見出し画像

アクティブシニア

WHOは2017年2月、新薬開発が急務とされる「耐性菌12種」を発表し、
淋菌を「High(高優先度)」グループに指定した…


現在も治療の第一選択薬であるセファロスポリン系抗菌薬への
"耐性化"が進んでおり、医療現場の大きな懸念事項となっている…


髄膜炎菌B型ワクチンが淋病の予防にも40%程度の
「中等度の効果(クロスプロテクション)」を持つという観察研究から
大きな期待が寄せられていたが、2026年前半に発表された複数の厳密な
臨床試験(ランダム化比較試験)の結果、期待された明確な感染減少
効果は実証されず、予防手段としての有効性は実質的に否定された…


この点については、先日の写メ日記〖無駄打ち〗で書いた通りだ…

※わたしはベクセロ接種済


一方で、感染者の「属性」にも世界的な変化が起きている…


米国医師会によると、「2010年から2023年の間に
65歳以上の淋病は6倍に増加している」と報告されている…


若い世代ではさほど増えていないのに対し、
65歳以上で急激に増加しているのだ…


同報告書によると、65歳から80歳の約40%が性的に活動的であり、
その理由は「性行動の活発化」にあるという…


英国でも同様の傾向が確認されている…


英紙「The Economist」によると、淋病、クラミジア、梅毒は
15〜24歳の若者よりも65歳以上の高齢者で感染者が増えている…


特に梅毒については、2023年までの4年間で若年層の新規感染者数は
減少しているのに対し、65歳以上の感染者数は31%も増加した…


こうした英米のデータの背景には、熟年離婚やマッチングアプリの普及、
シニア向けコミュニティの活発化、そして「高齢のため妊娠対策
(コンドーム使用)の意識が薄い」といった特有の事情が挙げられており、
まさにシニア層の性行動の活発化と変化が主要因とされている…


日本では「感染症発生動向調査」において、淋病は指定届出機関(定点)
からの報告のみを扱うため、全数把握である梅毒に比べて
詳細な年齢層別の実態が見えにくい構造になっている…


しかし、日本でも高齢者のマッチングアプリ利用や
アクティブシニアの増加は英米と同じ道を辿っている…


国内でも、性感染症に罹患する人の年齢層は確実に
高齢化していると言えるだろう…


わたしは毎月2回、性器淋病、性器クラミジア、咽頭淋病、
咽頭クラミジア、梅毒、HIV、B型肝炎、C型肝炎、
トリコモナス、カンジダの検査をしている…


風俗を利用されたり、マッチングアプリでチョメチョメを経験されたことの
ある方は、是非一度、性病検査を受けていただきたい…

検査のセット項目に「咽頭検査」が含まれていない
ものがあるので、必ず付け足してください…


ご自身の体はご自身で防衛しましょう…

いいなと思ったら応援しよう!