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終戦を告げた「玉音放送」の知られざる一夜 ―

こんにちは!
元教師×元バンドマンの「きえ先生」です♪
明日、8月15日は「終戦の日」。

毎年この日になると、ニュースなどで目にする光景があります。
たくさんの人がラジオの前に集まり、頭を下げて、昭和天皇の声を聞いている姿…
いわゆる「玉音放送」📻です。

学校でも習った言葉ですが、ふと思うこと…
あの放送って、生放送だったの?
違うんですよね〜。

8月15日の正午に日本中へ流れた声は、前日の8月14日に録音されたものだったのです。

そして、実は、その録音された「声」、
8月15日、私たちの耳に届かなかった可能性があったのです。

8月14日。戦争を終わらせる決断
1945年8月。
6日、広島に原子爆弾が投下
9日には長崎にも原子爆弾が投下→ソ連も対日参戦

8月14日…ポツダム宣言を受諾、正式決定し 

「終戦の詔書」が作られ、翌日、昭和天皇自身の声で国民へ伝えることになりました。

今の私たちは、
「8月15日に戦争は終わった」
という結果を知っています。
でも、その時を生きていた人たちは違いました。

最後の最後まで、
「戦争を終わらせるのか」
「まだ戦うのか」
日本の中でも意見は割れていました。

そして、14日の夜。(81年前の今日)
昭和天皇の声が録音されます。
翌日の正午に放送するためでした。📻

ところが、その夜…
終戦に反対する一部の陸軍将校たちが、終戦を阻止しようと動きます。
後に「宮城事件」と呼ばれる出来事です。

彼らが探していたものの一つが、
昭和天皇の声が録音された「玉音盤」💿
「この録音を奪えば、明日の放送を止められる。」
と考えたのです。

反乱軍は宮内省内で玉音盤を探しました。
しかし、見つけることはできませんでした。

資料によると、玉音盤は宮内省の皇后宮職事務官室にある軽金庫などに保管されていたとされています。

ゾッとしますよね…
私たちは歴史の結果を知っているから、
「8月15日正午に玉音放送が流れた」
ことを当たり前のように知っていますが、
当たり前ではなかったんですね。

あの声が無事に放送されるまでにも、
戦争を終わらせようとする人と、
戦い続けようとする人がいた。
8月15日の直前まで、日本は揺れていたんです。🗾

8月15日正午。
ラジオから、昭和天皇の声が流れました。
それまで多くの国民にとって、天皇の肉声を直接聞く機会はありませんでした。
しかも放送された文章は、今とは違う難しい言葉で書かれています。(聞いたことある人多いですよね?)

そのため、
「何を言っているのか、よく分からなかった」
という人もいたと伝えられています。
それでも、
「戦争が終わる。」
その事実は、日本中へ伝わっていきました。

当時の日記も残っています。
ある人は、国会議事堂の中で大勢とラジオを聞き、涙を流したと記しています。
また別の人は、終戦を受け入れながら、戦争を進めてきた人々の責任について記しました。


8月15日の正午。
日本中が同じ声を聞いても、
心の中に生まれた感情は、決して同じではなかった。ということです。
悔しかった人。
安心した人。
呆然とした人。
家族を失った人。
戦地にいる家族の帰りを待っていた人。
「もっと早く終わっていたら……」
そう思った人もいたかもしれません。

【声が届いたということ】
8月6日の広島について、私は被爆者を診続けた肥田舜太郎さんの「言葉」について書きました。
長崎では、「焼き場に立つ少年」の「写真」について書きました。
そして、福山雅治さんの『クスノキ』を歌い、一本の木と「歌」が平和への思いをつないでいることを知りました。
そして8月15日。
日本中へ届いたものは、
「声」でした。

伝え方は違っても、
そこに残されたものがあるから、
戦争を経験していない私たちも、80年以上前に起きたことを知ることができます。

そして、
「伝わったもの」だけではなく、「伝えるために守った人がいた」
ということも知ることができました。

もし玉音盤が奪われていたら…
もし放送が止められていたら…
その後の歴史がどうなっていたのか…

だからこそ、
8月15日正午に「あの声が届いた」という事実の重さを感じました。

8月15日は、
「戦争が終わった日」。
その一言で覚えてしまいがちです。
でも、戦争は、カレンダーの日付が変わった瞬間に、すべてが元通りになるものではありませんでした。📅

亡くなった人は帰ってこない。
焼けた街もすぐには戻らない。
心や身体に負った傷も残る。
戦地から帰ることのできない人もいる。


「全部が終わって、めでたしめでたしの日」ではなかったけれど、
それ以上戦争を続けないための、大きな転換点になった日でした。

終戦の日。よかった〜✨や、怖かったね。
だけでは終わらせたくありません。

なぜ戦争を止めることが、ここまで難しくなったのか?
なぜ、もっと早く止められなかったのか?
そして、
一度始まった争いを終わらせるためには、何が必要なのか?
そこまで考えることが、今を生きる私たちにできる平和学習なのかなー?
学ぶこと、まだまぁたくさんありそうです。

明日、8月15日。
もし正午。少しだけ思い出してみてください。
81年前の同じ時間。
戦争を終わらせるために動いた人たちと、終わらせまいとした人たちがいたこと。

歴史は、最初から決まっていたわけではなく、たくさんの人の決断の積み重ねの先に、
今、私たちが過ごしている日常があるということ。

過去の戦争を振り返るだけではなく、
これからも戦争を起こさないために、私たちはどんな選択をしていくのか?
そんなことを考える日にしたいと思います。

🐸 “こころ”を学べば“笑顔”が増える
“大人の笑顔”が、“子どもの笑顔”をつくる✨

【平和学習の記事】


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