4歳が『甘いと塩のバランス』を語り出した。
妻は、
甘いお菓子も好きだけど、
どちらかというと塩系のお菓子が好きだ。
そして、
よく言う。
「甘いのと塩のバランスが、ほんまにええねんな。」
先日、
娘と二人でおやつを食べていた。
すると、
ほぼ同じ言葉が、
4歳の口から出てきた。
目次
1.妻のおやつの楽しみ方
2.甘いと塩のバランス
3.娘と二人のおやつ
4.4歳から出てきた言葉
5.そこまで引き継ぐんや
1. 妻のおやつの楽しみ方
妻は、
どちらかというと、
塩系のお菓子が好きだ。
チョコレートより、
ポテトチップス。
でも、
塩系だけを食べたいわけではない。
少しチョコレートを食べて、
ポテトチップスを食べる。
甘い。
塩。
また甘い。
また塩。
この組み合わせが、
最高らしい。
家族三人でおやつを食べていると、
妻がよく言う。
「甘いのと塩のバランスが、
ほんまに美味しいねんな。」
最初は、
そこまで意識していなかった。
でも、
言われてみると確かに美味しい。
甘いものだけを食べるより、
途中で塩気が欲しくなる。
そして、
ポテトチップスを食べたら、
また甘いものが欲しくなる。
僕がこの楽しみ方を知ったのは、
妻と出会ってからだった。
2. 甘いと塩のバランス
そして先日、
娘と二人でおやつを食べることになった。
家には、
フィナンシェやチョコレート。
ポテトチップスなどもあった。
僕は娘に聞いた。
「今日、何食べる?」
娘は、
「フィナンシェ。」
と答えた。
今日は甘いものの気分なんやな。
そう思って、
二人でフィナンシェを食べ始めた。
美味しい。
娘も嬉しそうに食べている。
そして、
フィナンシェがなくなりかけた頃だった。
3. 娘と二人のおやつ
娘が、
僕に言った。
「ポテトチップスも食べたいねん。」
まあ、少しくらいいいか。
そう思っていると、
娘は続けた。
「甘いのと塩の両方のバランスが、ほんまにええ感じやねんな。」
……。
さらに、
「これを楽しみたいねん。」
「お父さん、
ポテトチップスも食べていい?」
僕は、
思わず笑ってしまった。

4. 4歳から出てきた言葉
言ってること、
完全に妻やん。
フィナンシェを食べたあと、
ポテトチップスを欲しがる。
そこまでは分かる。
でも、
「甘いと塩のバランス」
まで語り出すとは思わなかった。
しかも、
「これを楽しみたいねん。」
4歳とは思えない。
おやつの楽しみ方が、
妙に一丁前である。
僕なんて、
この「甘い→塩→甘い」の良さに気づいたのは、
30代になってからだ。
それを娘は、
4歳ですでに習得している。
早い。
早すぎる。
5. そこまで引き継ぐんや
でも、
面白いのは、
味の好みだけじゃない。
言い方まで妻とそっくりだった。
娘はきっと、
家族三人でおやつを食べながら、
妻が何度も言っていた言葉を聞いていた。
「甘いのと塩のバランスが美味しい。」
それを覚えて、
自分でも使っている。
子どもって、
本当に親のことをよく見ている。
行動だけじゃない。
言葉も、
口癖も、
おやつの楽しみ方まで。
少しずつ、
娘の中に入っていく。
そして、
ある日突然、
娘の口から出てくる。
今回は、
完全に妻だった。
フィナンシェを食べ終え、
ポテトチップスを食べる4歳。
そして一言。
「甘いと塩のバランスが、ほんまにええ感じやねんな。」
はい。
完全に、
お母さんの娘です。
