あなたが服に払ったお金は、誰に届いていますか?—私が職人さんの工房まで足を運んだ理由ー
こんにちは。
スタイリスト川村です。
SENというブランドを始めて3ヶ月。
先日、SEN のアクセサリーを作ってくださっている職人さんの工房へ、自分の足で行ってきました。
私はこれまで長年、スタイリストとして仕事をしてきました。

すでに作られた洋服やアクセサリーを受け取り、
どうしたらその魅力が伝わるのかを考える。
モデルさんにどう着てもらうか。
何と合わせるか。
どんな写真にするか。
いわば、ものづくりの「最後のランナー」に近いところで、
作られたものを素敵に見せ、みなさんのところへ届ける仕事をしてきました。(なぜか松山千春さんの走る〜走る〜俺たち〜って曲が流れているなう🎧)※追記:爆風スランプの間違いだった!
自分でブランドを始めてから、
その“もっと前”が、とっても、とっても、気になるようになりました。
これは、誰が作っているんだろう。
どんな場所で、
どんな手で、
どんな表情で作っているんだろう。
そして、その人たちのことまで含めて届けることができたら、
「買い物」というものは、今までとは少し違って見えるんじゃないか、と思うようになりました。
私は、買い物が好きです。
「消費」という言葉が、少しネガティブに語られることもある時代だけど、
毎日を生きる中で、
買い物はとても身近な楽しみであり、
時には気持ちを前に進めてくれるものでもあると思っています。
だからこそ
これから私たちは、
何を選んで、何を買うのか。
そしてもうひとつ、
自分が使ったお金が、どこへ流れていくのか。
そこまで少し想像して買い物をすることが、
これからの時代のひとつの選択肢になったらいいなと思っています。
自分が買ったひとつのアクセサリーの向こう側に、
作っている人がいる。(当たり前だけどさ!!!)
その人の技術があって、
積み重ねてきた時間があって、
仕事がある。
そこまで知って選んだものなら、
ただ「買って終わり」ではなくて、
身につける時間まで、少し豊かになる気がするんです。
(というか、豊かになります!!自分で試してみてるんですが、ものすごく豊かだなと感じてます。ほんとに!)
作る人がいて、
伝える人がいて、
選んでくれる(買ってくれる)人がいる。
そして、選んでもらったお金がまた作り手へと巡り、
次のものづくりにつながっていく。
そんな循環の真ん中に立って、
作る人と、身につける人をつなぐ役割ができたらいいなと思っています。
SEN Signature Japanは、
そんな想いから始まりました。
(もっともっと他にも想いはありますが、また、追い追い☺️)
でも、これって(こういう気持ちって)どう表現したら伝わるんだろう??
ここ最近ずっと考えていました!
商品の写真を綺麗な場所で撮ったり、

石の上とか、

日本っぽい場所とか、


アクセサリーを置いて撮影してみたり、

いろいろな表現を私なりに試してみました。
結果は惨敗で、商品の良さも、作り手のことも、何だかよくわからない写真ができました。(爆)
ちなみに京都の有料庭園まで行って撮ってます。
あ、えっと、はい、大真面目にやってます。
もちろん、まあ、こんな写真も商品の美しさを伝えるためには大切です。(ないより全然!いいんですけど!)
で、これじゃだめだ、と、
プロカメラマンに依頼し、いい写真も撮れたんです!!!カメラマンさんありがとうございます!


が!私が本当に届けたいのは、
完成したアクセサリーの「美しさ」だけじゃなく
(もちろんそれもだけど!!!)
その向こう側にいる人や、
そこに流れている時間まで届けたい。
そう考えた時、
ふと思いました。
私には、ショート動画がある。(忘れてたん?🤣)
私はこれまで、たくさんのショート動画を作ってきました。(おいら4年ほどショート動画界でやらせていただいておりますだ!)
短い時間の中で、
何を見せて、何を削って、
どんな順番なら心に残るのか。
ずっと向き合ってきたものだからこそ、
ここなら私なりの方法で伝えられるかもしれないと思いました。
だから今回は、
誰かに素材を用意してもらうのではなく、
私自身が工房へ行きました。

職人さんが実際に仕事をしている場所に立って、
自分の目で見て、
自分が感じたものを、
自分の携帯で撮りました。

プロが撮影した、完璧に美しい映像ではありません。
反省点は多々。
ライトとか持参してなくて暗くなっちゃったり!
なので画質はよくないです!本当にごめんなさい!
でも、
私がその場所で見たものを、
できるだけそのまま皆さんに渡したくて作った動画です。どのシーン使うかも自分でカットして、字幕も入れました。なので動画の作りも素人です。
ただ商品を売るブランドではなく、
「これは、誰が作っているんだろう」
「私が払ったお金は、どこへ行くんだろう」
「この買い物は、何につながっていくんだろう」
そんなところまで一緒に楽しめるブランドにしたい。
そして私は、
商品を作って終わる人でも、
売って終わる人でもなく、
その背景を知って、自分の言葉で話して、届けられる人でありたい。
SEN Signature Japanで、
そんな新しい買い物の体験を少しずつ作っていけたらと思っています。
今回、その最初の一歩として作ったショート動画です。
私が工房で見た景色を、
ぜひ、見てください。
動画は8/11(火)投稿予定です。
見てね!
