行き先を決めない、夏休みの東北旅行記【週刊・脱サラ作業日誌】#8
特に帰省の予定もなく迎えたお盆休みの土曜の朝、思い立って青森県まで行くことにしました。
今年の夏は北海道まで行ってみたいとも思っていましたが、フェリーや飛行機を使う旅行は、もう少し収入が安定してから。今回は車だけで、行けるところまで北を目指しました。
◾️1日目
まずは栃木県の家からスタート。前日からせっかくの長期休みなので青森か長野あたりまで行きたいとは話していたのですが、朝起きた気分から青森に決定。その後は1日目の宿を途中の岩手県安比高原に決め、早朝から出発。
2日目以降のプランや宿は全く決めていません。
この日は途中に厳美渓と中尊寺を散策。厳美渓は私の第一希望で、中尊寺はパートナーの第一希望。調べてみると意外にも近い。ということで、この日は二人の第一希望をまとめて回ることにしました。


すいとんよりも麺みたいな食感で美味しい!


中尊寺の散策を終えた夕方、突然のゲリラ豪雨に襲われました。ゲリラ豪雨というには長く、あまりの視界の悪さに自然の脅威も感じましたが、途中大きな虹を見ることもできました。

そして無事19時過ぎにはなんとか目的地の宿に到着。翌日の宿含むプランを話し合って決め、この日は早めに休むことにしました。
◾️2日目
早朝、高原の霧で目覚めました。周囲を見渡しても霧とペンションばかりが並んでおり、どことなく映画で見る北米を連想させるような雰囲気でした。

快適に一晩過ごすことができました。

普段は和食派ですが、こういうときは美味しい
続いては、この日の目的地。白神山地と恐山のどちらもこの旅で行ってみたい場所でしたが、一日で両方は難しい。
ただ、せっかくなら本州最北端まで行ってみたいし海鮮も食べたい。昨晩決めたこの日の宿代わりとなるキャンプ場までの動線も考え、大間→恐山と目指すことにしました。

意外とタコや帆立が美味しくてびっくり。


最北端の大間から下北半島を南下して、ついに恐山へ。日本三大霊場に違わぬ空気で、出る頃には二人とも少し放心気味になっていました。




北日本特有のエゾイトトンボというらしいです
思ったより散策が長くなってしまった2日目。恐山境内の温泉にも入った後、昨夜調べたキャンプ場へ急いで移動。
なんとか辿り着いたとき、周囲は真っ暗。ただ、立地は奥入瀬溪谷に続く十和田湖沿い、かつ2人で1,000円少々と破格のお値段。落ち着いた夜を過ごすことができて感謝です。

充実した時間を過ごせました
◾️3日目
朝はテントの外から聞こえるカラスの鳴き声で起床。昨晩見えなかった十和田湖を軽く眺めた後はてきぱきと撤収。まずは奥入瀬渓流を散策。


車を停めて、遊歩道を散策

その後は酸ヶ湯温泉まで移動。昔採用で関わった後輩から勧められたこともあり、ぜひ訪れたかった温泉地です。立地も事前に調べてなかったのですが、奥入瀬渓流からそのまま車で八甲田を登る、ちょうど良いアクセス。
高原の晴れた天気で気持ちよく、温泉自体も強酸性で素晴らしい泉質。ここまで来た価値を感じさせてくれるひと時で、機会があればまた近隣の温泉巡りをしたいとも思えました。

予想以上に広く立派な建物でびっくり

大浴場はさらに圧巻の木造建築でした
秋田経由での帰り道を考えていると、ちょうど弘前城と白神山地があることに気付き、せっかくならとそれぞれ立ち寄ることにしました。
※ちなみに弘前城は現在天守閣の保守工事中で、内部見学はできないので注意です。


弘前城を出た後は、白神山地を15分ほど散策するだけと思っていたのですがここで誤算が。勢いのままに進んでしまい、結局は一番奥の暗門の滝含めた一周コースになってしまいました。ただ白神山地の大自然を思う存分味わうことができたので、後悔はありません。



アブにたかられすぎて、それだけはつらかった、、

今回の旅行で一番の迫力!


がっつり散策したことにより、白神山地を出発した時にはすでに午後4時半。宿も決めてなかったので車中泊でもと考えていたのですが、気合いで栃木県の自宅まで帰ることに。下道12時間を交代で運転し、翌朝4時にはなんとか辿り着くことができました。
◾️最後に
今回は就農前ということもあり、気合いと体力でなんとか工夫するような弾丸旅行でしたが、学生時代を思い出すような楽しい旅になりました。
一昔前は、旅行や遊びにここまでお金を惜しむこともありませんでした。それはそれで楽しかったのですが、今回のように安い宿やキャンプ場を探しながら、行き先もその日に決めて走り回る旅にもまた違った良さがあります。
来年から農業を始めれば、こんな無計画な旅はなかなかできなくなるはず。一方で、まだ見たことのない景色はたくさんあると気づきました。
それまではもう少し、今のこの生活を楽しんでいこうと思います。
