見出し画像

読めないのに、見ない。

最近、

我が家では、

忍たま乱太郎のエンディングテーマが流行っている。

家族三人で、

よく歌っている。

先日、

僕がこんな提案をした。

「テレビ見んと歌ってみようや。」

僕と妻は、

歌詞を見ないように、

テレビから目をそらした。

すると娘も、、

目次

1.最近、家族で歌っている

2.テレビを見ずに歌ってみよう

3.娘も必死に目をそらす

4.いや、見ていいねんで

5.4歳は耳で覚えている

1. 最近、家族で歌っている

最近、

我が家では、

忍たま乱太郎のエンディングテーマが流行っている。

エンディングになると、

三人で歌う。

ただ、

歌詞が少し難しい。

覚えているのはこんな感じ。

娘は8割くらい。

妻は6割くらい。

僕は5割くらい。

……。

4歳が一番覚えている。

ちなみに娘は、

まだ文字をスムーズに読むことはできない。

だから、

テレビに歌詞が出ていても、

それを読みながら歌っているわけではない。

ほとんど、耳で覚えている。

2. テレビを見ずに歌ってみよう

先日、

夜ご飯を食べながら、

いつものように忍たま乱太郎を見ていた。

エンディングが始まった。

そこで僕が、

ちょっとゲームっぽく言ってみた。

「どれくらい歌詞覚えてるか、

テレビ見んと歌ってみようや。」

僕と妻は、

普段は画面に出てくる歌詞を、

少なからず頼りにしている。

だから、

テレビを見てしまったら答えが分かる。

僕は、

テレビが視界に入らないように、

顔を上げて天井を見た。

妻も、

下を向いた。

これなら、

歌詞は見えない。

さあ、

どこまで歌えるか。

3. 娘も必死に目をそらす

すると、

隣にいた娘も、

僕たちを見て、

テレビから目をそらした。

しかも、

結構必死。

絶対にテレビを見ないようにしている。

僕と同じように、

顔を違う方向へ向ける。

チラッと見ることもしない。

真剣である。

その姿を見て、

僕は歌いながら笑いそうになった。

だって、

娘よ。

あなたはテレビ見ても、

歌詞読めませんから。

字が読めないのにテレビから目線を逸らすノノ

4. いや、見ていいねんで

僕と妻がテレビを見ないのには、

理由がある。

歌詞が読めるから。

見たら、

答えが分かってしまう。

でも娘は違う。

まだ4歳。

テレビに歌詞が表示されても、

それを追いながら歌うことはできない。

だから、

テレビを見ていても、

何のカンニングにもならない。

でも、

そんなことは関係ない。

お父さんが上を向いた。

お母さんが下を向いた。

だから、

私も見ない。

なんだか、

いっちょ前だった。

「私も同じルールでやってますけど?」

みたいな顔で、

必死にテレビから目をそらしている。

こういう、

大人と同じことをしたがる娘が、

僕はたまらなく好きだ。

5. 4歳は耳で覚えている

そして、

もう一つ気づいた。

娘は、

僕たちとは少し違う方法で、

歌を覚えている。

僕と妻は、

耳で聞きながら、

画面に出てくる歌詞にも助けてもらう。

でも娘は、

ほとんど耳だけ。

何度も聞いて、

何度も歌って、

少しずつ覚えていった。

だからなのか、

三人の中で、

一番歌詞を覚えているのは娘だった。

娘、8割。

妻、6割。

僕、5割。

文字が読める大人二人、

普通に負けている。

それでも娘は、

僕たちと同じように、

絶対にテレビを見ない。

必死に顔をそらして、

歌っている。

いや、

だから。

見てもええねんで。

でも、

そんなことは言わずに、

僕もまた天井を見ながら歌った。

たぶん娘にとっては、

歌詞を見ないことより、

お父さんとお母さんと同じことをしていることの方が、

大事なんだと思う。

そんな、

ちょっといっちょ前な4歳が、

今日もかわいい。

いいなと思ったら応援しよう!