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60点でいいじゃん、から始めた塾なし中学受験

パパは昔から
「60点でいいじゃん」という考えの人。

一方の私は、わりと完璧主義だった。

何かを始めるにも、
ある程度うまくなってからじゃないと動けない。
きれいに揃えて、形が整ってからじゃないと嫌で、
結果的に行動が遅くなるタイプ。

パパは真逆だった。

躊躇せず、まずやってみる。
トライ&エラー型。
仕事も、家事も、子育ても、全部そんな感じ。

正直、最初はその考え方に感情がついていかなかった。

私たちは私が19歳の時からの付き合いで、今年で20年目。
長い時間を一緒に過ごす中で、
少しずつ、でも確実に、私は影響を受けてきた。

躊躇している時間が、もったいない。
やらなきゃ、うまくならない。

家事だって、
「今日はここまでできればOK」というボーダーを引いて、
そこだけ押さえればいい。

そうやって回していこう、という考え方。



3人とも完母で、睡眠が取れずフラフラだった頃。
離乳食も始まって、
私は相変わらず“ちゃんとやらなきゃ”と頑張りすぎていた。

そんな私に、パパが言った。

「完璧じゃなくていいじゃん。60点でいいじゃん」

あの言葉に、どれだけ救われたか分からない。



今、長男の勉強を見ていても、
パパは同じことを言う。

「6割取れればいい」
「4割落としても大丈夫」
「だから、6割を絶対に取りにいこう」

毎日試行錯誤しながら、
“確実に6割取れる状態”を作ることに集中している。

朝学習だってそう。

眠くてできない日があってもいい。
でも、やらなくなるのはダメ。

寝坊した日でも、
1分でも、何かしらできることはあるはず。

「ゼロにしない」
そのバランスの取り方が、とても上手い人だと思う。



洗い物をするときは、
ネフリを見ながら楽しみを見つけてやっている。

スーパーでは、半額商品を見つけるのが生きがい。

コロナ禍からずっと、
子ども3人の散髪はバリカンで。

家にあるものを工夫して、
別の使い方をしたときなんて、
本当に大げさなくらい褒めてくる。

良くも悪くも、執着がない。
だからこそ、冷静な判断ができる人。



塾なしで中学受験を選んだ理由は、
特別な覚悟や、強い信念があったからじゃない。

「家で回せるやり方」を考えたときに、
この“60点でいい”という考え方が、
一番現実的で、続けられると思ったから。

完璧を目指さない。
でも、やめない。
ゼロにしない。

その積み重ねが、
今のわが家の朝学習につながっている。



そんな、我が家のパパ。
心から、尊敬しています。


Instagramでは、【塾に通わず家庭で回す】学習の記録を発信しています。
朝学習や、家での工夫についても載せています。

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