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日本のあちこちで目にする都市の中の異世界:印象に残ったワンシーン

高齢化と過疎化が日本全国で町の風景を大きく変えているように感じます。若い世代が都会に出て行き、高齢者だけが残される場所は地方だけでなく、都市部にもあるように思います。先日もそんな風景に出会いました。

下の写真は先日訪れた滋賀県大津市で写したものです。大津市は滋賀県の県庁所在地。大阪や京都のベッドタウンとしても人気の高い町です。京都駅まで電車で約10分、大阪駅までは約40分という利便性の良さと、琵琶湖をはじめとする豊かな自然環境から、子育て世代を中心に人気が高まっていると言われます。現在の人口は約34万人ですが、大津市を含む県南部は子育て世代の流入が続き、県人口の約85%がこのエリアに集中していることからもわかります。

そんな中で目にした昼前の光景です。京阪浜大津駅からわずか3分ほどの場所(ヘッダーの写真も)です。昭和の面影が色濃く残る町の一角で、駅前とは思えないほど静かなところでした。人の姿がほとんど見えない住宅街の道を、腰の曲がった年老いた女性が一人で手押し車を押して歩いていました。散歩でしょうか。用事があって出かけたのでしょうか。独り暮らしでしょうか。県庁所在地の駅前とは思えない時が止まったかのような空間でした。

最近は、都市部でもこうした空洞化と言われる一角が存在します。過疎化・高齢化の波は都会の風景をも変えているように感じます。


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