関わらなかったことを引きずる
単発の教室に、身体の不自由な方がお身内に付き添われていらっしゃった。マスクの中の小さな声で、病気の名前をおっしゃった。付き添いの方は日本語が得意ではなさそうで、参加せずに見ていた。
今日はいつもより生徒さんの数も多かった。お一人ずつ声を出してもらうようなところも、グループごとで進めた。動きも、ほとんど座ったままにした。
だから、その方がどの程度できて、何ができなかったのかは、わからなかった。敢えて分からないようにした、とも言える。
終わった時、参加してどうでしたか?と、尋ねるべきだったかもしれない。
そのことが帰り道、気になってしかたなかった。
継続的な教室なら確認しただろう。でも今日の場合、次回も来るかどうかは、どなたにとっても自由だ。
それに、「私なら特別視されたくない」という自分勝手な思いもあった。
本当は、ちゃんと声をかけるべきだったのかもしれない…
そんな「関わらずに済ませてしまったこと」を、今日も引きずって帰ってきた。
