【構築紹介記事】無名トレーナーが爆速でレート1500→2300まで上げてチャンピオン級に到達した鉄球オオニューラ✕リキキリン✕4ウェポンリザードン【ダブルバトル】
TNレンゲです。今回はポケモンチャンピオンズ レギレューションM-B ダブルバトル シーズンM-3 において、初めて、そして爆速で私をチャンピオン級に連れて行ってくれた最強構築を紹介します。
はじめに
今回紹介する構築は私が考案したものでなく、
YouTuberさんのDiscordサーバーにてメンバーさんがID公開してくださったものです。
私が使わせていただいたところ、シーズン終盤のレートも環境のレベルも高まった状況下でレートを1500前半から2300まで爆上げし、
一気にチャンピオン級に到達、そのまま最終チャンピオン級になることができました。
考案者様はきっちゃんさん(@pokechan4869)です。
以降、考案者様と呼ばせていただきます。
シーズン中、構築の使い方をアドバイスしてくださっただけでなく、
後述の構築経緯を答えていただいたりと、多大なご協力をいただきました。
改めて感謝いたします。
考案者様の方では構築記事を書く予定は無いとのことですが、
大会実績など無い無名トレーナーの私でもすぐ使いこなせるとても強力で魅力的な構築なので、同じくチャンピオン級を目指しているトレーナー達の一助になればと思い、僭越ながら考案者様から許可をいただいた上で私からこの紹介記事を書かせていただくこととしました。
なお、一部、考案者様のオリジナルから私のアレンジが入っておりますので、その点はご了承ください(違いについては後述)
載っているレンタルコードは自由に使っていただいて構いません。
YouTubeなどでの配信での使用も問題ありません。
普段Xのアカウントは持っておらず、必要があって一時的にアカウントを作ってもすぐ消してしまうため、質問、ご指摘等は本記事へのコメントをご活用ください。
構築経緯
考案者様であるきっちゃんさんから構築経緯を伺いました。
考案者様は普段はあまり構築記事などを読まないそうで、いつも自身の感覚で「環境に強そう」と思ったものを組合せて構築を作るんだそうです。天才か。
今回も軸を決めたらあとは5分くらいで6匹の構成は決まったそうです。天才か!
・今回は雨パーティに強いリザードンを作ろうということでぼうふう持ちリザードンからスタート(ぼうふうは後に竜の波動に変更)
・以前からトリックルーム軸の構築を得意としており、今回もトリックルーム役として耐性・特性が優秀なリキキリンを採用。
・これまでトリックルーム軸を使用していると相手のドドゲザンが重いのが課題だったので対策として、「初手はねこだましでトリックルームの発動をサポートしつつ、2ターン目以降はドドゲザンやガオガエン、ニンフィア、ブリジュラスより先に動いて下から大打撃を与えられる黒い鉄球オオニューラ」を採用。
・そしてトリックルーム下で強いドドゲザン、以前から使い慣れておりスイープ性能の高いイダイトウ、環境に多くフェアリータイプの選出誘導が期待できるガブリアスを採用し、構築は完成。
筆者は上記の6匹をお借りし、途中でイダイトウをカメックスに変更したものが今回の紹介構築になります。
実績

レギュレーションM-A シーズン3において
シーズン10日目あたりから使い始め、8日間で
71勝22敗(勝率76%)
レート1520 → 2313(+800)
という脅威の成績で初チャンピオン級に到達。
そのまま最終日にレート2355まで上げたものの、ボーダーの上がり方が凄まじくラスト15分時点で299位。
魂の1戦に突入し、無事勝利して最終レート2368で最終チャンピオン級を達成することができました。
特筆すべきは結果より、使用期間と対戦数です。
今回の構築は、構築を上手く使いこなせるようになるまでの難易度、
いわゆる「練度」というものがとても低く、
「シンプルな戦略で誰でもすぐ使いこなせる」という使いやすさが最大の強みだと考えています。
なお、考案者様も見事最終チャンピオン級を達成しており、この構築で同時に2人の最終チャンピオン級が誕生したことになります。
構築全体概要
考案者様でなく筆者(レンゲ)の主観になりますので、考案者様の意図とは異なる部分がある旨ご了承ください。

リキキリンのトリックルーム以外全て攻撃技。守るなし。
鉄球オオニューラがねこだまし、リキキリンがトリックルームをして後はひたすらパワーで攻めるという超アグロ構築。
ターン制限の中で守るなんかしてる場合じゃねぇという強い意志を感じる。
個別では特に竜の波動と原始の力を両採用している4ウェポンリザードンが唯一無二の対ガブリアス・対リザードン性能を有しているところが特徴的。

全員がAまたはC特化、そして素早さ下降補正。
努力値振りも分かりやすく一目でやりたいことが分かる。
普通はトリックルーム外のことを考えて1体くらいは素早さを上げたり補正なしにするものだが、一切妥協せずトリックルーム下で最速最大火力で相手を破壊することだけを考えている。
そして素早さに努力値を振る必要が無い分、全員の耐久力が高い。
個体解説
オオニューラ

本構築の軸。ほぼ全試合に選出。
・初手ねこだましで安全にトリックルームを発動し、毒突きとインファイトで相手を大きく削る。
・黒い鉄球を持つ最遅オオニューラは最遅ドドゲザンや最遅クチートと同速で、特に最遅ドドゲザンは多くなく、ほぼ全てと言って良いほどトリックルーム下では先に動いてインファイトをぶつけることができた。
・サーナイト・イッカネズミに対して、サーナイトへの毒技を警戒してこのゆびとまれをするイッカネズミにインファイトが刺さるなど、素早さを誤認した動きが期待できる。
・黒い鉄球のオオニューラの存在は認知されているが、本構築は中速のポケモンが多くトリックルーム軸に見えにくいため、選出画面では黒い鉄球型と読まれにくい方だと思われる。
・A特化なのでガオガエンに威嚇された状態でも強く、構わずガオガエンにインファイトを撃ったり、フラエッテに毒突きを打てば隣のリキキリンのハイパーボイスなどと合わせて1ターンで処理することができる。
他の相手に対しても、隣のリキキリンの攻撃と合わせて1ターンで1体を倒し切れることが多い。
・特性毒手と毒突きによる毒の発動率が高く、発動すれば後続が楽に戦えるようになる。エルフーンなどのきあいのタスキ持ちを1ターンキルできる上振れも十分期待できる。
・投げつけるはヤバソチャやイダイトウ、ゲンガーなどのゴーストタイプに投げられる1発限りの貴重なダメージソースとなる。トリックルーム最終ターンに投げつけるをしてトリックルーム後に上から動かすことも可能。
・相手の初手にリキキリンがいる場合はサイコキネシスやツインビームを要警戒。猫だましも効かないのでドドゲザンに引きたいところ。
・H振りによりメガリザードンの晴れ熱風を基本的に耐える。
・他にも書ききれないくらい多くの可能性を秘めた怪物ポケモンである。
リキキリン

本構築の軸その2。ほぼ全試合に選出。
・となりのオオニューラに守られながらトリックルームを展開。
・イダイトウなどねこだましが効かない相手からの強力な1発にも耐えられるよう、持ち物はきあいのタスキ。
・トリックルームを展開した後は削り役となり、大体のポケモンはリキキリンが1発当てておけば隣か後ろのポケモンでトドメをさせるようになる。
・サイコキネシスはゲンガーやオオニューラ、メガムクホークなど毒・格闘への強力な打点。C特化なので大体のメガゲンガーを1発で倒すことができる。
・10万ボルトはリザードンに当てておくと後ろのドドゲザンの不意打ち圏内に入ったり、飛行・水タイプへの貴重な打点。プテラはメガシンカしなければねこだましと合わせて1発で落とせたりする。
・ハイパーボイスを連打するだけでも強力で、ガブリアスやリザードンには1発当てておくとこちらのメガリザードンの射程内に入ったり、ドドゲザンやエルフーンに対してはオオニューラのインファイト・毒突きからの追撃できあいのタスキを持っていても仕留めきることができる。
ドドゲザン

裏のエース ほぼ全試合に選出
・命の珠によりダメージのリーチが伸びるため、先発の攻撃で削った後のスイープ性能がめちゃくちゃ高い。
・飛行/エスパー技に弱いオオニューラ、悪技に弱いリキキリンの引き先役としても後ろに置いておく方が安定する。
・特性は負けん気と総大将が一長一短なのでお好みで。
・筆者は負けん気、考案者様は総大将を採用している。
・他にわざわざ語ることもないくらい、トリックルーム下では何しても強いポケモン。
リザードン

対晴れパ決戦兵器 BIG6やドラゴン・フェアリー入りに選出可能
・なんといっても4ウェポンが稀有で、本来リザードンの天敵・難敵を正面から返り討ちにする。
・原始の力は言うまでもなく対リザードンの特効兵器。コータスなど炎タイプへの打点にもなる。
・竜の波動はガブリアス・サザンドラなど炎技が効きにくいドラゴンタイプへの有効打点。
・ただしどちらもタイプ一致技ではなく、表のリキキリンやオオニューラで削りを入れておくことで倒し切ることができるということを意識して立ち回るのが良い。
・雨下ではブリジュラスに5割程度のダメージを与えることができる
・サンパワーはあまり活躍の機会がなく、相手のコータスの前で余計に体力が削れてしまうなどデメリットもあるため猛火でも良いが、隣のリキキリンをウェザーボールで1発で仕留める場面などもあった。採用はお好みで。
カメックス

筆者が唯一構築をアレンジして採用した特異点。
【採用経緯】
考案者様のオリジナルではイダイトウ(オス)@呪いのお札が採用されている。
筆者が試してみると、イダイトウはイマイチ使い所が分からず選出率が低くなってしまった。
考案者様と構築について話している時に何気なく選出率についての話になり、考案者様は以前からイダイトウを使い込んでいるため使い勝手を理解しており、筆者は逆に使い慣れていないという経験差があることが分かった。
その時、筆者は以前トリックルーム下で動かすカメックスを使っていたことを思い出し、同速でタイプも近いカメックスに変えたところ、選出率も勝率も上がって大当たりだった。
1発のパワーが高くゴーストダイブやアクアジェットでの機転も効くイダイトウ、
技タイプの範囲が広く強力な全体攻撃もあるカメックス、どちらを採用するか、
はたまた違うポケモンを採用するか、使用者次第。
【立ち回り】
・特に晴れ以外の天候パーティに選出する。
・以前使っていた時はカメックスが猫だまし役だったので、1ターン目に被弾することも多く潮吹きを強く使えなかったが、
猫だまし役をオオニューラが引き受けることで、裏から無傷で登場し最大火力の潮吹きを叩き込むことができるようになった。
・雨・雪・砂いずれの天候パに対しても同等以上に立ち向かうことができる。悪の波動はユキメノコやゴーストタイプに、波動弾はブリジュラスやバンギラスに、その他の炎・地面・岩タイプには水技が刺さる。
・実は晴れパに対しても強い説があり、コータスに対して晴れ下でみずの波動が7割程度入ったり、耐久の無いカエンジシに波動弾が確定1発だったり、メガリザードンYに対してもフルパワー潮吹きが7割以上入る。
・猫だましが不要となり技スペースが空いたため、体力が削れた時でも水技が撃てるよう水の波動を4つ目に採用したが、ここは猫だましや殻を破るなど他の技を検討する余地がある。悪・格闘技がドドゲザンと重複しているのでそちらとトレードしてもいいかもしれない。
ガブリアス

実は選出誘導枠。ここはという時に出すと活躍することもあるベンチマン。
・ニンフィアなどフェアリーを相手に選出させるための誘導役のため選出することは少ない。
・ガチトリルなどに対して初手リザードンと並べてフルパワー地震をぶつける動きがたまに刺さる。
・突き詰めればもっと強い使い方や、他のポケモンの採用余地があると考えられるが、現時点では未検討。
・後述にいくつか苦手と感じたポケモンを並べているが、それらへの対抗策として改善の余地がある。
選出と戦術
基本選出
先発:オオニューラ+リキキリン
後発:ドドゲザン+@1(リザードン or カメックス)
9割はこの選出。
オオニューラのねこだましで相手を止めながらリキキリンがトリックルームをして、あとはひたすら攻める、超シンプルな戦い方。
シンプルながら、少し使い慣れてくると裏のポケモンと相手の相性を見て、集中して倒して残数有利を取るか、削って裏のポケモンでスイープするかなど様々な選択肢を取れるようになるため、噛めば噛むほど味が出る構築でもある。
初手は
1.トリックルームを決める
2. オオニューラを生かす
を優先順として意識して動く。
トリックルーム状態で下から攻めるのが基本戦略なので逆にトリックルームを決められないと負けに直結する。よってトリックルームを阻んできそうな方にねこだましを打つ。
どちらでもいい場合はオオニューラを1発で倒してきそうな方にねこだましする(例えば、ガブリアス・リザードンと対面した時はガブリアスに猫だましを撃つ)
リキキリンがきあいのタスキで1発は耐えるので、強力な虫技、悪技、イダイトウのウェーブタックルなどはあえて打たせても良い。
トリックルームを決められてもオオニューラが1ターン目で倒れてしまうと相性が良くない限り裏のポケモンで削りきれず敗着することが多く、
少なくとも1発はオオニューラ&リキキリンで相手を削る、1体倒して残数有利を取って裏のポケモンにつなげると勝率が上がると考えている。
@1=リザードン
晴れ構築やBIG6その他選出に迷ったらとりあえずリザードンを選出する。
環境的に晴れ構築が特に多いので、結果的にリザードンが最も@1になりやすい。
相手側からもリザードンやガブリアスが当然のように出てくるので、
こちらのリザードンから突然のげんしの力やりゅうの波動で仕留める。
オオニューラとリキキリンがどちらも健在なら集中攻撃でどちらかを先に倒すこともできる。
その他は熱風、ウェザーボールで焼き尽くしたり、ドドゲザンが仕留める。
@1=カメックス
晴れ以外の天候パーティに選出する。
特に雨パーティに対してメガリザードンで天候合戦を仕掛けるのは上級者向けなので、リザードンは選出せず、雨・岩(砂)・雪どれに対しても対等以上に戦えるカメックスで立ち回るのが戦いやすい。
天候パーティでなくても、リザードンがいない場合はカメックスが刺さる場合もあるので見極められたら積極的に選出して良いし、
後述の通りコータスやカエンジシに対して有効打を撃つこともできる。
対ガチトリル(リキキリン・コータス入り)
先発:リザードン+@1(メガカメックス or ガブリアス)
後発:@2
初手から全体技フルパワーでトリックルームされる前に相手を大幅に削りにいく。
カメックスを選出する場合はメガ枠はカメックスに譲り、リザードンは相手のコータスを利用したサンパワーの発動を期待する。
特にコータス入りに対してはリザードン・ガブリアス・カメックスなど炎技に耐性があるパーティで噴火をしのいでいきたい。
晴れていてもカメックスの水の波動はコータスに7割程度のダメージを与えたり、リキキリンやガルーラ、カエンジシなどにも打点がある。
正直、ガチトリルについては研究途上で、相手の構成によっても選出や戦術を変える必要がある。
苦手な相手と対応
ミロカロス
打点が少ないため苦手な相手。初手に出てきた場合はとぐろを巻くで積まれる前にねこだましで止めて、次のターン10万ボルト+インファイトで倒しに行きたいところ。
ヤバソチャ+ハラバリー、コノヨザルなどの積み構築
ヤバソチャがいる積み構築には耐久されてトリックルームが枯れがち。
できるだけ早くヤバソチャを攻略したい。
なげつける+サイコキネシスでオボンの実持ちのヤバソチャを倒せたり倒せなかったり。毒突き → 投げつけるでオボンの実を発動させることなく落とし切る場合もある。
裏に控えていそうな場合は交代でインファイトを透かされないよう警戒。
イッカネズミ
挑発でトリックルームを妨害してきたり、ねずみ算で倒してこようとしたり、トリックルーム後もこのゆび止まれでこちらの動きをコントロールしようとしたり何かと厄介な相手。やはりできるだけ早く対処したいところ。
サーナイトと並ばれてテイルアーマーをトレースされるとねこだましを打つかどうかの択になるのでさらに厄介。
ムクホーク+リキキリン
オオニューラへのサイコキネシスを警戒してドドゲザンに交代しつつ、メガムクホークがあまのじゃくで耐久力を上げる前にサイコキネシスで削りを入れていくなど、通常と違う動きが必要。
ラグラージ+オーロンゲ
大分きつい。ラグラージを猫だましで止めるとリフレクターとひかりの壁を両方貼られてしまうし、オーロンゲを止めるとラグラージの10万馬力にオオニューラもドドゲザンも耐えられない。
特に10万ボルトも通らないラグラージには有効な攻撃がなく天敵と言ってよいかもしれない。
おわりに
素晴らしい構築に出会えたおかげで、
想像よりずっと早くチャンピオン級を達成することができました。
無名トレーナーでも、シーズン終盤でも、チャンピオン級になれる。
今チャンピオン級を目指している人、これから目指す人に、
本記事が何かのヒントになれば幸いです。
おまけ
最後まで読んでくださった方へ。
今期、最終日のボーダーを時間毎にチェックしてまとめていましたので、記録を残しておきます。
スマホ版リリースにより時間ギリギリまで順位を追いやすい状況になり、最終日ボーダーの上昇具合がえげつないことになっています。
今後もボーダーは最終日に50程度上昇する想定をした方が良さそうです。
時刻:300位レート(前回確認時からのレート上昇量)
11時:2312 残り24時間
18時:2315(+3)残り17時間
20時:2318(+3)残り16時間
23時:2319(+1)残り15時間
24時:2325(+6)残り11時間
01時:2328(+3)残り10時間
02時:2332(+4)残り9時間
05時:2339(+7)残り6時間
09時:2352(+13)残り2時間
10時:2354(+2)残り1時間
11時:2356(+2)最終ボーダー
最終24時間のボーダーレート上昇量:44
おまけその2
推しのダブルバトルVTuber
キミのアメ細工で進化する 一生懸命ぶんばる系 VTuber ぶんばさん
が配信でこの構築を使ってくださいました!
14勝2敗でしっかり強さを証明してくれました。
構築記事書いて、良かった・・・(昇天)
