「こそものぐるおしけれ」を連発する、癖が強すぎる娘の古典の暗記
この前、小5娘の学校の宿題で古典の暗唱が出て、
一生懸命、覚えていました。
「平家物語」「枕草子」「徒然草」「竹取物語」の中から一つ選ぶんだけど、
どれも懐かしい。
私は「枕草子」が好きだけど、娘は「徒然草」を選んでた。
選んだ理由は、「一番、短いから」
♢
短いと言っても、小学生はまだ意味も合わせて覚えないから、
言葉のリズムだけで暗唱していくのは、何気に難しい。
私が子供の頃は、小学生で古典なんてやらんかったけどなーって思ってたけど、
10歳近く年下の旦那は覚えたって言ってた。
ジェネレーションギャッッッッップ!!!
娘の部屋は夕方西陽が入って暑いから、エアコンの効いてるリビングで暗唱の練習。
娘「つれづれなるままに、せみ、すずりにむかいて…」
正「つれづれなるままに、日ぐらし」
ひぐらし=せみの種類の一つと覚えてそのままになってる。
私は、「その日暮らし」って覚えてた。
すずりに向かってる場合じゃない。
冒頭から親子でアホ丸出しである。
娘「つれづれなるままに、せみ、すずりにむかいて、心うつりゆく…」
せみ以外は順調に覚えているみたい。
私は、薬屋のひとりごとの一番くじを引いたのをきっかけに、
また最近、アニメを見返してラノベ(過去に楽天ポイントで全巻大人買い)を
読み返していたけど、ちょいちょい入ってくる「せみ」で気が散る。
♢
「ダメだ、最後が覚えられないー!!」
イライラ度が上がってくる娘、ここで私が入っていくと100パー喧嘩になるから、
あえて無視無視無視無視無視。
すると、大きい声で、
「こそものぐるおしけれ」
「こそものぐるおしけれ」
「こそものぐるおしけれ」
「こそものぐるおしけれ」
と連発している。声に出して繰り返して覚える作戦なんだろうけど、
「こそものぐるおしけれ」
って、何だろう?
ちなみにアクセントは「ぐる」にきている。
「こそもの、ぐる!、おしけれ」
徒然草にそんな一文あったっけ?どういう意味?
って思ってると、ラノベの文字が全く頭に入ってこない。
文字を追ってるだけで私の頭の中も「こそものぐる!おしけれ」がリピートされて、
読書にならない。
「ねえ、こそものぐるおしけれって何?そんな言葉、徒然草にないよね?」
とうとう口を出してしまう私。
「でも教科書にそう書いてあるんだよ!
あやしゅう、こそものぐる!おしけれ」
「あやしゅうこそ、ものぐるおしけれ」のことだった。
切るところが違ってるから、意味不明な言葉になってた。
「あやしゅうこそでいったん切って、ものぐるおしけれって覚えればすぐだよ」
「ものぐるおしけれだから、ものは物でそのまま覚えられるから、グルはグループでおしは推しだから、大森さん(ミセス)を思い出そう」
いや、逆に覚えにくくないか?
「ものうしおしけれ」
「ものうしおしけれ」
「ものうしおしけれ」
ちょっと待て!何でそこ、「ぐる」から「うし」になった?
「あ、ぐる(グループ)をM!LKって覚えてたのに、グループじゃなくて牛になっちゃった(ミルクだから?)」
「M!LKだと牛を連想しちゃうから、もっとよくわからないグループ名にしなよ」
「でも、M!LKが好きだからM!LKで覚える」
意味のわからない言葉ほど、覚えにくいものはないね。
そして、こんなアホな覚え方をしてて、本当に勉強になってるのかな?
♢
暗唱の発表当日の日、
せみと牛と大森さんを頭の中に留めたまま、
先生の前で、正しい徒然草を無事に言えたそうです。
別室で先生と一対一で、暗唱のテストするんだって!
私のときは、教壇に立って一人一人発表で、それも嫌だったけど、
別室で先生と二人きりも嫌だよねー。
私は発表が終わると秒で忘れちゃうタイプだから、
平家物語(祇園精舎の鐘の声)も、徒然草も全部うろ覚えで、
娘が読んでるのを聞いて、そうなんだーって思ってるけど、
旦那は今でもちゃんと全部覚えてるんだよねー。
私と覚えると、娘はせみだとかうしだとか言って苦戦してたけど、
夜に旦那がちょっと見てあげただけですぐ覚えてたよ。
私と何が違うんだろ?やっぱり真面目さなのかな?
真面目な人はやっぱりすごいね!
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