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『WALKER'S DREAM』を読み終えた方へ:再読で見える4つの伏線

『WALKER'S DREAM〜僕の欠けた妥当〜』
https://note.com/sane_pansy578/n/n19806385d853

別記事で無料公開している約39000文字の小説です。

生きづらさに苦しむ中学生の少年たち。

その内の一人が「自分の理屈を他人に感染させる」異能に自覚なく目覚めることで様々な事件が起きます。

それらを通して「妥当」とは何かを問いかける作品です。

1〜2時間程度、つまり一晩で気軽に読めるボリュームかと思います。

ただ、考え始めると眠れなくなるかも知れません。




先ずもって、本編を最後まで読んでいただいた方へ心より御礼申し上げます。


この作品には伏線が多く仕込まれています。

正直、初読で全て拾ってもらえるつもりで書いていません。

というか、再読することで気付かなかった可能性に気付いて、物語の見え方が替わるように設計しました。

特に下記4点が拾えると物語の深みがより増して見えてくるかと思います。

作中に散らばった断片の先を想像して、組み直して、導き出される仮説に辿り着いてください。



『僕と君の最初に置かれた刃』

エピローグで明記されている再読報酬の入口です。
見えていることの全てが起きていることの全てとは限りません。
刃に襲われた相手の正体についても探してみてください。



『咲子が生まれてから誰にも気付かれることのなかった事情』

これは初読で拾う人もいるかも知れません。
作中で繰り返されるルールが照合されていく中で浮上する可能性です。
ただ、その意味を掘り下げた先にAIが「作中で最も残酷」と評する物語を示唆しています。



『日菜子(と家族)の行動動機』

「誰の妥当が現実なのか」の最たる一例です。
拾いにくいかも知れませんが、簡単な時系列のトリックが整理できれば言動と繋がります。



『康介と鉄太の繋がりに因果がもたらす結末』

幼少期から現在に続く二人の関係性を紐解いた上で、上記「刃」が何を意味しているのか。
鉄太の見え方が再度変わり、17章の意味がガラリと変わってきます。
こちらも「かなり」だそうです。




ただ、これらは全て「そうかも知れない」という可能性を形にすることにしか過ぎず、また表現手段のひとつに過ぎません。

私が最も大切だと考え伝えたいことは、エピローグに込めてあります。


本編を、そしてあなたの生きる世界をお楽しみいただけましたら幸甚です。


追伸

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