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「こそものぐるおしけれ」を連発する、癖が強すぎる娘の古典の暗記

この前、小5娘の学校の宿題で古典の暗唱が出て、

一生懸命、覚えていました。

「平家物語」「枕草子」「徒然草」「竹取物語」の中から一つ選ぶんだけど、

どれも懐かしい。

私は「枕草子」が好きだけど、娘は「徒然草」を選んでた。

選んだ理由は、「一番、短いから」



短いと言っても、小学生はまだ意味も合わせて覚えないから、

言葉のリズムだけで暗唱していくのは、何気に難しい。

私が子供の頃は、小学生で古典なんてやらんかったけどなーって思ってたけど、

10歳近く年下の旦那は覚えたって言ってた。
ジェネレーションギャッッッッップ!!!

娘の部屋は夕方西陽が入って暑いから、エアコンの効いてるリビングで暗唱の練習。

娘「つれづれなるままに、せみ、すずりにむかいて…」

正「つれづれなるままに、日ぐらし」

ひぐらし=せみの種類の一つと覚えてそのままになってる。

私は、「その日暮らし」って覚えてた。

すずりに向かってる場合じゃない。

冒頭から親子でアホ丸出しである。

娘「つれづれなるままに、せみ、すずりにむかいて、心うつりゆく…」

せみ以外は順調に覚えているみたい。

私は、薬屋のひとりごとの一番くじを引いたのをきっかけに、

また最近、アニメを見返してラノベ(過去に楽天ポイントで全巻大人買い)を

読み返していたけど、ちょいちょい入ってくる「せみ」で気が散る。



「ダメだ、最後が覚えられないー!!」

イライラ度が上がってくる娘、ここで私が入っていくと100パー喧嘩になるから、

あえて無視無視無視無視無視。

すると、大きい声で、

「こそものぐるおしけれ」
「こそものぐるおしけれ」
「こそものぐるおしけれ」
「こそものぐるおしけれ」

と連発している。声に出して繰り返して覚える作戦なんだろうけど、

「こそものぐるおしけれ」
って、何だろう?

ちなみにアクセントは「ぐる」にきている。

「こそもの、ぐる!、おしけれ」

徒然草にそんな一文あったっけ?どういう意味?

って思ってると、ラノベの文字が全く頭に入ってこない。

文字を追ってるだけで私の頭の中も「こそものぐる!おしけれ」がリピートされて、

読書にならない。

「ねえ、こそものぐるおしけれって何?そんな言葉、徒然草にないよね?」

とうとう口を出してしまう私。

「でも教科書にそう書いてあるんだよ!

あやしゅう、こそものぐる!おしけれ」

「あやしゅうこそ、ものぐるおしけれ」のことだった。

切るところが違ってるから、意味不明な言葉になってた。

「あやしゅうこそでいったん切って、ものぐるおしけれって覚えればすぐだよ」

「ものぐるおしけれだから、ものは物でそのまま覚えられるから、グルはグループでおしは推しだから、大森さん(ミセス)を思い出そう」

いや、逆に覚えにくくないか?

「ものうしおしけれ」
「ものうしおしけれ」
「ものうしおしけれ」

ちょっと待て!何でそこ、「ぐる」から「うし」になった?

「あ、ぐる(グループ)をM!LKって覚えてたのに、グループじゃなくて牛になっちゃった(ミルクだから?)」

「M!LKだと牛を連想しちゃうから、もっとよくわからないグループ名にしなよ」

「でも、M!LKが好きだからM!LKで覚える」

意味のわからない言葉ほど、覚えにくいものはないね。

そして、こんなアホな覚え方をしてて、本当に勉強になってるのかな?



暗唱の発表当日の日、

せみと牛と大森さんを頭の中に留めたまま、

先生の前で、正しい徒然草を無事に言えたそうです。

別室で先生と一対一で、暗唱のテストするんだって!

私のときは、教壇に立って一人一人発表で、それも嫌だったけど、

別室で先生と二人きりも嫌だよねー。

私は発表が終わると秒で忘れちゃうタイプだから、

平家物語(祇園精舎の鐘の声)も、徒然草も全部うろ覚えで、

娘が読んでるのを聞いて、そうなんだーって思ってるけど、

旦那は今でもちゃんと全部覚えてるんだよねー。

私と覚えると、娘はせみだとかうしだとか言って苦戦してたけど、

夜に旦那がちょっと見てあげただけですぐ覚えてたよ。

私と何が違うんだろ?やっぱり真面目さなのかな?

真面目な人はやっぱりすごいね!

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