなら、運動は朝と午後、どちらが効果的なのでしょうか。

 実はこれまでの研究結果は一致しておらず、「朝が良い」という報告もあれば「午後が良い」という報告もありました。

 まるで同じ勉強でも、朝の方がはかどる人もいれば、夜の方が集中できる人もいるようなものです(勉強がはかどる時間帯=運動の効果が出やすい時間帯)。この違いを生む背景には、体内時計に関わる遺伝子が関係しているのではないかという考え方があります。

 2026年、北京体育大学の研究グループは、体内時計に関わる遺伝子「PER3」の一部(rs228697という場所)の型に注目しました。

 この遺伝子はC型とG型があり、G型を持つ人は夜型、C型のみを持つ人(CC型)は朝型の傾向と関連すると考えられています。

  • G型:夜型

  • CC型:朝型

 研究では、太り気味や肥満の大学生31人を対象に、8週間、中強度の有酸素運動(ウォーキングやジョギング程度の負荷)を週3回、60分間続けてもらいました。

 CC型の人は朝(7時〜10時)に行うグループと午後(16時〜19時)に行うグループに分け、G型を持つ人は少数のため午後グループに含めて参考データとしました。

 その結果、参加者全体では体重や体脂肪率、ウエスト周囲径などが8週間で減少しました。特にCC型の人の中では、午後に運動したグループの方が、朝に運動したグループよりも体重や体脂肪量、ウエスト周囲径などで大きめの減少がみられました

 ただし、このグループ間の差は統計的にはっきりしたものではなく、対象人数も少なかったため、慎重に受け止める必要があります。また、この研究は8週間という短期間のものであり、長期的に同じ傾向が続くかどうかはわかっていません。

 まとめると、8週間での中強度の有酸素運動は、朝でも午後でも体重や体脂肪の減少につながる可能性が示されました。そのうえで、CC型(朝型)の人については午後の運動の方がやや効果的な傾向がみられました。

 朝型の人については午後の運動がやや良い結果につながる可能性が示されましたが、対象人数も少なく確かな結論とは言えないため、今の生活の中で無理なく続けられる時間帯に運動することを、まずは大切にしてみてくださいね。



◆ 参考文献


Wang Y, Xu C, Tong J. Afternoon exercise was associated with greater fat loss than morning exercise in overweight/obese adults: an exploratory study of PER3 rs228697 genotype matching. Front Physiol. 2026 Jul 30.


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