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HAMBURGER BLUES第26話 第二幕     飛ぶスクーターと 幸福税からの大逃走



ドドドドドドドドドドドド!!!!!!



 黄色い悪魔

完全始動



振動

爆音

店の窓ガラス

ガタガタガタガタッ!!!!

老人

「また始まったァァァァァ!!!!!!」

ギャル

「カッコいいィィィィィ!!!!!!」

税務官A

「エンジン停止を要請します」

税務官B

「爆音税対象です」

bads

「うるせぇぇぇぇぇ!!!!!

税金税でも作って自分らで払ってろォォォォ!!!!!」

ストロボスニーカー

ピカァァァァァァァッ!!!!

税務官B

「目がァァァァァ!!!!!!」

Walker

OBSERVER-01

起動

ピピピッ

「待て」

beem

「何だァァァァァ!!!!!!」

Walker

「重力値がおかしい」

Noah

「……」

YELLOW GHOST

「飛行補助機構

起動可能」

Noah

「は?」

YELLOW GHOST

「伝説のVツイン内部に

重力位相反転機構を確認」

完全沈黙

三秒後

全員

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!?」

beem

「飛ぶのかァァァァァァ!!!!!!」

cool

「意味分からん」

Walker

「待て待て待て

川底に沈んでいた伝説のエンジン

幽霊機関士の記録

重力反転機

全部繋がった」

beem

「肉みてぇに言うな!!!!!」

Walker

「いや今回は本当に繋がった」

税務局隊長

「危険です

車両飛行許可証を提示してください」

bads

「持ってる訳ねぇだろォォォォ!!!!!!」

客席

爆笑

ギャル

「乗りたいィィィィィ!!!!!!」

老人

「ワシも飛ぶ!!!!!!」

cool

「絶対乗せない」

Noah

静か

紅茶を飲み切る

カタン

TACTICAL COIN

回転

キィィィィィ……

Noah

「……試します」

beem

「マジかァァァァァ!!!!!!」

Walker

「待て

理論上

成功確率は61%」

cool

「高いのか低いのか分からん」

Walker

「私も分からない」

bads

「オイNoah」

Noah

「何ですか」

bads

「派手にやれ

どうせやるならベラ地区史上一番派手にな」

Noah

少し笑う

「了解です」

黄色い悪魔

跨る

ダーティイエロー

爆音

ドドドドドドドドドド!!!!!!

YELLOW GHOST

「離陸準備完了」

税務局隊長

「待ちなさい!!!!!!」

beem

「うるせぇぇぇぇぇ!!!!!!

幸福に税金かける奴の話なんか聞くかァァァァァ!!!!!!」



「そうだァァァァァ!!!!!!」

「飛べェェェェェ!!!!!!」

「Noahァァァァァ!!!!!!」

Walker

レコードケースを開く

COSMOS NEEDLE

装着

ポータブルDJシステム

起動

ガチャン

古代盤

“HARDCORE QUANTUM JAZZ”

SIDE B



落下

ブツッ……

ズゥゥゥゥゥゥゥン!!!!!!

重低音

銀河ノイズ

量子ジャズ

爆音開始

ベラ地区

完全覚醒

ギャル

「キャーーーーーーー!!!!!!」

老人

「若返るゥゥゥゥ!!!!!!」

beem

「肉が躍ってるゥゥゥゥ!!!!!!」

cool

NOISELESS SHAKER

無音で酒完成

BLACK COMET SPECIAL

度数91%

「飲むか」

全員

「今ァァァァァ!!!!!!?」

cool

「今だ」

乾杯

ゴンッ!!!!

税務官

「職務執行中ですよ!!!!!!」

bads

「お前も飲めェェェェ!!!!!!」

その瞬間

黄色い悪魔

車体下部

七色発光

ゴォォォォォォ……

地面

数センチ

浮く

完全沈黙

Walker

笑う

「ハハハハハ!!!!!!

観測完了だ

飛ぶぞ」

Noah

「……」

アクセル

捻る

ドォォォォォォォォン!!!!!!

黄色い悪魔

空へ

数メートル

跳ね上がる

客席

大歓声

税務局

完全混乱

bads

涙が出そうになるのを隠すように

怒鳴る

「当たり前だァァァァァ!!!!!!

誰が作ったと思ってんだバカヤロォォォォ!!!!!!」

Noah

振り返らない

ただ一言

「ありがとう」

静かだった

その一言だけが

爆音の中

妙にはっきり聞こえた

――第三幕へ続く

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