「パパはお仕事ばっかり!」と怒る娘に絵本を描きました
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私の夫は勤務医をしています。
大きな病院勤めで、かなり忙しく
娘が寝た後に帰宅することが多いです。
夜間も休日も、緊急の呼び出しが
入ることもしばしば。
先日、夕飯後に夫と娘が
楽しそうに遊んでいた時のことです。
夫の携帯が鳴り響きました。
夫のこわばった表情から
「あ、今から行かなきゃなんだな」と察知。
長丁場になることも多いので
軽食や飲み物などを準備します。
すると娘も私たちの様子を見て
「もしかして、お仕事?」
と寂しそうに聞きました。
夫は「ごめんね」と謝って
足早に出勤していきました。
残されたリビングで、
さっきまで一緒に遊んでいた
粘土をこねながら娘が言いました。
「パパはお仕事ばっかり。
今日はせっかく早く帰ってきたのに。
もう嫌い!」
涙目になりながら私に訴える娘。
そんな娘を置いて緊迫した現場に
向かわなければならない夫、
私は胸が痛くなりました。
医師という仕事を理解するのは
3歳児にはきっと難しい。
けれど、パパがどんなに
娘のことを大切に思い、
日々頑張ってくれているのかは
きちんと伝えてあげたい。
そんな思いから、私は娘に
世界で1冊の絵本を描くことにしました。
早速、真っ白な絵本の台紙を購入。
娘が寝た後にこっそり作業。
消して上手とは言えない絵ですが
簡単な言葉で心を込めて
少しずつページを埋めていきました。
後日、パパが夜勤で
寂しそうにしている夜、
完成した絵本を娘に贈りました。
娘と一緒に本を読み、
パパがどんなお仕事をしていて、
いかにみんなに頼りにされているのか。
そして、娘とママのことを
どれだけ大切に思ってくれているのか。
パパのおかげで、私たちは安心して
暮らすことができていること。
パパの元気の源は娘なんだよってこと。
娘とページをめくりながら
ゆっくりと大事なことを
お話ししました。


読み終えた時、娘は「ふーん」
という素っ気ない反応。
正直「伝わったかな?」と
少し不安になりました。
ところが翌日、帰宅した夫のもとへ
トコトコと娘が走っていき、
ぎゅっとハグをしながら言いました。
「パパいつもありがとう。お疲れさま。」
不器用な絵と文章でしたが
伝えたいことを言葉だけでなく
絵にも込めることで
幼い娘にも理解できたようです。
絵本作りは、絵が下手な私には
少々難航しましたが
とて楽しかったし
何よりも私自身が夫への感謝を
再確認する大切な時間になりました。
パパ、いつもありがとう。お疲れ様。
最後まで読んでいただき
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