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自由研究になると暴走する母

旦那がいつも微妙な顔になるときがある。


「ママー!自由研究、何がいいかな?」


夏休みの宿題の定番、自由研究。
その言葉を聞いて、なぜそんな顔になるのか。


母は、自由研究に俄然やる気を出す。
誰よりも、いちばん夢中になる。
そして、材料を大量に買い込む。


画材道具・工作道具が増えて
片づける場所に悩む。


挙句の果て
夢中になりすぎてご飯を作るのを放棄。



これが毎年の夏の一連の流れ。


旦那には秘密にしていたが、
これを機に試してみたい
おもしろそうな画材を堂々と買える。


片づける場所なんて、丸無視。


だって。
「自由研究のため」の買い物だもの。
仕方がない。うん。



子どもと工作をするのが好き。
それ以上に
自分も何かを作るのがとにかく好き。


自由研究で作ったのはさまざま。

セミの抜け殻の教室、
消しゴムハンコ、
オイルボトル、
ストームグラスにスーパーボール。


シーグラスで海の中や
ペンギンたちも作った。


海の砂はボンドと水と砂を混ぜると
立体的な砂浜ができる。

(あぁ、やりたくて仕方がない…)

でも、子どもが優先だからとガマンした。


色々な思い出がある。


中でも思い出深い自由研究。

私の自由研究の話をして
娘がやりたいと大騒ぎした。


松ぼっくりをバラバラにして作った
パイナップルだ。


ため込んでいる松ぼっくりをバラバラにして
ボンドで貼り付けていく。


私のときは葉は布にしたが
娘はエアープランツを飾った。



・・・・・RRRR


「ばぁばー!やっほー!」

娘がおばあちゃんに電話。


「あのね、パイナップルやったよ!
 ママが昔作ったのをやってみた!」


昔、私の母と楽しみながら作った
松ぼっくりのパイナップル。


数十年近く経って、
今度は私と娘でつくった。



自由研究もそんな風に
受け継いでいくのも
面白いのかもしれない。




あ、そういえば。
パイナップルで使った松ぼっくり。

実はリースを作ろうと、
拾ってためていたものだった。


そう。
私は夏休みだけではなく
冬のリースの材料までため込んでいるのである。

パイナップルはこれ


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