人生は、決断で変わるのではなく、決断したあとで変わる。
人生を変えたいと思った瞬間、人は大きな決断に憧れます。会社を辞める、独立する、引っ越す、新しい挑戦を始めるといった出来事が、人生を変えるように見えるからです。
しかし、本当に人生を変えているのは、その決断の後に続く毎日です。
以前、思い切って転職した人がいました。周りは「勇気があるね」と言い、本人も最初は新しい環境に期待していました。しかし、数か月後には「思っていたほど変わらない」と話していました。
理由は単純でした。
職場は変わっても、時間の使い方は同じでした。勉強しない、新しい人と話さない、休日の過ごし方も変わらない。環境だけを変えて、自分の日常は何も変えていなかったのです。
反対に、大きな決断をしなくても人生を変えた人もいます。
毎朝30分だけ早く起きるようになった人。
1日1ページだけ本を読むようになった人。
毎日ひとつだけ作品を世に出すようになった人。
その変化はとても地味でしたが、一年後には周りが驚くほど違う場所に立っていました。
人生は、大きな決断の瞬間に変わるわけではありません。
決断したあと、退屈な日々を積み重ねられる人が変わっていくのです。
だから、「人生を変える決断ができない」と悩む必要はありません。
本当に大切なのは、一度決めたことを今日も静かに続けることです。
派手なスタートよりも、地味な継続のほうが、人生を遠くまで運んでくれます。
決断は入口に過ぎません。
未来を作るのは、その後に積み重ねる無数の一日です。
人生は、決断した日ではなく、決断を続けた日数によって変わっていくのです。
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