Haute42 W-P1 箱出しの状態でも満足度の高い軽量レバーレスコントローラー
今回は Haute42 | COSMOX の、W-P1を使った感想をまとめていきます。
W-P1はタッチパネルを搭載し、Shadow Matcha Switchを採用したレバーレスコントローラーです。
こちらはHaute42|COSMOX-JP【公式】様からご提供いただきました。
公式ページはこちらから。
アリエクスプレスにも公式ショップがあります。
はじめに
こちらはワイヤレス接続も可能なモデルですが、現時点では技適の承認番号が確認できなかったため、有線利用のみでのレビューとなっています。
なお、メーカー様に確認したところ現在技適取得に向けて手続きを行っているとのことです。
予めご了承ください。
特徴
・操作が軽快で、レバーレスコントローラーに適しているスイッチが初期搭載されている
・タッチパネルで設定が完結する
・非常に軽く持ち運びに便利
1.箱・付属品
外箱です。黒地に紫のロゴがデザインされている化粧箱です。
しっかりした作りの箱でワクワクする開封体験も味わえます。


付属物は、
・ケーブル
・スイッチプラー
・ボタンプラー(ギターピックの形のようなもの)
・USBドングル
・予備のスイッチ2個
・ボタンブロッカー4個
・説明書
となっています。

2.本体と仕様
今回頂いたのはホワイトカラーのモデルです。ブラックもあり2色から選ぶことが可能です。
サイズは331.2×215.5×20.6mm
重さは880g
となっています。
ケース素材はプラ系。
なかなか軽く取り回しが良いです。

裏には前面に滑り止めが敷かれています。膝置きでもズレにくいのがいいですね。

ボタンはお椀のように丸っこい形をしています。
スライド押しする人もやりやすそうな形状をしています。

左上にはスライド式の各種切り替えボタン、右上には各種ボタンが配置されています。


上部真ん中にはタッチパネルがあります。
スマホのように指で操作することができ、設定などはここで行います。

一体型ケースのため、天板にイラストを挟むようなカスタムはできません。
空きスペースはそれなりにあるのでステッカーを貼るなどのカスタムになりそうです。
Type-C接続は上部と左側の側面、USB接続は右側側面に差込口があります。上部側面は、ケーブルがすっぽ抜けないようにカバーを付けられる形になっています。

3.ライティング
こちらのレバーレスコントローラーはボタン周りのLED設定ができます。
カラーや光り方を設定することが可能です。
ボタンは透過しない素材なので、ボタンの周囲が光ります。上品なイメージですね。


4.スイッチと打鍵感
こちらにはShadow Matcha Switchが搭載されています。

前列真ん中(クリアボディにピンクステム)がSaker Miniです。
Shadow Matchaのスペックとしては
Material: POM
Total Travel: 1.8±0.3/-0mm
Operation Force: 35±10gf
Tactile Force: 35gf
Return Force: 15gf min
Pre Travel: 0.8mm±0.30mm
(公式アリエクスプレスより引用)
現在使用しているSaker Miniは
Actuation Travel:0.80±0.30mm
Total Travel:1.8±0.3mm
Actuation Force:37±10gf
Return Force: 15gf/min
上記2スイッチはほぼほぼ同程度で似たような性能となっています。
ただし、打鍵音はShadow Matchaの方が低い音が鳴ります。コトコト音に近く、Saker Miniの方が高くパチパチと鳴りやすい傾向があるように感じました。
他のHaute42のレバーレスでは、最初からShadow Matchaが搭載されているものは現在コチラのみとなっています。
5.S16との比較
Haute42 S16も所持していますので、比較していきたいと思います。
前提として、S16はスイッチをSaker MiniとSilent Purple Swallowtail Mini等に交換してあります。
本体サイズは二倍以上の差があります。

しかし天板が大きいので、実際のボタンの大きさや配置に関しては大きく変わらない印象です。W-P1の方がボタン配置にやや余裕があり、上下に少し開いているように感じました。

また、S16はアクリル積層ですが、W-P1はプラ系のケースとなっています。
そのためS16は700g、W-P1は880gとサイズ差の割には重量差は180gとなっています。


ボタンの形も異なります。
W-P1はドーム状で、丸みをより帯びた形状となっています。
S16の方が円柱に近い形をしています。
S16でもスライド押しは出来ますが、W-P1の方がよりスライド押ししやすい形です。
また素材も、W-P1のボタンはPBT製となります。

6.ソフトウェア
設定はタッチパネルで行いますので、PCに接続せずとも本体単体で設定できます。
タッチパネルを左スワイプすると設定メニューが出てきます。

7.実際の使用感
前提として、
・パソコンに有線接続
・Steamのストリートファイター6をプレイ
という条件での感想になります。
まとめると
・操作が軽快で、レバーレスコントローラーに適しているスイッチが初期搭載されている
・タッチパネルで設定が完結する
・非常に軽く持ち運びに便利
ということが挙げられます。
まず、とても軽いです。膝置きで長時間プレイしても疲れませんし、重くて痺れてくることもありません。
オフの大会や対戦会にも気軽に持ち運べる重量です。
操作感はS16(Saker Mini カスタム)と大きく変わりません。
必殺技やコンボなども同じ感覚で出せます。SAに関しては確実にW-P1の方が出しやすく感じました。
有線利用での遅延やラグも特に感じることはなく、快適にゲームがプレイ出来ました。
また、PBT製のボタンとShadow Matcha Switchの組み合わせは打鍵音が非常に良く、カタカタコトコトとまるでちょっといいキーボードのような音がします。
打鍵音にこだわる人には刺さりそうだと思います。
ボタン音は大きい方ではありませんが確かに鳴りますので、静音性にこだわりたい人は静音スイッチへ入れ替えるほうがいいかもしれません。
また、非常にポイントが高い点として、最初からShadow Matcha Switchが搭載されている点です。
ロープロファイルスイッチの中でも、
Total Travel: 1.8±0.3/-0mm
Operation Force: 35±10gf
という性能であり、押し込む距離が短く、また軽い力で操作できるのが魅力です。この性能のものは数少なく、このレベルのスイッチが初期搭載されているのは高評価です。
やはり、トータルトラベルが長く押下圧が重いスイッチよりも、短いストロークかつ軽い力で操作できるスイッチのほうが、格ゲーとの相性が良いと個人的には感じています。
また、設定が本体のタッチパネルで行えるのが便利です。
毎回PCで設定画面出してキーコンフィグ開いて…という手間がないので、さっと変えられるのが魅力です。
特にS16のキー設定はわかりにくかったので、とても進化を感じました。
8.おすすめユーザー
・箱出しのままで性能がいいものを探している
・膝置きスタイルで長時間プレイすることが多い、オフ対戦会に参加することが多い人
・コントローラー設定はわかりやすい方がいい
非常に軽量かつ操作感のいいレバーレスコントローラーです。
長時間使っても疲れることがなく、また初期搭載のスイッチが高スペックなのでカスタムせずとも軽快な操作感が得られるのが魅力的です。
各種設定も本体のタッチパネルで操作できるので、直感的に行えるのがいいですね。
Shadow Matcha Switchは現時点では単体販売されていませんが、今後販売予定とのことです。レバーレスユーザーだけではなくメカニカルキーボードユーザーにも人気が出そうな性能のスイッチだと感じましたので、今後の展開にも期待しています。
