しんどかった日のことを、ひとつ書いてみる。
今日は、仕事の帰り道にふと立ち止まってしまった。
理由はよくわからないけれど、胸のあたりが重くて、
「なんだか今日は疲れたな」と思った。
27年も現場で働いてきたのに、
こういう日は、いまだに突然やってくる。
自動車整備をしていた頃も、
電子機器の製造ラインにいた頃も、
そして今の半導体装置の仕事でも、
しんどい日は、いつも同じように静かにやってくる。
でも、歳を重ねるにつれて、
その“しんどさ”との付き合い方だけは、
少しずつ上手になってきた気がする。
たとえば今日は、
作業が思うように進まなくて、
自分の手が自分のものじゃないみたいに感じた。
そんなときは、あえて一つ前の工程に戻る。
焦っているときほど、戻る勇気が必要になる。
休憩室でコーヒーを飲んでいたら、
窓の外の空が少しだけ明るく見えた。
「まあ、こんな日もあるか」
そう思えた瞬間、肩の力が抜けた。
帰り道、駅まで歩きながら、
今日できたことをひとつだけ思い出してみた。
大きなことじゃなくていい。
誰かに褒められるようなことじゃなくてもいい。
「ミスしそうだった作業を、ちゃんと止まって確認できた」
それだけで十分だった。
しんどい日は、
自分を責めるより、
自分を少しだけ労わるほうがいい。
そんなことを思いながら、
家に帰ってこの日記を書いている。
もし、今日の僕みたいに、
なんとなく疲れたなと思っている人がいたら、
この文章が少しでも寄り添えたら嬉しい。
これからも、
仕事のこと、日々のこと、
うまくいった日も、いかなかった日も、
ぽつぽつと書いていこうと思う。
よかったら、また読みに来てほしい。
