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ひさびさ日本に行ってきました その3

さて続きです。2026年の東京里帰りで感じたものを、正直に書いてみます。

東京が特別で無くなっていた

東京で何見るって考えても、もう思いつかないのですよ。父方は葛飾区、北海道から出てきたワイルド祖父母も、私が生まれた頃は江戸川区に家買っていました。よく預けられていたので、下町には馴染み深く、今ちょうど見終えた「不適切にもほどがある」の設定に笑ってしまいました。

父の方の祖父母は着物で、すべて江戸前食品で生きていました。肉食べない。魚のみ。佃煮、海苔、みつまめ、だいたい地元の老舗で買っていました。昭和どころじゃない。笑

東京は、この地域行けばこの専門店が並んで選び放題、みたいなのが良かったのですが、こういうのもだいぶ縮小してしまいました。

ちなみに私はビンテージジーンズやハワイアンシャツ、ビンテージ時計などを大学時代に売買していた団塊ジュニアで、夫はトランスフォーマース、永井豪ロボ、中古エレキ改造オタクです。2年前はお茶の水でギター探しましたが、これならここで買わなくってもいいなで終わってしまいました。結局、原宿のフェンダーフラッグシップの限定もの買ってさ。

今、倍の価値になっています。
若者よ。こういう投資もあるぞ。

今回は息子に裏原宿やラフォーレで90年代リバイバル、ヴィジュアル系みたいな服買わされました。こういうのは東京は相変わらず良いかも。

中野や高円寺にも行ったのですが、それほど特別なものがある場所では無くなっていました。雰囲気だけ。ノスタルジアから、そういう場所に行ってしまうのですが、2人とも「ああいうのは終わったんだな」というのが、正直な感想です。

これは良いとか悪いとかの話では無く、マニアの趣味が大衆化し、買いつくされた挙句にそのスタイルが記号化され、その記号を消費者に効率的に提供する商売に変わったのだろうなと。

かえって埼玉や千葉の郊外の中古品チェーンの方が驚きがありました。

こうなってくると、もう東京に拘る意味はあるのだろうか?
孤独のグルメの五郎さんみたいな人は今でもいるのだろうか?
そりゃ副首都の話出るわ。

アニオタ、アイドル産業の変化

2年前に来た時も、秋葉原でそういうのが淘汰されていくのに気が付きましたが、その時はまだ池袋をはじめ、繁華街にいけばどこもかしこもアニメアニメアニメ。テレビをつければ、キャピキャピアイドルでした。どれも量産型のスタイルで区別がつきませんでした。これも消費者に広く浅くウケるように効率化した結果だったのでしょう。

そしてやっと終わりましたかね。
これもAIの影響でしょうか?
1秒で量産できちゃうから?
加工できちゃうから?

かわりに、ちいかわだらけに。

日本に来るまで、何だか全く知りませんでした。さらに衝撃だったのは、池袋の元トヨタアムラックスが、ちいかわパークになっていたところです。以前にもどこかに書きましたが、

私は大学生の頃、アムラックスの初期のクリーンメイトだったのです。
中身これでもギャル。土木ギャル。
作業着もキュロットコスも着こなすフェミ。(恐怖)

一応あれは結構ちゃんとした面接受けてなるのですよ。正社員のスーツ着たスタッフやモデルみたいな人たちには、客が声をかけられないらしいのです。なので話しかけやすい雰囲気のお姉さん、お兄さんを各階に置いていたのです。

自分たちは何もしない。謎パフォーマンスしてるだけ。そして時給は良い。人生で一番楽な仕事でした。上階は高級車フロアとジャズクラブ、地下はスポーツカー展示。たまに有名人だろうなという外国人や、産油国のお金持ちみたいな人も来ていました。

そのスポーツカー展示があったとこで、ちいかわが踊っていた!笑
あれから30年…改めてすごいなバブルからの日本の変化。衝撃だわ。
ル・マンがちいかわですよ。

どうなっているんだ。この国は。
あと気が付いたのはガチャガチャだらけ。いい大人がガチャガチャしている。これは前は無かった。いやあったけど、ここまでじゃなかった。

多様性の記号化

このガチャだらけ現象を理解しようとしています。私の分析では、2年前に聞いた「推し活」ポップカルチャーに伴う消費や「属性」の主張が簡略化し、歩き回って物を探す喜びさえ手間となった。それをガチャという数百円の射幸心とミニチュアキーチェーンのような記号に置き換えた。

ネットコンテンツのように目まぐるしく変化、ありとあらゆるものがオタク対象になる多様化した需要にガチャが一致した。また、フィギュアはアクリル板に、コスプレに代わり、バッグにジャラジャラの方向になった。

秋葉原や中野のような面倒くさいオタク文化は下火。今も観光として残っているが、外国人も気付いている。

だいたい合ってます?
ほら私、本当に「ふてほど」のお父さん状態なので怒らないでね!笑

あれ?

でも考えてみると、80年代後半もこれだったような。ミニチュア消しゴムとかプラ板とかシール集めとか、幼児向けっぽく見えて大人ウケするサンリオキャラとか。

サイクルなのか。
となると…

オヤジギャル、コギャル、ヤマンバギャルもいつか復活する。
できれば土木ギャルに進化して欲しい。

次が最終回です。たぶん。

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