地方で暮らし、働く。20代のリアルを聞いてみました|大人の島留学×大人の地域留学【丹波山村・益子町】イベントレポート
2026年8月11日(火祝)、離島百貨店(離島キッチン日本橋店)にて、「大人の島留学」と「大人の地域留学(丹波山村・益子町)」による合同説明会を開催しました!
地方で暮らしながら働く選択肢を考えている20代の方へ
大人の島留学・大人の地域留学(丹波山村・益子町)合同説明会
開催日時:2026/8/11(火祝)
ランチの部 12:00〜15:00 個別相談会 15:00〜17:00
場所:離島百貨店(離島キッチン日本橋店)

今回はイベントの様子をお届けします!
大人の島留学から、大人の地域留学へ
2020年に始まった「大人の島留学」。これまでの6年間で、約750名の若者が、島根県の隠岐島前地域で暮らし、働いてきました。

地域の方と関わりながら暮らし、働く。そんな経験をする若者たちの輪は、少しずつほかの地域にも広がっています。
現在では「大人の地域留学」という名前で、その地域ならではの暮らしや仕事を経験する制度が、少しずつさまざまな地域へと広がり始めています。
今回のイベントは、
そんな大人の島留学と大人の地域留学が一緒に集まり、それぞれの地域を知ってもらう場として開催しました。
当日は、各地域の運営事務局や役場の方、現役生、OBOGなど、さまざまなメンバーが参加。
それぞれの地域で暮らし、働く人たちが集結しました!
まずは、それぞれどんな地域?
イベントのスタートは、各地域のテーブルに分かれての自己紹介から。
それぞれの出身地や、今回のイベントに興味を持ったきっかけなどを話していき、会話が広がっていきました。
そして本編スタートです!今回集まったのは、3つの地域。
大人の島留学のフィールドである隠岐島前地域
大人の地域留学【丹波山村編】の山梨県丹波山村
大人の地域留学【益子町編】の栃木県益子町です。

まずは、それぞれの地域の担当者から、地域の特徴や暮らし、特産品などをご紹介しました。
島根県・隠岐島前地域(海士町・西ノ島町・知夫村)

大人の島留学のフィールドである隠岐島前地域。海士町・西ノ島町・知夫村の3つの島からなる地域で、人口は約5,600人。
特徴は、なんといっても豊かな海に囲まれた「島」ということ。
いわがき、隠岐牛、シマメなど、海に囲まれた島ならではの食も魅力です。
そして、気になる「一番近いコンビニ」は…
約3時間26分(フェリー+徒歩)!
都会で暮らしていると、なかなか想像できない距離です。
山梨県・丹波山村

続いては、大人の地域留学【丹波山村編】。東京都心から奥多摩を越えた先、山梨県の県境に位置する丹波山村です。人口は約500人。
こちらの特徴は、緑に囲まれた山。その間を流れる丹波川もまた魅力的。
原木舞茸やジビエ、あゆなど、山と川の恵みを感じられる特産品もたくさんあります。
一番近いコンビニまでは、車で約41分。
こちらも、都市部とは一味ちがう暮らしが待っています。
栃木県・益子町

そして3つ目は、大人の地域留学【益子町編】。栃木県の南東部に位置する益子町は、人口約2万人。
「益子焼」で知られる陶芸の町ですが、それだけではありません。豊かな食と手仕事の文化が根付く町で、新鮮な農産物や益子焼など、地域ならではの魅力があります。
そして一番近いコンビニは、自転車で約5分。
同じように「地方」と言われる3地域ですが、コンビニまでの距離一つとっても、それぞれの個性があることがわかりました。
それぞれ違った環境だからこそ、暮らし方も、仕事も、出会う人も変わります。

テーブルの上には…?
3地域の特産品がひとつのプレートに!
地域紹介の後は、お待ちかねのランチタイム!今回のお昼は、なんと3地域の特産品を使った合同説明会限定の特別プレート。
離島キッチンさんに、この日のための特別なプレートをご用意いただきました!

海に囲まれた隠岐島前地域からは、寒シマメ漬け・アジフライ・ふくぎ茶。山に囲まれた丹波山村からは、舞茸・ゆうがお・鮎ご飯。
里山豊かな益子町からは、新鮮たまご・なす・梨。
そんな3地域の味が、一つプレートに。
おいしいご飯を前に、各テーブルでは自然と会話も弾みます。

ご飯を食べながら、参加者のみなさんからもたくさんの質問が飛び交いました。
「どんなお仕事があるんですか?」
「都市部にいたときと、地域に行ってからのギャップは?」
「冬はやっぱり寒い?」
「シェアハウスって、実際のところどうなんですか…?」などなど。
SNSやwebサイトではなかなか分からない、地域で暮らしてみて初めて分かるリアルについても、たくさんお話しできたのではないかなと思います。
後半は、現役生・OBOGによるクロストーク!
ランチを終えたあとは、各地域の現役生・OBOGによるクロストークへ。

現在は海士町役場職員として働く清瀬さん。
今回のクロストークでは、大きく3つのテーマについてお話しいただきました。
① どうして、この地域に来た?
まずは、それぞれの「来た理由」。
仕事を辞めて参画した人。大学を休学して参画した人。もともと地域に興味があった人。きっかけも、これまでの経歴も、人それぞれです。

エンタメ業界で働いていた時代から、
島留学中は同期と海へ飛び込むように。

東京で営業をしていた時代から、
丹波山村では鹿の角を持つように。

陶芸が好きで、益子町へ。
実は元大人の島留学生。
「地域で暮らしてみたい」「今いる環境を変えてみたい」「新しいことをやってみたい」
そんな思いから、それぞれの地域へと飛び込んでいきました。
② 地域では、どんな仕事をしている?
続いては「お仕事トーク」。実際にそれぞれの地域で、どんな仕事を担当しているのかを紹介してもらいました。
まずは、R7年度大人の島留学OGの樋口さん。
樋口さんは、大人の島留学の広報を担当していました。
SNSなどデジタルでの発信だけではなく、オフラインイベントの企画・運営も広報のひとつ。

実際にイベントで司会を務めたときの一枚
検討者に向けて情報を届ける仕事だからこそ、「自分が島に来る前は、どんなことを知りたかったんだろう?」という、大人の島留学を検討していた頃の自分の気持ちを忘れないことを意識しながら、日々の投稿をつくっていたそうです。
続いては、R8年度大人の地域留学【丹波山村編】OBの菊永さん。
菊永さんは、広報・SNS発信やオフラインイベントの企画・運営、来村者の案内、地域留学に関する業務、アンバサダー関連の業務など、幅広い仕事を担当していました。

東京で開催された丹波山村イベント中の様子
また、こうした業務だけではありません。村内のイベントに積極的に参加したり、村民の方と交流したりすることも大切にしていた菊永さん。
「村外と村内をつなぐ」
そんな役割を意識しながら、丹波山村での仕事に取り組んでいたそうです。
そして、R8年度大人の地域留学【益子町編】現役生の菊池さん。
菊池さんは、益子町の「Midnight Breakfast」で、カフェ業務や接客を担当しています。

カフェでの仕事だけではなく、オーナーの方が民泊やアップサイクルに関する活動もされているため、宿泊の準備をしたり、イベントのお手伝いをしたりすることも。
ひとつの仕事だけにとどまらず、地域の人や活動と関わりながら、さまざまな仕事を経験できるのも、地域留学ならではの面白さかもしれません。
3人の仕事内容を聞いてみると、広報、イベント運営、接客、地域の方との交流など、その内容はさまざま。
「地域で働く」と一言でいっても、その地域や関わる人によって、仕事のかたちは大きく変わります。
実際にそこで働いている人から話を聞くことで、「地域で働く」ということが、少しずつ具体的にイメージできる時間になりました。
③ ちなみに、毎日どうやって通勤している?
最後のテーマは、ちょっと意外な「通勤ルート」。地域で暮らすとなると、毎日の移動も気になるところ。
それぞれの地域を今流行りのsetlogで発信しているので、ぜひチェックしてください〜!
こうした何気ない日常の風景こそ、地域で暮らすことを想像するうえで大切なのかもしれません。
制度の説明だけでは分からない、そんな暮らしのリアルまで聞くことができました。
地域で暮らし、働くということ
今回のイベントでは、3つの地域を紹介しました。
島の暮らし。
山の暮らし。
里山の暮らし。
環境はそれぞれ異なります。
でも、実際にその地域で暮らしている人たちの話を聞いていると、共通しているのは「実際に行って、暮らしてみたからこそ分かったことがある」ということ。
今いる環境を離れて、初めての地域で暮らし、働いてみる。
その一歩を踏み出すことは、決して簡単なことではありません。
それでも、そこで過ごす3ヶ月や1年間のなかで、新しい仕事に出会ったり、地域の人と出会ったり、自分が大切にしたいことに気づいたり。
そんな経験が、次の一歩につながっていくのだということを感じられました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました!
台風の心配もあるなか、今回のイベントに足を運んでくださったみなさん、本当にありがとうございました!
今回のイベントが、「地域で暮らし、働く」という選択肢を考えるきっかけになっていたら嬉しく思います。

大人の島留学・大人の地域留学では、
各地域でエントリーを受け付けています。
「ちょっと気になる」「実際に地域で暮らしてみたい」「もう少し話を聞いてみたい」
そんな方は、ぜひそれぞれの地域の情報をチェックしてみてくださいね。
▼大人の島留学
▼大人の地域留学【丹波山村編】
▼大人の地域留学【益子町編】

