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脳疲労をデトックスしてパフォーマンスを取り戻す⑫|1分で整う人の習慣|脳疲労との付き合い方まとめ


こんにちは、野村里奈です。

ここまで、「なぜ思考は止まらなくなるのか」「なぜ疲れにつながるのか」、そして「どうすればそこから抜けられるのか」を見てきました。

最終回となる今回は、それらをどのように日常で使っていくのか、まとめていきます。

脳疲労は「なくすもの」ではない


まず大切なのは、脳疲労そのものを完全になくすことはできない、ということです。

私たちの脳は、常に活動し続けています。

そのため、「疲れない状態」を目指すのではなく、

「疲れたときに整えられる状態」

をつくることが現実的です。

3つの使い分け


これまで紹介してきた方法は、大きく3つに分けることができます。

① Focus|注意を戻す

  • 呼吸に意識を向ける

  • 「気づく→戻す」を繰り返す

👉 集中が切れたときに使う

② Calm|思考との距離をとる

  • 思考や感情に名前をつける

  • 「今こう考えている」と気づく

👉 考えすぎているときに使う

③ Reset|身体に戻る

  • 身体感覚に意識を向ける

  • ボディスキャンを行う

👉 頭が疲れているときや、リラックスしたいときに使う

状態に合わせて選ぶ


ポイントは、そのときの状態に合わせて使い分けることです。

  • ぼんやりしているときは「Focus」

  • ぐるぐるしているときは「Calm」

  • 疲れているときは「Reset」

といったように、シンプルに選ぶだけで構いません。

習慣にするコツ


どれも、1分程度から始めることができます。

  • 作業の合間

  • 移動中

  • 寝る前

こうしたタイミングに組み込むことで、無理なく続けやすくなります。

小さな変化の積み重ね


大きく変えようとする必要はありません。

「気づく」「戻す」といった小さな変化の積み重ねが、結果としてパフォーマンスや日常の質に影響していきます。

このシリーズでは、脳疲労との付き合い方を、少しずつ紐解いてきました。

すべてを一度に実践する必要はありません。

まずは、できそうなものをひとつだけ試してみてくださいね。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

この中で、「これなら続けられそう」と感じたものはありましたか?

よければ、みなさんの感想や実践してみたこともコメントで教えてくださいね。

マガジン|脳の疲れを整えてパフォーマンスを取り戻す

このマガジンでは、

  • なぜ思考は止まらなくなるのか

  • なぜそれが疲れにつながるのか

  • どうすれば、そこから抜けられるのか

を、少しずつ紐解いていきます。

最終的には、「1分で整えられる状態」を目指します。

疲れを完全になくすことはできませんが、その「扱い方」を変えることはできます。

そしてそれは、パフォーマンスにも、日常の質にも、静かに効いていくはずです。


参考文献

Kabat-Zinn, J. (1990). Full Catastrophe Living: Using the Wisdom of Your Body and Mind to Face Stress, Pain, and Illness. New York: Delacorte Press.

Kabat-Zinn, J. (1994). Wherever You Go, There You Are: Mindfulness Meditation in Everyday Life. New York: Hyperion.

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Raichle, M. E., MacLeod, A. M., Snyder, A. Z., Powers, W. J., Gusnard, D. A., & Shulman, G. L. (2001). A default mode of brain function. Proceedings of the National Academy of Sciences, 98(2), 676–682. https://doi.org/10.1073/pnas.98.2.676

Tang, Y. Y., Hölzel, B. K., & Posner, M. I. (2015). The neuroscience of mindfulness meditation. Nature Reviews Neuroscience, 16(4), 213–225. https://doi.org/10.1038/nrn3916

Teasdale, J. D., Segal, Z. V., Williams, J. M. G., Ridgeway, V. A., Soulsby, J. M., & Lau, M. A. (2002). Prevention of relapse/recurrence in major depression by mindfulness-based cognitive therapy. Journal of Consulting and Clinical Psychology, 70(2), 275–287. https://doi.org/10.1037/0022-006X.70.2.275

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