個人で持てるワイヤレスの中では、Shure ULX-Dがかなり上がりだと思っている
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自分はアウト(スピーカーなど)よりインプットの質を重要視したい派です
ワイヤレスマイクって、現場で使うものだからこそ、スペック表だけ見ても決めきれないところがあると思っています。
音がいいのはもちろん大事なんですが、それだけじゃなくて、飛び方が安定しているか、雑に扱われた時にどれだけ耐えるか、仕込みが楽になるか、そのへんまで含めて結局「使いやすいか」がかなり大きいです。
その中で、自分は個人で持てるワイヤレスの中では、ShureのULX-Dがかなり上がりに近いと思っています。
もちろん、世の中にはもっと上のシステムもあります。
でも、個人で所有して現場に持ち込んで回していく、という現実的なラインまで含めて考えると、ULX-Dはかなり強いです。
理由はいくつかあるんですが、まず大きいのは、免許不要で使える帯域の中でも、音と電波の安定感がかなり高いことです。
個人的には、ULX-Dって「B帯だから妥協してこれ」じゃなくて、B帯でここまで来るのかという感じがあります。
少なくとも、自分が個人所有で回すワイヤレスとしてはかなり満足度が高いです。
次に大きいのが、頑丈さです。
ワイヤレスって、理想を言えば落とさないのが一番なんですが、現場ではそうもいかないです。
特にアイドル現場だと、手からすっぽ抜けるとか、想定外の扱いをされるとか、どうしてもあります。
他社ハンドヘルドみたいにアンテナ形状が外に主張しているタイプだと、そこをやられると痛いこともあるんですが、ULX-Dはその意味でもかなり安心感があります。
Shure公式でも、ULXD2ハンドヘルド送信機は頑丈な金属製構造、軽量なアルミニウムボディとうたわれています。
自分はULX-Dを5年以上使っていて、10本持っている中で修理に出したのは1本だけです。
もちろん「そもそも落とすな」という話ではあるんですが、それでもこの手の機材としてはかなり信頼しています。
3つ目は、Danteに対応していることです。
ここは本当に大きいです。

ULX-Dの2ch受信機と4ch受信機はDanteに対応していて、Shure公式でも、複数チャンネルのオーディオを1本のEthernetケーブルで扱えること、デュアルEthernetポートを備えていることが案内されています。
これのおかげで、小規模現場の仕込みがかなり楽になります。
アナログで何本も受けるより、LAN中心でまとめたほうがすっきりする場面は多いし、ライブレコーディングにも持っていきやすい。
DM3みたいなDante搭載卓と組むと、この利点はかなり実感しやすいです。
ワイヤレスって、結局こういう「一個一個は地味だけど、現場では効く」積み重ねが大事だと思っています。
音がいい。
飛びが安定している。
頑丈。
Danteが使える。
そのうえで、実際に持ち込んで回しやすい。
このバランスがかなりいいので、自分の中ではULX-Dはかなり評価が高いです。
もちろん、これ1本でULX-Dの良さを全部書ききれるわけではないです。
Danteの話ももっと掘れるし、実際の運用の楽さも別で書けるし、他のワイヤレスと比べた時の話もまだまだあります。
でも、まず最初の1本として言うなら、
「個人で持てるワイヤレスの中では、かなり上がりに近い」
これがいまの率直な感想です。
