【ストックイラスト】有料ストックを始めて数ヶ月が過ぎたので各サイトの所感
以前こちらの記事でイラストACだけでなく有料ストックも始めた旨を書きました。
Adobe Stockの却下にイライラしたり
iStockのコントリビューター審査に再戦で勝ったりしながら過ごしております。
なんでしばらくnoteを書いてなかったかといいますと、語れるような成果が全然まったくなかったのと、noteを書いてる暇があったら作品を1枚でも増やすべきタイミングじゃない?と思ったためです。
でも気づきも溜まってきたしぼちぼち放出したい〜と思いこれを書いてます。
ベーシックなパスイラストを模索し始める
前もリアルすぎない食べ物シリーズはAdobe Stockに通らなすぎて限界かなあ…って思ってる話をしてたんですが、まあ厚塗りは不可能にしても最初からパスで絵が描けた方がいいだろうと新たな画風の模索に乗り出しました。
本当に画風や技術の模索(人物や動物、野菜のパスイラストなど)をしてる部分もありますが、ストックイラストの諸先輩方が「矢印・吹き出し・ボタン・流体シェイプ・メンフィスなどをやるのがオススメです」と書いてくださってたので、この際にといろいろ手を出しました。
幾何学図形をパスファインダーで抜いたりつけたり、リフレクトや回転ツールでぐるぐる回したり、反射ツールでうにょうにょしたりしてると、ブラシを使ったフリーハンドなパスイラストの方も明らかに上手く早くなってきているので、千本ノックのような気持ちでやるのは正解だったと思います。
人様の素敵なあしらいなパスイラストを見た際に、「あんな複雑な絵は描けない」もしくは「一作に数十時間かかるから今は無理」という意識は起きますが、イラレイラスト制作が苦手という意識はなくなってきたかも。
また、実際に作ってみて初めて、自分の趣味というか好みというか
これは向いてないかも…とかがわかってきたり。
・線画表現
→自分の線選びに自信がなく、また矢印や吹き出しなどでも線の表現より線なしで面的に処理された作品に魅力を感じやすい。
・「CG」って感じのリアル寄りグラデーション表現
→昔から明確にアナログっぽい水彩や厚塗りが好きで、3DCGっぽい表現をやってみたいと思ったことがない。なのでCTAボタンは手を出しかけてできなすぎてやめました…。
最近の各ストックサイトについて
Adobe Stock
審査の却下が!!ストレスすぎる!!!!!
タイトル・タグの工夫や、色違いなどのマイナーチェンジで枚数を増やすことはしない方針でかなり通るようになったものの、それでも初出の作風が全く基準不明で一定数落ちるのでそういうもんなんでしょう(諦)
あまりに長々審査したあげく却下なのでリアル調厚塗り画風ベクターをやめてパスの素直な作品に切り替えたら「品質の問題」で却下されることは全くなくなりました。が、今のところダウンロードされてるのは全てリアル調厚塗り画風ベクターなので本当に勘弁して欲しい。Adobe Stockの審査基準ではこの作風いらんかもしれんがお客様は望んでるって!!
「品質の問題」で2回落とされた「リアル調厚塗りベクターのトマト(単品)」を試しにPNGで出してみたらなんと通りました。ベクターで2回通らなかったらサイズアップしてPNGで審査もありだなと思う一方、一覧に並んだ同じ画風なのにかたやベクター有りかたやラスターしかないのはお客様には迷惑では…と思わなくもない。
だいたいの作品が長くても7〜10日以内には通過か却下の判断が降りるのに、初めて作ったメンフィスがずっと審査中で、どうせダメなら早く判断してくれと思ったら22日かかって採用になりました。怖くてメンフィス2作目以降を作る気にならないんですがメンフィスを出してるみなさんこうなの?
フォントで文字を入れたやつは今のところもれなく通りません。文字なしにすると通りました。実はフォントのプロパティリリースつけないとダメとかあるんですか…?(類似却下だから関係ないと思うけど)
ザ・ストックのあしらい!みたいにキレイキレイしようとすると落ちるので、「sample text」が入ってたら「類似」にするくらいまで雑に機械審査されてるかもしれないと疑っています。
セット品の配置も、左上の一個だけ大きくして出したりとか、整然と並べないのは効いてる気がします。
あとタグはAdobe Stockがおすすめしてくるやつは安易にペタペタつけない方がいい気がする。よくあるタグが揃いすぎると審査に落ちるのでドンピシャ以外は避けてますが、そうすると審査は通るもののこの作品はどこから見つけてもらえるんだろう…と思わなくもない。
作品の良し悪しじゃなくて機械審査を掻い潜る方法を常に考えてる感じのストックサイトになってるのでたまに辞めたい〜となります。
売上は累計14回です。少なーい。かなしーい。これでも他ストックより多い。販売点数は2ヶ月半くらいでようやく100点を超えました。
今頑張っているパス系のダウンロードが今後増えてくれない場合詰んでしまう…。
Shutterstock
データ作りの先生。
まだ売上はありません。
あと毎回審査に3週間くらいかかります。作品単位で3週間じゃなく、例えば私の最初の審査待ち作品の順番が来たら、同じく審査待ちに溜まっていた作品を100枚ドカッとまとめて通されてる印象。
あとただの色違いが全く通らない。三色出したら一色だけ選ばれて通過しました。でも白背景(透過)と黒背景みたいな印象がかなり違う色違いは通った。並べ方変えたりちょっとだけマイナーチェンジしたら通るのかはこれから要実験。(審査に3週間かかるため)
唯一の売上ゼロストックサイトでも割と好きなのは、超単純なデータミスを審査に入る前のアップロード時点で弾いてくれるからです。
この機能他ストックじゃ無いんですよね。
本当はお客様の利便性のために残しておきたいようなパスのアウトラインやアピアランスの分割も必須になっちゃうので全部が全部ここ基準に合わせたくはないんですが、
・アートボード外にオブジェクトがある
・ウィンドウが2つ以上開いてる
・ロックしたままのレイヤーがある
とかそれは仕様じゃなくて凡ミス!みたいなのを審査を何日も待つ前に教えてくれるのが非常にありがたい。
ここに先にアップロードできるかだけでも試しておくと、他サイトにアップする前にミスに気付けます。
審査通過後の削除は自分ではできなそう?(審査が長かったため審査中に直せたからやったことがない)
あとは売上が立ってくれるといいんだけどなあ。
iStock
審査がすごい早い。だいたいその日中には通ります。
問い合わせの返信も翌日くらいにはくれて健全。(あんまり寄り添った回答は来ないけど)
コントリビューター審査は厳しかったのに投稿物は作品内容で弾くことはなく割となんでも受け入れてくれます。色違いも3色ならするっと通りました。
結構ここだけで起きた事象もありました。
・「メンフィス」は著作権が絡むワードだからタイトルへの記載はNG
・矢印84個セットを出したらサムネで見づらいからもっと数を少なくして出してと差し戻し
・ブラシで作成したテクスチャが入っている作品には著作権のプロパティリリースを求められる。(著作権で来るから初めての時はビビりますが、これソフトについてるデフォルトブラシを使ってるので商用可なんですよ〜みたいなプロパティリリースを作れば普通に通る)
・審査提出後の作品は自分で消せない。問い合わせると販売ページを削除してくれますが、提出バッジにリンクが切れた残骸が残ります。スッキリしない。
・審査NGの残骸も提出バッジから消せない。こっちの方が赤文字要修正が残り続けるので鬱陶しいかも。作品データやタグ・タイトルの差し替えはできるので、審査NG枠を使って似たような別作品を出して修正したことにした方がすっきりするかもです。
・タグはiStockに予め存在する語彙の中からしかつけられない。白菜のイラストにキャベツとレタスしかつけられないとかが起こるので、日本固有のモチーフやニッチな題材はタグ付けに困るかも。でもつけられるつけられないがはっきりしてるので、個人的には嫌いじゃないです。審査に出してからNGじゃないのはやはり良い。
こちらは1点だけ売上がありました。リアルタイムで売上報告が来ないのが張り合いがないとおっしゃる方もいますが、毎日無風だ…ってつらい気持ちで過ごさなくていいかもしれないと今は感じています。
PIXTA
ここも審査はかなり早い(基本平日なら当日中〜翌日)ですが、たまに5日くらいかかってる作品は何に引っかかってるか謎です。即通過と長いやつになんも基準が見えない。でも審査が長いやつもやがて全て通りました。
色違いは3色くらいならするっと通りました。
データアップロード以降の削除は投稿上限数を消費します。できればShutterstockでデータミスをなくしてからアップロードしたい。
あと審査通過後の作品削除に30日かかります。まあいいかレベルならほっとくし、どうしても消したい理由(データ不備でお客様に迷惑かけるかもとか)がある場合がほとんどと思うのでやきもきします。
提出し始めて3回目の更新日で順調に提出可能数上限が300枚まで増えました。先月の100枚上限も25枚分ほど使いきれず…だったので、300枚なんていけるのだろうか。
累計売上7回(全て定額制)ですが、ここだけリアル調の食べ物だけでなく挑戦中のパスイラストも売れてるのでめちゃくちゃ励みになります。心の支えかもしれん。ダウンロード通知にありがとうございますありがとうございます😭ってなってる。
【無料ストックなので番外】イラストAC
有料ストックがあまりに泣かず飛ばすなので再開。
他の方が紹介してくださってるイラレHOWTOを練習しつつ、そのまま出してもパクリにならないであろう超普遍的な柄(ドット、ストライプ、幾何学図形パターン、アレンジのない基本の和柄)かつ、Adobe Stockなら類似で真っ先に審査に落ちそうなのを出してます。(出しかたはさすがにユーザーが使いたくなる状態かとか多少考えてますが。)
どんなささやかなものでもダウンロードされるのがモチベーションになります。量と継続が勝負ですが、1000点投稿できたら今と世界観変わりそう。
リアル調の食べ物イラストは元々ここで育ててた作風で、先日も「リアル調の画風がよかった」とコメントをもらって非常に揺れました。
イラストACは著作権譲渡なので、私の代表的な作風をここに全振りしていいのか?Adobe Stock以外でなら審査も通るし、なぜか品質の問題で審査に通りにくいAdobe Stockでも審査に通ったリアル調食べ物イラストだけが売れてるよ?(本当に意味がわからん)っていう…。
何度も悩みましたが、一旦はやはり有料ストック向けとしておき、イラストAC用には増やさないかなと思います。イラストAC既存のリアル調作品もめちゃくちゃダウンロード数が多いわけではなく、刺さる人には熱烈に刺さるって印象ですし。
しばらくの方針
Adobe Stockの審査に通りやすい作風ってもしかしてこういうのか…?みたいなのを実際作って検証したり、イラストACにとにかく量を増やしたらどうなるかなどいろいろ試しています。
また発見があればこういう記事を作成したいです。(○月売上まとめとかを出すにはあまりに貧弱な実績なので…。)
